Quantcast
Channel: 録画人間の末路 -
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1584

マイクロソフトのSurface、日本登場間近

$
0
0
デジタル業界である意味特別扱いされている日本。ゆえにマイクロソフトがはじめて自社ブランドで販売するパソコン、Surfaceも売り出されたのは他国ばかりで、日本では一部の店が輸入販売したのみでした。「日本ではタブレット市場がまだ立ち上がっていないから」とわたしは勝手に分析していましたが、いよいよ、ようやく日本でもSurfaceが発売されることになった模様です。

【超速報】Surface発表会 Windows RT 32GB版は4万9800円

ただ、まったくワクワクするものを感じないのはわたしだけでしょうか。だってWindows8搭載のpro版ではなく、RT版ですよ。
発売前こそ「ARM版Windows8」と呼ばれてそこそこ話題になったWindowsRTですが、発売されて以後は全く鳴かず飛ばず。ショップでWindows8搭載のタブレットだと思って持ち上げてみたらRTでガッカリ、なんて経験をお持ちの人も多いのでは? なまじっか見た目がWindows8と同じなだけにその無視されっぷりも尋常じゃないように感じています。Windows8のタブレットもそう大した普及はしていないようですが、それでもWin8タブレットによく使われるZ2760の性能が思ったよりはいいので注目くらいはしている人は少なくないはず。一方WindowsRTはというと、それすらないように思います。なにせWindowsストアのアプリは全く充実する気配を見せないため、使い道がありませんから。ネットに接続して多少アプリが使える程度のタブレットで十分なら、激安のAndroidタブの選択肢がいくらでもあります。そこそこ値が張るうえ、大きなWindowsRTは問題外でしょう。

マイクロソフトがそのRT版をまず出す、ということは、忘れられかけているWindowsRTのテコ入れの一環でもあるんでしょう。でも、RT版と比べればまだ売れそうなpro版というカードがあるのに、同時に出したら売れなさそうな方を先に出す、というのは明らかに敗者の発想ですよ。でも、これが売れないと、「RTだから売れない」という判断より「日本では大型タブレットはウケない」と判断されそうで、pro版の発売の可能性は低くなるんだろうなぁ。もちろん別にマイクロソフトが出さなくたって、日本では大量のWindows8搭載PCが存在するんで、そこから選べばいいんですが。ただ、タブレット(MSはスレートって呼んでましたっけ?)の選択肢は少ないので、そっちの有力なものはもっと欲しいんですが。

出せばウケるはずのアンダー10インチクラスのWindows8スレートPCの、一日も早い発売を熱望します。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1584

Trending Articles