以前、わたしはAMDのAPUに関する記事の中で「ASUSのZEN BOOKのような、そんなAPUPCが量販店にいくつか並んでいる状況が理想」と書いたことがあります。あれから早3ヶ月半。ようやくそのASUSからZEN BOOKのAMD版とも言うべきノーパソ、VivoBookが登場することになりました。
ASUS、モバイル向け"Trinity"搭載の13.3型ノートPC「ASUS VivoBook U38N」
ちなみにこのマイナビニュースの記事だと、写真説明に「ASUS ZENBOOK Touch UX31A」って書いてありますが、これは同時発売の別物。
ASUS、マルチタッチに対応した13.3型フルHDディスプレイ搭載のUltrabook
写真も別物ですので、おそらくコピペミスでしょう。そのUltraBookと比べるとサイズはほんのわずかずつVivoBookの方が大きくなっています。AMDだけのために金型などを用意するとも思えませんので、おそらく共通部品が多いのだと思います。CPUに珍しくもA10-4655M、2CUの4コアを採用しています。TDP25Wなのでこの薄さで大丈夫? と言う気はしますが、技術的には問題ないのでしょう。UltraBookという名称を得ることさえ諦めればメーカーは自由に設計することが出来ますから。APUということで性能はハイクラスではありませんが、IntelもUltraBookでは2コアのCPUを使うことが多いので、比較されても性能は十分と思われます。安くするためか、SSDではなくHDDなのは賛否両論でしょうが、やむを得ないかと。
なんと言ってもこのVivoBookの魅力は、久々に発売されたAMD採用ノーパソとしては普通の性能を持っていることです。ここ数年のAMDノーパソはBrazosを使用した低発熱機や、APUとGPUを併用して低解像度パネル採用のゲーム向けという位置づけのもの、下位のAPUを利用した低価格機といったものばかりでした。もちろんラインナップとしてはアリですが、作業を普通に行え・余計な物がついておらず・それなのに割となんでも出来るノートパソコン、という需要に応える真ん中に位置するノーパソではありませんでした。VivoBookは必要十分なメモリやHDDの容量に加え、13.3インチというほどよいサイズながらフルHDのIPSパネル採用と動画再生に強いAPUにピッタリの仕様です、ついでにタッチパネルです。8万円半ば程度の予想価格と、AMD機としてはややお値段高めなのが気になりますが、UltraBookと比べるのなら悪くありません。むしろ同価格帯のIntel採用機よりPCとしての対応範囲は広いとさえ言えます。今、「普通のノートパソコンが欲しい」という人に唯一選択肢としてあげられるAPU採用ノートパソコンと言えるでしょう。
ASUS、モバイル向け"Trinity"搭載の13.3型ノートPC「ASUS VivoBook U38N」
ちなみにこのマイナビニュースの記事だと、写真説明に「ASUS ZENBOOK Touch UX31A」って書いてありますが、これは同時発売の別物。
ASUS、マルチタッチに対応した13.3型フルHDディスプレイ搭載のUltrabook
写真も別物ですので、おそらくコピペミスでしょう。そのUltraBookと比べるとサイズはほんのわずかずつVivoBookの方が大きくなっています。AMDだけのために金型などを用意するとも思えませんので、おそらく共通部品が多いのだと思います。CPUに珍しくもA10-4655M、2CUの4コアを採用しています。TDP25Wなのでこの薄さで大丈夫? と言う気はしますが、技術的には問題ないのでしょう。UltraBookという名称を得ることさえ諦めればメーカーは自由に設計することが出来ますから。APUということで性能はハイクラスではありませんが、IntelもUltraBookでは2コアのCPUを使うことが多いので、比較されても性能は十分と思われます。安くするためか、SSDではなくHDDなのは賛否両論でしょうが、やむを得ないかと。
なんと言ってもこのVivoBookの魅力は、久々に発売されたAMD採用ノーパソとしては普通の性能を持っていることです。ここ数年のAMDノーパソはBrazosを使用した低発熱機や、APUとGPUを併用して低解像度パネル採用のゲーム向けという位置づけのもの、下位のAPUを利用した低価格機といったものばかりでした。もちろんラインナップとしてはアリですが、作業を普通に行え・余計な物がついておらず・それなのに割となんでも出来るノートパソコン、という需要に応える真ん中に位置するノーパソではありませんでした。VivoBookは必要十分なメモリやHDDの容量に加え、13.3インチというほどよいサイズながらフルHDのIPSパネル採用と動画再生に強いAPUにピッタリの仕様です、ついでにタッチパネルです。8万円半ば程度の予想価格と、AMD機としてはややお値段高めなのが気になりますが、UltraBookと比べるのなら悪くありません。むしろ同価格帯のIntel採用機よりPCとしての対応範囲は広いとさえ言えます。今、「普通のノートパソコンが欲しい」という人に唯一選択肢としてあげられるAPU採用ノートパソコンと言えるでしょう。