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Channel: 録画人間の末路 -
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パナソニック新プラズマテレビの目的を探る

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えー、昨日までは「全世界待望希望」、今はすでに忘れたい存在であるPHS付スマートフォンDIGNO DUAL。我が弟に聞いてみたところ、やはりお怒りでして
「なんだ、あのアホ仕様!悪い方の予想通り過ぎて腹が立つ」
だそうです。わたしの昼間の記事で書いたPHSデータ通信が使えない点や料金が毎月6555円以上かかる点に加え、

・メールの仕様が変更、他のウィルコム機からの乗り換えでもメアドを維持できない
・帯域制限対象となる容量が毎月1000万パケットと少々ここと許ない(ソフトバンク機では3000万パケット)
・縛りの機関が3年と長い(W-ZERO3シリーズは2年)

が気に入らないそうです。各ニュースサイトでは「ウィルコムユーザー待望の新製品」みたいに書いてますけど、W-ZERO3シリーズをまだ使っている人たちが喜んで乗り換える仕様とはとても思えません。巻き返しどころかウィルコムを支えてきたヘビーユーザーが離れて行きかねない危険性すらはらんでますが・・・。機械の仕様は仕方ないけど、他の契約に関する部分は考え直して欲しいものです。


さて、PHSの悪口はこれくらいにして。
そっちの影に隠れてちょっと目立ってない、パナソニックの新型テレビの方、それも液晶は無視してプラズマだけを見てみましょうか。

パナソニック、最高画質プラズマテレビ「VIERA ZT5」
“一枚ガラス”デザインの65型/50型。階調表現改善

予告はされていましたが、プラズマが従来の最低42型から50型に大型化されています。機能も充実していると言っていいですが、なんと言っても画質面での強化でしょう。従来以上に黒を強調してコントラストを重視した画質に加え、同社BDレコーダーと組み合わせた場合はYUV 4:4:4に拡張され、オリジナルカラーの再現に努めるなど、プラズマの武器である色再現能力をこれでもか、と言わんばかりに強化しているにもかかわらず、動き表現も従来以上という話です。もちろん解説文を読んだだけなので実際の画質までは分かりませんが、何か期待できそうです。
プラズマの画質と言えば、すでに撤退したPIONEERの"KURO"があります。高額ですが、その名の通り黒の表現に拘り、しかもPIONEER最後のテレビということもあって、テレビマニアの間で「最高の画質」と評され、伝説の存在になりました。ですが、おそらく現行のパナソニックのプラズマテレビでも、同等の表現は可能なはずなんです。いくら伝説のテレビでも、さすがに数年前の旧式ですから。それでもなお「KURO最高」とされるのは、あくまで伝説のイメージのため。それに負けない存在とされるには、完全に超える必要があるのです。おそらく今回のVIERAはそれを狙っています。だからこそ、全ての技術を注いでいるのです。テレビが売れないこの時期によくもまぁと言うくらい。

ですが、その一方で「テレビが売れない時期だからこそここまでやった」と言う気もします。並の高性能か。ひょっとしたら、有機ELが出るまで従来HDテレビの最高峰としてラインナップされ続けるかも知れません。


おまけ
そういえば、"平成の龍馬blog"、閉鎖しちゃったみたいですね。悪い意味で話題になって、叩かれたせいでしょうか。以前ウチに一〜二度コメントをいただきましたし、ここ最近のウチへの外部からのアクセスは半分程度はあちらからでしたから、ちょっと寂しい気もします。

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