BS電波が原因、ソフトバンクのULTRA SPEEDが速度低下
以前から可能性が指摘されていたにもかかわらず、なぜ対策が取れなかったのか、という疑問は残りますが、ソフトバンク側としてはそこしか確保できなかったからこそ、周波数オークションの導入に声を上げて「プラチナバンド」の確保を訴えているのかも知れません。だとしたらそれまでの時間稼ぎに過ぎないのかも知れませんが、代わりのXGP目当てにウィルコムがソフトバンクに資本を受けることができたわけですから、ユーザーとしてはありがたい限りでした。
業界最速のデータ通信「SoftBank 4G」
しかし、BSからの電波そのものが影響を与えるのではなく、受信機の不良でもれる電波から影響をうける、というのはちょっと面白いですね。ぜひ実験してみたいのですが、残念ながらウチはソフトバンクモバイルのULTRA SPEEDに加入してませんので試すことができません。規制が厳しいので個人的にはあまり使いたくないので仕方ないですけどね。
これで思い出しましたが、そういえば3月から新しいBS局が開局するんでしたね。
・J SPORTS 3
・J SPORTS 4
・BS釣りビジョン
・IMAGICA BS
・日本映画専門チャンネル
・ディズニー・チャンネル
・Dlife(無料放送)
と、言ってもDlife以外はCSからの移行に過ぎませんので、チャンネルがそれほど増えるわけではないのですけどね。スカパー!e2に基本料を払わないと契約できないことにも変わりはありませんし(その代わりにセット視聴ができるわけですが)。
もちろん画質が向上する利点はあるわけです。CS時は480x480という縦長解像度を4:3まで伸ばし、さらにレターボックス化して映画を放送するという無茶をやっていたシネフィルイマジカが、IMAGICA BSでは推定1440x1080まで解像度を上げることで大幅に上がることが期待できます。同チャンネルは映画の本編前の文章による解説コーナーの醸し出す雰囲気が心地よく、先行してHD化しているスカパー!HDでは同じ映画なら他局(旧WOWOWを除く)よりイマジカで録画したいなぁと思わせるものがありますので、画質上昇は歓迎です。また、日本映画専門チャンネルはすでにCSでHD化してはいましたが、ビットレートが低く、CSのHD放送の中ではもっとも低画質なチャンネルでした。BS移行によってビットレートが1.3〜1.5倍になることが予想され、こちらも高画質化が期待できます。個人的に興味があるのはこの2局ですね。
ただ、どうにもこうにも気分が盛り上がりません。先の10月の新BS開局のときは「WOWOWのだまし討ち」とでも呼ぶべきロゴ常時化により、絶望感をいやというほど味わわされましたから、今回も期待すると損するかなぁって思います。ロゴは当然どこも変更してくることが予想されますが、大きさは? 位置は? 色は? どういう変更をしてくるかだけが今の興味の対象です。
仮に「WOWOWのだまし討ち」が再現されなくても、決して先行きは明るくないでしょう。テレビは相変わらず影響力を取り戻せていないようです。
売り上げの低さが相変わらずかどうかはわかりませんが、ウチへ持ち込まれるテレビの傾向は明らかに以前とは違っています。2011年の春モデルで、サイズは40/42型という組み合わせが一番多いのです。デジタル放送開始初期、薄型テレビが当たり前になりはじめたころの持込主流は37型でした。それが近年、アナログ放送の終わりをマスコミが全力で宣伝するようになったからは22型が主流になっていました。それが去年の10月ごろ、つまりアナログ放送が「デジアナ変換を除いて」終了してから大型から40型以上の割合が増え始め、いまや完全に持ち込みの主流です。特にソニーの40EXなどその半数近くを占めています。これだけ持ち込まれると、いいものを一台引き取って自分のものにしたくなりますが、全部液晶テレビなんですよねぇ。わたしの好みはプラズマなんです。プラズマなら42型でも存在するし、去年のモデルなら少しイロを付けてもいいのに、誰も持ってきません。
これは、40/42型がこの年末年始に一番値段の下落が激しく、かつ量販店でよくある「一緒にインターネット回線を申し込めば値引き」の対象にもなりやすいからでしょう。両者を合わせれば、特に液晶なら40/42型テレビがタダ同然で手に入ることもあります。そういうわけでそれなりの数が一般に流通した可能性があり、テレビの売り上げが一年前の1/10で済んだのはこのあたりが下支えしたからだったのかと推測されます。実際開封しらされていないテレビもいくつか持ち込まれましたし。ウチではテレビは全部他の業者さんに売ってしまう(場所をとるから)ので売れ行きの方まではわからないのですが、今月は先月よりずいぶん安くしか引き取ってもらえませんでした。中古業界での売れ行きもイマイチなようです。
それで普及はしても、やっぱり多くの家庭ではもてあまします、なにせ量販店では小さく見える40/42型も家に持ってくると部屋を占領しそうなほど巨大ですし。その巨大さが逆にテレビをうざったい、邪魔者と思わせて嫌悪感を持たれてしまっても不思議ではありません。AV機器メーカーはさらなる大型化をもくろんでいるようですが、逆効果になるとしか思えません。このままテレビの悪循環が続けば、BSの先行きも決して明るいものではないでしょう。
前の新BSのときは未来を明るいものと考えたので、今度は暗く考えてみました。まずは、悪夢再びにならないことを願いましょう。
以前から可能性が指摘されていたにもかかわらず、なぜ対策が取れなかったのか、という疑問は残りますが、ソフトバンク側としてはそこしか確保できなかったからこそ、周波数オークションの導入に声を上げて「プラチナバンド」の確保を訴えているのかも知れません。だとしたらそれまでの時間稼ぎに過ぎないのかも知れませんが、代わりのXGP目当てにウィルコムがソフトバンクに資本を受けることができたわけですから、ユーザーとしてはありがたい限りでした。
業界最速のデータ通信「SoftBank 4G」
しかし、BSからの電波そのものが影響を与えるのではなく、受信機の不良でもれる電波から影響をうける、というのはちょっと面白いですね。ぜひ実験してみたいのですが、残念ながらウチはソフトバンクモバイルのULTRA SPEEDに加入してませんので試すことができません。規制が厳しいので個人的にはあまり使いたくないので仕方ないですけどね。
これで思い出しましたが、そういえば3月から新しいBS局が開局するんでしたね。
・J SPORTS 3
・J SPORTS 4
・BS釣りビジョン
・IMAGICA BS
・日本映画専門チャンネル
・ディズニー・チャンネル
・Dlife(無料放送)
と、言ってもDlife以外はCSからの移行に過ぎませんので、チャンネルがそれほど増えるわけではないのですけどね。スカパー!e2に基本料を払わないと契約できないことにも変わりはありませんし(その代わりにセット視聴ができるわけですが)。
もちろん画質が向上する利点はあるわけです。CS時は480x480という縦長解像度を4:3まで伸ばし、さらにレターボックス化して映画を放送するという無茶をやっていたシネフィルイマジカが、IMAGICA BSでは推定1440x1080まで解像度を上げることで大幅に上がることが期待できます。同チャンネルは映画の本編前の文章による解説コーナーの醸し出す雰囲気が心地よく、先行してHD化しているスカパー!HDでは同じ映画なら他局(旧WOWOWを除く)よりイマジカで録画したいなぁと思わせるものがありますので、画質上昇は歓迎です。また、日本映画専門チャンネルはすでにCSでHD化してはいましたが、ビットレートが低く、CSのHD放送の中ではもっとも低画質なチャンネルでした。BS移行によってビットレートが1.3〜1.5倍になることが予想され、こちらも高画質化が期待できます。個人的に興味があるのはこの2局ですね。
ただ、どうにもこうにも気分が盛り上がりません。先の10月の新BS開局のときは「WOWOWのだまし討ち」とでも呼ぶべきロゴ常時化により、絶望感をいやというほど味わわされましたから、今回も期待すると損するかなぁって思います。ロゴは当然どこも変更してくることが予想されますが、大きさは? 位置は? 色は? どういう変更をしてくるかだけが今の興味の対象です。
仮に「WOWOWのだまし討ち」が再現されなくても、決して先行きは明るくないでしょう。テレビは相変わらず影響力を取り戻せていないようです。
売り上げの低さが相変わらずかどうかはわかりませんが、ウチへ持ち込まれるテレビの傾向は明らかに以前とは違っています。2011年の春モデルで、サイズは40/42型という組み合わせが一番多いのです。デジタル放送開始初期、薄型テレビが当たり前になりはじめたころの持込主流は37型でした。それが近年、アナログ放送の終わりをマスコミが全力で宣伝するようになったからは22型が主流になっていました。それが去年の10月ごろ、つまりアナログ放送が「デジアナ変換を除いて」終了してから大型から40型以上の割合が増え始め、いまや完全に持ち込みの主流です。特にソニーの40EXなどその半数近くを占めています。これだけ持ち込まれると、いいものを一台引き取って自分のものにしたくなりますが、全部液晶テレビなんですよねぇ。わたしの好みはプラズマなんです。プラズマなら42型でも存在するし、去年のモデルなら少しイロを付けてもいいのに、誰も持ってきません。
これは、40/42型がこの年末年始に一番値段の下落が激しく、かつ量販店でよくある「一緒にインターネット回線を申し込めば値引き」の対象にもなりやすいからでしょう。両者を合わせれば、特に液晶なら40/42型テレビがタダ同然で手に入ることもあります。そういうわけでそれなりの数が一般に流通した可能性があり、テレビの売り上げが一年前の1/10で済んだのはこのあたりが下支えしたからだったのかと推測されます。実際開封しらされていないテレビもいくつか持ち込まれましたし。ウチではテレビは全部他の業者さんに売ってしまう(場所をとるから)ので売れ行きの方まではわからないのですが、今月は先月よりずいぶん安くしか引き取ってもらえませんでした。中古業界での売れ行きもイマイチなようです。
それで普及はしても、やっぱり多くの家庭ではもてあまします、なにせ量販店では小さく見える40/42型も家に持ってくると部屋を占領しそうなほど巨大ですし。その巨大さが逆にテレビをうざったい、邪魔者と思わせて嫌悪感を持たれてしまっても不思議ではありません。AV機器メーカーはさらなる大型化をもくろんでいるようですが、逆効果になるとしか思えません。このままテレビの悪循環が続けば、BSの先行きも決して明るいものではないでしょう。
前の新BSのときは未来を明るいものと考えたので、今度は暗く考えてみました。まずは、悪夢再びにならないことを願いましょう。