他人の評判より自分の体験、それを言ってしまうとそもそもブログ記事を書く意味がないのですが、実際の使い勝手は自分で試すのが一番でしょう。
と、いうわけでWindows8です。1200円購入権でWindows8proのアップグレード版を手に入れたは良かったのですが、なぜかインストール出来ず・・・。Windows7が動いているFX-8120のPCでインストール済みのソフトや環境(そういえば、いつの間にかMicrosoftも"ソフト"ではなく"アプリ"と呼んでいる・・・)そのままでWindows8へ移行させたかったのですが、成功しないのでは仕方有りません。かと言って、この環境も崩したくない・・・。
しょうがないので、Trinity、A10-5800KのPCに入れることにしましょう。これはほんの1ヶ月前にOSを入れたばかり、アップグレードインストールを失敗させる要因はないはず・・・。こっちもほとんど同じように失敗。なぜだ、AMDじゃダメなのか? ひょっとしたら、アップグレードインストールなのがダメなのかも知れません。仕方ないので個人設定やファイルなど、ようするにVistaからのアップグレードに本来使うモードでインストールしますと、これはうまく行きます。何が悪いというのでしょうか? いろいろ謎ですが・・・。
インストールがうまくいった、と書きましたが、実際には何か挙動がヘン。たとえば、Windows8のインストールの際、ほぼ真っ黒な画面に青いウィンドゥズをしめすマーク、下にカーソルの待機を示すクルクル。これがかなり長く続きますが、このPCだとウィンドゥマークの代わりにBIOS起動のフルスクリーンロゴがずっと表示されているんです。これはなにゆえ? なんとなくマヌケです。ちなみに現在、普通にWindowsを電源オンから起動させるときも同じ現象が起こってます。なんか相性が悪いかも。ただ、マザーに使っているGA-F2A85X-UP4固有の問題という気もします。
こうしてインストールされたWindows8ですが、やはりこれまでのWindowsになれた身にはすぐに慣れろ、と言っても難しいです。デスクトップ画面に切り替えても、どうしても無意識に左下のスタートメニューを探してしまいます。これが第一の慣れるのに時間がかかりそうな点。
2つめは、Windows起動と同時に起動させておきたいスタートアップに登録しておくソフトの問題。スタートメニューが廃止されたWindows8では、スタートアップがユーザーフォルダの奥深くにある隠しフォルダになっています。ここにショートカットを登録すれば、ちゃんと起動と同時に動くソフトになってくれる・・・のですが、これはデスクトップに切り替えた時に初めて有効となり、起動してくれるのです。つまり、最初に表示されるModern UI画面では全く動いていないので・・・って、おい、大丈夫かよ。セキュリティソフトなんかもデスクトップにならないと動いていない感があるんですが。
そして、今回最大のトラブル。なんと、普通に使っていただけなのにいきなり画面が真っ暗になり、その後PCが起動しなくなってしまったのです。CMOSをクリアしてもダメで、一時パニックを起こしそうになったのですが、その後メモリの片方を抜き、デュアルチャンネルを一時崩すことで起動するようになりました。どうやらウチではWindows8はメモリの速度を落とさないと安定しないようなのです。ああ、A10-5800Kはメモリの速度が速ければ速いほど性能が伸びる設計なのに、1333でないと安定しないとは。ここら辺はBIOSのアップデートに期待しておきましょう。
と、いうわけで、世間で言われている操作性云々より、インストールと起動の方に手間取ってしまいました。ただ、半日使っていたらだいぶ慣れてきまして、ほどほど動かせるようになってきました。まだWindows7やVistaほど直感的に動かせませんが。従来OSでは別に使わなくてもそれほど困らなかったWindowsキーを使うクセを付けるといいかも知れません。多機能マウスを利用している人なら、一つ割り当てておくのがいいかも。なお、日曜日に量販店にWindows8PCを見に行ってきましたが、なぜか大半のパソコンでタッチパネルが効かず。ひょっとしたらあまり触れるので切ってしまったのかも知れませんが、逆効果な気がしました。
ここからWindows8の感触。
書きましたように従来とほぼ近いデスクトップは存在しますが、それは「デスクトップモード」と呼ぶべきもので、Win7におけるXPモードや、それこそ17年遡ってWindows95でのMS-DOSモードに近いような、従来OS用ソフトを動かすための特別モードという感触を得ています。Windows95以来の変革とMicrosoftが豪語するのはそのためで、かつてMS-DOSソフトからWindowsソフトへ移行する目的を3.1と95が果たしたように、従来Windowsソフトから新Windowsアプリ環境への移行の役目を果たす、過渡期としての利用を前提としているのがWindows8という存在と考えるべきでしょう。そうでなければRTの意味がありません。旧Windows用ソフトの併用を前提とした8と、新Windows用アプリの利用だけで十分な人向けのRTを併存させることで、少し時間をかけて新体制への移行を目論んでいるのです。
Win8をほとんど使わないうちから「失敗OS」と声高らかに叫んでいるのは、そういう変革を拒み、Windowsは進歩のない存在で在り続けることを願う人たち、と言ってしまえば暴言かも知れませんが、無意識のうちにでもそういう考えを持っていることに違いはないと思います。今Windowsが向かおうとしている体制が良いか悪いかは別にして、どっちにしても、ここで失敗すればWindowsは終わりの始まりになります。せっかく久々に見せるMicrosoftの背水の陣ですから、食わず嫌いをせずに一つくらい手元に置いてみませんか?
と、いうわけでWindows8です。1200円購入権でWindows8proのアップグレード版を手に入れたは良かったのですが、なぜかインストール出来ず・・・。Windows7が動いているFX-8120のPCでインストール済みのソフトや環境(そういえば、いつの間にかMicrosoftも"ソフト"ではなく"アプリ"と呼んでいる・・・)そのままでWindows8へ移行させたかったのですが、成功しないのでは仕方有りません。かと言って、この環境も崩したくない・・・。
しょうがないので、Trinity、A10-5800KのPCに入れることにしましょう。これはほんの1ヶ月前にOSを入れたばかり、アップグレードインストールを失敗させる要因はないはず・・・。こっちもほとんど同じように失敗。なぜだ、AMDじゃダメなのか? ひょっとしたら、アップグレードインストールなのがダメなのかも知れません。仕方ないので個人設定やファイルなど、ようするにVistaからのアップグレードに本来使うモードでインストールしますと、これはうまく行きます。何が悪いというのでしょうか? いろいろ謎ですが・・・。
インストールがうまくいった、と書きましたが、実際には何か挙動がヘン。たとえば、Windows8のインストールの際、ほぼ真っ黒な画面に青いウィンドゥズをしめすマーク、下にカーソルの待機を示すクルクル。これがかなり長く続きますが、このPCだとウィンドゥマークの代わりにBIOS起動のフルスクリーンロゴがずっと表示されているんです。これはなにゆえ? なんとなくマヌケです。ちなみに現在、普通にWindowsを電源オンから起動させるときも同じ現象が起こってます。なんか相性が悪いかも。ただ、マザーに使っているGA-F2A85X-UP4固有の問題という気もします。
こうしてインストールされたWindows8ですが、やはりこれまでのWindowsになれた身にはすぐに慣れろ、と言っても難しいです。デスクトップ画面に切り替えても、どうしても無意識に左下のスタートメニューを探してしまいます。これが第一の慣れるのに時間がかかりそうな点。
2つめは、Windows起動と同時に起動させておきたいスタートアップに登録しておくソフトの問題。スタートメニューが廃止されたWindows8では、スタートアップがユーザーフォルダの奥深くにある隠しフォルダになっています。ここにショートカットを登録すれば、ちゃんと起動と同時に動くソフトになってくれる・・・のですが、これはデスクトップに切り替えた時に初めて有効となり、起動してくれるのです。つまり、最初に表示されるModern UI画面では全く動いていないので・・・って、おい、大丈夫かよ。セキュリティソフトなんかもデスクトップにならないと動いていない感があるんですが。
そして、今回最大のトラブル。なんと、普通に使っていただけなのにいきなり画面が真っ暗になり、その後PCが起動しなくなってしまったのです。CMOSをクリアしてもダメで、一時パニックを起こしそうになったのですが、その後メモリの片方を抜き、デュアルチャンネルを一時崩すことで起動するようになりました。どうやらウチではWindows8はメモリの速度を落とさないと安定しないようなのです。ああ、A10-5800Kはメモリの速度が速ければ速いほど性能が伸びる設計なのに、1333でないと安定しないとは。ここら辺はBIOSのアップデートに期待しておきましょう。
と、いうわけで、世間で言われている操作性云々より、インストールと起動の方に手間取ってしまいました。ただ、半日使っていたらだいぶ慣れてきまして、ほどほど動かせるようになってきました。まだWindows7やVistaほど直感的に動かせませんが。従来OSでは別に使わなくてもそれほど困らなかったWindowsキーを使うクセを付けるといいかも知れません。多機能マウスを利用している人なら、一つ割り当てておくのがいいかも。なお、日曜日に量販店にWindows8PCを見に行ってきましたが、なぜか大半のパソコンでタッチパネルが効かず。ひょっとしたらあまり触れるので切ってしまったのかも知れませんが、逆効果な気がしました。
ここからWindows8の感触。
書きましたように従来とほぼ近いデスクトップは存在しますが、それは「デスクトップモード」と呼ぶべきもので、Win7におけるXPモードや、それこそ17年遡ってWindows95でのMS-DOSモードに近いような、従来OS用ソフトを動かすための特別モードという感触を得ています。Windows95以来の変革とMicrosoftが豪語するのはそのためで、かつてMS-DOSソフトからWindowsソフトへ移行する目的を3.1と95が果たしたように、従来Windowsソフトから新Windowsアプリ環境への移行の役目を果たす、過渡期としての利用を前提としているのがWindows8という存在と考えるべきでしょう。そうでなければRTの意味がありません。旧Windows用ソフトの併用を前提とした8と、新Windows用アプリの利用だけで十分な人向けのRTを併存させることで、少し時間をかけて新体制への移行を目論んでいるのです。
Win8をほとんど使わないうちから「失敗OS」と声高らかに叫んでいるのは、そういう変革を拒み、Windowsは進歩のない存在で在り続けることを願う人たち、と言ってしまえば暴言かも知れませんが、無意識のうちにでもそういう考えを持っていることに違いはないと思います。今Windowsが向かおうとしている体制が良いか悪いかは別にして、どっちにしても、ここで失敗すればWindowsは終わりの始まりになります。せっかく久々に見せるMicrosoftの背水の陣ですから、食わず嫌いをせずに一つくらい手元に置いてみませんか?