昨年の自粛ムードや「街でも夜に過剰な明かりは不要」と言った舌の根もすっかり乾いたのか、LEDを使っているとはいえ、東京あたりじゃ昼間より明るいんじゃないか、と思われるほどの強烈なイルミネーションでカンカンな今日、どうお過ごしでしょうか。ウチでは「クリスマスは12月25日!」(毎年言ってますが・・・)と言う信念のもと、煮魚にお浸しという大変地味な夕食でありました。
ネタがないのですが、少し間が空きましたので何か書きましょうか、近況報告くらいしかありませんが。
・前回、ソフトエンコードに関してあれこれ書きましたが、実は最近「固定量子を使えばハードエンコードでもあらかた用が足りるんじゃね?」と思い立っているので、Core i7のQSVとTrinityのVCEでのエンコードを利用することが多くなってきました。もちろんビットレート指定で長時間のそれも保存を大前提とした映像をエンコードしたい場合、AVCのm2tsをエンコードする必要のあるときはFX8350でMediaCoderやTVMW5のx264を使ってますが、とっておくことに価値を感じる程度の動画なら先の2つで事足りる気がしてます。うーん、いくらソフトエンコードが速くてもそれだけのCPUはそろそろ時代遅れな気がしてきました。変な考えでしょうか?
・何度も書いてますが中古品取り扱い業がわたしの本職です。今日は立て続けにテレビが入りました。40型/37型/32型と連続で。もうちょっと"バブル期にはありがちだったアレなプレゼントの持ち込み〜"みたいのがあるかと当初は予想していたのですが、今年はまだ一件だけ。まだあると考えるべきか、不景気なので一件しかなかったと見るべきか。もちろん明日来る可能性もありますが、最近は23/24日をクリスマス扱いするケースも多いので、今日こなきゃ明日も来ないかなぁと。何度も書きますが、12月23日は天皇誕生日で、24日はクリスマスイブで準備日。クリスマスは12月25日ですよ!
一方、テレビが一つだけ売れました。ただし、売れたのは当店の在庫唯一のブラズマテレビ、それも50型。プラズマを高く評価しているわたしは、少しくらい古くてもプラズマなら値段を最新の液晶より高めに設定しているので売れるとは思っていなかったんですが・・・。売れ残って業者卸になったら引き取ろうと思ってたのに〜!
・先祖代々(と、言ってもせいぜい明治のころから)使っている我が家の蔵。これがあるから商売ができると言っても過言ではない丈夫なものですが、改築の時に蔵と家を一体化させたので時代劇のように外にむき出しになっているわけではありません。そんな蔵ですが、最近壁の下部の一部にヒビが入って表面がちょっぴり割れて落ちました。放っておいてもどうってことないのですが、お経を読みにしたお寺の住職が「みっともないから直せ、寺の修理に使った業者を紹介するから」と口を出してきたので一応頼んでみました。で、やってきて見積もりをしてもらったら・・・。
お値段驚いていただきましょう、英語的数字表現で\40,000,000。つまり漢字表記で四千万円です。
しかも、藁を加えて醗酵させた土を使い、塗っては乾かし、また塗っては乾かしを繰り返すので工事が終了するまで半年、しかも醗酵といえば聞こえはいいけどようするに腐らせるので、腐臭が半年もの間あたりに漂い続けるそうです、しかもウチの場合家の中で。そんな臭いが漂っていたらお客さんだって来ません、商売になりやしない。
蔵を建て直そうといってるんじゃなくて壁の一部を修理するだけなのに、料金も時間も副産物もその全てが了承できる類のものではありません。ところがその業者、
「一部を修理するだけじゃなくて、この一面全部変えてしまったほうがいい、そのためにはそのくらいかかる」
「こういう本格的修復の機会は滅多にないので、ぜひやらせて欲しい」
「とあるお屋敷の蔵なんて、金とって人に見物させている家なのに、値段をケチって1/10くらいの見た目だけの修理しかさせてもらえなかった」
「多分これが最後の機会。将来本格的修理をしようと思ってももう業者がないかも知れない」
と、やたらノリノリで本格的修理を進めてくるんです。そりゃこの業者はやりたいでしょう、収入も多いしやりがいもあるだろうし。しかし、さすがにそんな金はありません。それに放っておいてもそれほど問題ないし、某お屋敷のように人に見せるものでもない。莫大な修理費をかけてもそれを回収するプラスアルファが発生するわけでもない。1/10の見た目だけ修理でも十分・・・と言うより、それでも十分高価です。正直この業者に依頼するのをやめたいんですが、お寺の住職が声のでかい人だからなぁ。「kの家は金をケチってオレの顔をつぶした」なんて噂をたてられたら、それはそれで目も当てられません。
どっちにしてもこの季節は修理には不向き(醗酵土ができる気温じゃないから)なので、春にまた来ると言って帰りましたが、もちろん本格的修理をする気はゼロ。まぁなんとか適当にあしらう予定です。
蔵が建つ、と言えばお金持ちの比喩表現として使われる言葉ですが、まぁよく言ったものです。当然修理費をはるかに超える建築費に、どれだけかかるか想像もつかない腐臭を周囲に漂わせる期間。現代それができるとしたら、半端な金持ちでは絶対無理でしょうね。
ネタがないのですが、少し間が空きましたので何か書きましょうか、近況報告くらいしかありませんが。
・前回、ソフトエンコードに関してあれこれ書きましたが、実は最近「固定量子を使えばハードエンコードでもあらかた用が足りるんじゃね?」と思い立っているので、Core i7のQSVとTrinityのVCEでのエンコードを利用することが多くなってきました。もちろんビットレート指定で長時間のそれも保存を大前提とした映像をエンコードしたい場合、AVCのm2tsをエンコードする必要のあるときはFX8350でMediaCoderやTVMW5のx264を使ってますが、とっておくことに価値を感じる程度の動画なら先の2つで事足りる気がしてます。うーん、いくらソフトエンコードが速くてもそれだけのCPUはそろそろ時代遅れな気がしてきました。変な考えでしょうか?
・何度も書いてますが中古品取り扱い業がわたしの本職です。今日は立て続けにテレビが入りました。40型/37型/32型と連続で。もうちょっと"バブル期にはありがちだったアレなプレゼントの持ち込み〜"みたいのがあるかと当初は予想していたのですが、今年はまだ一件だけ。まだあると考えるべきか、不景気なので一件しかなかったと見るべきか。もちろん明日来る可能性もありますが、最近は23/24日をクリスマス扱いするケースも多いので、今日こなきゃ明日も来ないかなぁと。何度も書きますが、12月23日は天皇誕生日で、24日はクリスマスイブで準備日。クリスマスは12月25日ですよ!
一方、テレビが一つだけ売れました。ただし、売れたのは当店の在庫唯一のブラズマテレビ、それも50型。プラズマを高く評価しているわたしは、少しくらい古くてもプラズマなら値段を最新の液晶より高めに設定しているので売れるとは思っていなかったんですが・・・。売れ残って業者卸になったら引き取ろうと思ってたのに〜!
・先祖代々(と、言ってもせいぜい明治のころから)使っている我が家の蔵。これがあるから商売ができると言っても過言ではない丈夫なものですが、改築の時に蔵と家を一体化させたので時代劇のように外にむき出しになっているわけではありません。そんな蔵ですが、最近壁の下部の一部にヒビが入って表面がちょっぴり割れて落ちました。放っておいてもどうってことないのですが、お経を読みにしたお寺の住職が「みっともないから直せ、寺の修理に使った業者を紹介するから」と口を出してきたので一応頼んでみました。で、やってきて見積もりをしてもらったら・・・。
お値段驚いていただきましょう、英語的数字表現で\40,000,000。つまり漢字表記で四千万円です。
しかも、藁を加えて醗酵させた土を使い、塗っては乾かし、また塗っては乾かしを繰り返すので工事が終了するまで半年、しかも醗酵といえば聞こえはいいけどようするに腐らせるので、腐臭が半年もの間あたりに漂い続けるそうです、しかもウチの場合家の中で。そんな臭いが漂っていたらお客さんだって来ません、商売になりやしない。
蔵を建て直そうといってるんじゃなくて壁の一部を修理するだけなのに、料金も時間も副産物もその全てが了承できる類のものではありません。ところがその業者、
「一部を修理するだけじゃなくて、この一面全部変えてしまったほうがいい、そのためにはそのくらいかかる」
「こういう本格的修復の機会は滅多にないので、ぜひやらせて欲しい」
「とあるお屋敷の蔵なんて、金とって人に見物させている家なのに、値段をケチって1/10くらいの見た目だけの修理しかさせてもらえなかった」
「多分これが最後の機会。将来本格的修理をしようと思ってももう業者がないかも知れない」
と、やたらノリノリで本格的修理を進めてくるんです。そりゃこの業者はやりたいでしょう、収入も多いしやりがいもあるだろうし。しかし、さすがにそんな金はありません。それに放っておいてもそれほど問題ないし、某お屋敷のように人に見せるものでもない。莫大な修理費をかけてもそれを回収するプラスアルファが発生するわけでもない。1/10の見た目だけ修理でも十分・・・と言うより、それでも十分高価です。正直この業者に依頼するのをやめたいんですが、お寺の住職が声のでかい人だからなぁ。「kの家は金をケチってオレの顔をつぶした」なんて噂をたてられたら、それはそれで目も当てられません。
どっちにしてもこの季節は修理には不向き(醗酵土ができる気温じゃないから)なので、春にまた来ると言って帰りましたが、もちろん本格的修理をする気はゼロ。まぁなんとか適当にあしらう予定です。
蔵が建つ、と言えばお金持ちの比喩表現として使われる言葉ですが、まぁよく言ったものです。当然修理費をはるかに超える建築費に、どれだけかかるか想像もつかない腐臭を周囲に漂わせる期間。現代それができるとしたら、半端な金持ちでは絶対無理でしょうね。