歩いている時にちょっとよそ見(歩きスマホに非ず)をしていたら、消火栓を示す鉄棒に横っ面を含む体を思い切りドーンとぶつけてしまいました。当然後ろに倒れて尻餅をついてしまいます。そこまではいいのですが、立とうとしてもなぜか体が立ちたがらない、後ろに倒れたいという欲求のようなものが強く働いて起き上がることができず、仕方なくそのまま後ろにひっくり返りました。もちろん頭を打たないようにゆっくりと、受け身もとってそっと置くように倒れることは忘れません。頭は打たなかったにしても脳が少し揺れたんですかねぇ。体が無意識にすぐに立つのは危険とでも判断したんでしょうか。しばらく休んだだけですぐに立って歩けるようになったし、今もなんともないので大したことはなかったのでしょうが、夜で周りには誰もいなかったのでもし打ちどころが悪かったら・・・と思うとちょっと怖いです。くれぐれも歩いている途中のよそ見は気を付けましょうね。
わたし視点で現在最大の注目映画、「シン・ゴジラ」の特報とティザー・ポスターによって一部の情報が公開されました。
映画『シン・ゴジラ』公式サイト
公開は2016年7月29日。ゴジラと言えば正月映画のイメージがあるわたしとしてはやや違和感がありますし、過去作をさかのぼっても夏公開のゴジラは「キングコング対ゴジラ」と「怪獣総進撃」くらい。ただ、海外版の二本がいずれも日本では夏公開となっていましたし、「シン・ゴジラ」の意気込みとしての比較対象はむしろそちらでしょう。一味違ったものにしようとする気合いは伝わってきます。
スタッフは予想通り、総監督・脚本の庵野秀明監督を除けばほぼ「進撃の巨人」のスライド。事前に本編監督の樋口真嗣監督が特技監督兼任ということは知られていましたので尾上克郎氏はどういう扱いなのかと思っていたら、「准監督・特技総括」という聞きなれない役となっています。実質的には従来映画で"特殊技術"としてクレジットされるポジションだと思われます。個人的には「樋口真嗣特技監督、尾上克郎特撮監督」と併記されるのではと考えていましたが、さすがにそれはなかったようです。
もっとも衝撃的なのはやはりティザー・ポスターとして公開された写真。これが今回のゴジラの頭部ということです。GIGAZINEではコントラスト調整をして細部が見えるようにした加工写真が公開されていますが、なるほど、こう来たか。とちょっと関心。今までのゴジラは、どちらかというと引いたカメラ視点でのシルエット、見栄えを重視した造形になることが多かったのですが、今回は明らかに細部重視、非常にきめ細かい皮膚のザラザラに小さな目、細かい歯、なんとなく丁髷を連想させる背ビレなど、大型な頭部に比してこまごま作っている印象で、明らかに引いたシルエットよりアップ時に巨大感を感じさせることを前提とした造形です。目立つところが小さい方が全体が巨大に見えますからね。反面全体のシルエットはまとまりのないものになりがちなので、ひょっとしたら「シン・ゴジラ」は第一作「ゴジラ」や「ゴジラの逆襲」のような怪獣が見えづらい映像を多用した作りになるのかも知れません。
まぁそういう細部を省いて全体を見た印象だと、かなり不気味という印象もありますね。映画「進撃の巨人」で思いだされるものと言えば巨人の気味の悪さですので、やはりその路線を、つまり「怪獣映画」よりも「妖怪映画」に近い作りを考えているのでは。そりゃ第一作は「怪獣映画にはまだなっておらず、幻想映画と怪獣映画の橋渡し的存在」と言うのがわたしの持論ですし、妖怪映画的に作った方が原点回帰には近いのかも知れません。作りもなんとなく第一作デザインのベースとなったデザインを書いた阿部和助氏の絵物語版ゴジラを連想させますし。それは正しいのかも知れませんが、いくらマニアターゲットと言っても観客がそういう怪獣映画でない怪獣ものを納得してくれるかどうか。見てみないとなんとも言えませんが「俺ゴジラ」の押しつけになる可能性が無きにしも非ず、という感じです。おそらく従来怪獣映画とはかなり異なる、「進撃の巨人」同様、非難も浴びる内容となるでしょう。ただ、それでもわたしが見て面白ければわたしは満足するのですし、そういう予感はプンプンとにおいます。あえて原点は行っても王道は行かないと思われる「シン・ゴジラ」、この先が楽しみです。
ゴジラ漫画コレクション 1954-58 (復刻名作漫画シリーズ)阿部 和助,杉浦 茂,藤田 茂小学館クリエイティブ
わたし視点で現在最大の注目映画、「シン・ゴジラ」の特報とティザー・ポスターによって一部の情報が公開されました。
映画『シン・ゴジラ』公式サイト
公開は2016年7月29日。ゴジラと言えば正月映画のイメージがあるわたしとしてはやや違和感がありますし、過去作をさかのぼっても夏公開のゴジラは「キングコング対ゴジラ」と「怪獣総進撃」くらい。ただ、海外版の二本がいずれも日本では夏公開となっていましたし、「シン・ゴジラ」の意気込みとしての比較対象はむしろそちらでしょう。一味違ったものにしようとする気合いは伝わってきます。
スタッフは予想通り、総監督・脚本の庵野秀明監督を除けばほぼ「進撃の巨人」のスライド。事前に本編監督の樋口真嗣監督が特技監督兼任ということは知られていましたので尾上克郎氏はどういう扱いなのかと思っていたら、「准監督・特技総括」という聞きなれない役となっています。実質的には従来映画で"特殊技術"としてクレジットされるポジションだと思われます。個人的には「樋口真嗣特技監督、尾上克郎特撮監督」と併記されるのではと考えていましたが、さすがにそれはなかったようです。
もっとも衝撃的なのはやはりティザー・ポスターとして公開された写真。これが今回のゴジラの頭部ということです。GIGAZINEではコントラスト調整をして細部が見えるようにした加工写真が公開されていますが、なるほど、こう来たか。とちょっと関心。今までのゴジラは、どちらかというと引いたカメラ視点でのシルエット、見栄えを重視した造形になることが多かったのですが、今回は明らかに細部重視、非常にきめ細かい皮膚のザラザラに小さな目、細かい歯、なんとなく丁髷を連想させる背ビレなど、大型な頭部に比してこまごま作っている印象で、明らかに引いたシルエットよりアップ時に巨大感を感じさせることを前提とした造形です。目立つところが小さい方が全体が巨大に見えますからね。反面全体のシルエットはまとまりのないものになりがちなので、ひょっとしたら「シン・ゴジラ」は第一作「ゴジラ」や「ゴジラの逆襲」のような怪獣が見えづらい映像を多用した作りになるのかも知れません。
まぁそういう細部を省いて全体を見た印象だと、かなり不気味という印象もありますね。映画「進撃の巨人」で思いだされるものと言えば巨人の気味の悪さですので、やはりその路線を、つまり「怪獣映画」よりも「妖怪映画」に近い作りを考えているのでは。そりゃ第一作は「怪獣映画にはまだなっておらず、幻想映画と怪獣映画の橋渡し的存在」と言うのがわたしの持論ですし、妖怪映画的に作った方が原点回帰には近いのかも知れません。作りもなんとなく第一作デザインのベースとなったデザインを書いた阿部和助氏の絵物語版ゴジラを連想させますし。それは正しいのかも知れませんが、いくらマニアターゲットと言っても観客がそういう怪獣映画でない怪獣ものを納得してくれるかどうか。見てみないとなんとも言えませんが「俺ゴジラ」の押しつけになる可能性が無きにしも非ず、という感じです。おそらく従来怪獣映画とはかなり異なる、「進撃の巨人」同様、非難も浴びる内容となるでしょう。ただ、それでもわたしが見て面白ければわたしは満足するのですし、そういう予感はプンプンとにおいます。あえて原点は行っても王道は行かないと思われる「シン・ゴジラ」、この先が楽しみです。
