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Channel: 録画人間の末路 -
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Channel4Kにモバキャス・・・次世代を目指した放送続々と終了宣言

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ども、ついにZenFone2Lazer6inchモデルを購入して浮かれているkrmmk3です。これに関しては後日。

と、そんな間に「まぁそうだろうなぁ」型の放送終了話がいっぺんに舞い込んできました。

4K試験放送のChannel 4K、'16年3月31日に終了。「試験放送の役割果たした」

スマホ向け放送「NOTTV」が'16年6月30日サービス終了。「今後の事業継続が困難」

リンク先の見出しでは「NOTTVが終了」がありますが、NOTTVというチャンネルが終了するだけでなく、モバキャス全体が終了するとのことです。

Channnel4Kの終了が、必ずしも124/128衛星放送での4K放送の終了を意味するのかはまだ分かりません。少なくとも総務省の指示で4K8K放送は採算がとれるかどうかとは一切関係なく導入されますし、124/128でもひょっとしたら4Kの有料放送に踏み切るための前向きの終了の可能性もなくもありません。ただ、「次世代フォーマット」と言いながら4Kはあまりにドタバタしています。最初は解像度が高いだけだった4KがHDCP2.2必須となり、また新たにHDRという規格がぶち込まれ、現状では先行して4Kテレビを買った人たちはいずれ始まる放送を十分な環境で見ることができない、損をしてしまった形になっています。彼ら先行導入者層を空回りさせてしまって、本当に4Kどころか8K放送まで普及させることは可能なのでしょうか? 少なくともせっかく金額面ではテレビメーカーに貢献していた4Kテレビを、再び「買ってはいけない製品」に落とした影響は、今後無視できないものになるかと思われます。


まぁそれでも4K8Kはまだいいです、最後はまた税金ガバガバ投入してバラマキ政策で普及させる作戦もありますし。問題はモバキャスの方です。
もともと地上波のアナログ放送に使っていたVHF波を、なんとか利用することを優先して需要もないのに無理やり作らされたモバキャス、こうなるのは目に見えていました。ただ、わたしの考えとしてはモバキャス自体は赤字でもドコモにこの周波数帯を確保させ、いずれ別の用途~例えば通信用とか~の実用の目途が立つまでの研究のための時間稼ぎだと思っていたのです。なにせKDDIと組んで日本の放送参入をもくろんでいたMediaFLOを却下するためにドコモと民放を無理やり組ませて作らせたのがモバキャスだったんですから。個人的にはあっちの方を期待していたんですが。
ところが、「電波は返納する予定」とあり、ドコモがそのままキープするわけではないようです。とすると、やはり別用途でも使い物にならなかったか・・・と勘繰るしかありません。まさか昔書いたジョークと同じ中身を実行するために終了させて変換させるんじゃないですよねぇ。空き領域どうするんだろ。

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