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Channel: 録画人間の末路 -
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いまだこんなことやっているスポーツ新聞がある

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わが父は長年"スポーツ報知"を購読している。主に野球と競馬の情報を得るためである。あくまで父の趣味なので、わたしが読むことは滅多にない。が、今朝たまたま見て、驚いた。



上の写真は昨日のWBC練習試合の記事の一部である。試合の結果報告、ではない。というか結果が書いてない6回表までしか掲載されていないもちろん本文も試合途中経過だけで書いているのである。
父が言うには、以前はここまでのことは滅多になく、あっても昔たまにあった記録的長さの試合が延長戦の途中までしか掲載されていないというのがせいぜいだったそうである。ところが、去年あたりからこのような記事がしばしばかかれるようになった、ということだ。昨日の試合は確かに少し長い試合だったが、それでも6回の表終了時なんでまだ試合の中盤を少し過ぎたばかりじゃないか。最初から試合の結果を書く気がスポーツ報知にはなかった、ということではないか?

これはひょっとしたら地方版だけの措置なのかも知れない。だが、記事を地方に送るのに時間がかかった数十年前ならともかく今ならほとんどタイムラグなしで日本の隅々にまでデータを転送できるはずだ。いったいどれだけ旧態依然とした体制で新聞を作っているのだろうか? ここは。ついでに言えば地方をなめている、ってことにもなる。仮に東京など大都市圏でも同じような記事になっているのだとしたら、ひど過ぎて何もいえないけど。

それにしても、呆れて声も出ない(だからテキストに書いている)。インターネット当たり前のこの時代に、前日の野球の結果を掲載せずに配達してくる新聞が存在するとは・・・。スポーツ紙なんだから正確な情報を求めるのは間違っているかも知れないけど、スポーツ紙だからこそせめてスポーツ記事くらい正確に書きましょうよ、と言いたい。仮にも売り物なのに恥ずかしい存在だし、それよりなにより試合の途中までで記事を書く方が大変だとわたしなど思ってしまうのだが、どんなもんなんだろうか。

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