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Channel: 録画人間の末路 -
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ゴジラデジタルリマスター版三大放送ビットレート比較

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先日のWOWOWプライムに続き、シネマでも「ゴジラ」第1作の放送がありました。もちろん4K新リマスターをベースに2Kにしたもので、過去のどのゴジラパッケージよりも高画質・高音質です。これを見た後だと、最初に視聴したときには感激した日本映画専門チャンネル版も、今みると全体的に暗く、人物の周囲にはゴーストのようなノイズが浮いて見えるほど違います。
これでリマスター版の放送は昨年の日本放送協会を含めて3チャンネル目。チャンネルが違えばビットレートも違います。ビットレートも違えば画質も若干ことなってきてもおかしくないわけです。そこで久々に「ゴジラ」リマスター版限定でビットレートを測定してみましょう。ソフトは例によってbitrateviewerを使います。

BSプレミアム版


WOWOWプライム版


WOWOWシネマ版


保存動画には前後の関連番組も少し残ってますので完全な同一部分で測っているわけではないのはご了承ください。予想通りビットレートに関して言えばシネマ>プライム>プレミアムの順になっています。と言っても静止画レベルではほぼ同等、いろいろうるさいので画は貼りませんが、多分貼っても分からないレベルだと思います。ただ、動画表現に関しては差があるのかシネマ版ではプレミアム版と比べるとシャープ感が増しており、薄いヴェールをはがしたようです。ただ、その分ザワザワ感は増しており、少し作った感じの修正部分が浮いて見える部分もあります。プライムはシネマよりですがビットレートが低い分ワサワサが増えている感じです。なお、3放送ともIフレームは15フレーム単位の等間隔でした。

と、言っても同じマスターを使っていることに変わりはなく、「あえて違いを見つけるのなら」「どうしても違いを出すとなると」のレベルであり、BSプレミアム版でも十分満足の行く画質となっています。ただ、この3つの中で一つだけ残すとしたらやはりシネマ版でしょう。画質補正を通す場合はシャープ目であったほうが有利ですし、音声もプレミアム版のように通常の2ch音声にのせたのと違い、ちゃんとモノラル化して収録されていますから無駄がありません。ちなみにプライム版も音声はモノラル収録でした。

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