確か先週もブラックフライデーセールをやっていた中国系の通販サイトですが、今週もブラックフライデーをやってるみたいです。なんですかね、とりあえずセールという名目で客が来ればそれでいい? 先週のブラックフライデーは前倒しされる日本人相手向けで、今週の真ブラックフライデーは米国向けとか? いろいろ考えられますが、まだまだ景気の良さは感じますね、いいなあ。
今日のお題
しばらく前に「ダウンロード違法化」の拡大で書籍や文章関係でも違法ダウンロードの範疇を拡大しようとした話がありました。ところが蓋を開けてみたら問題になった「漫画村」には全く適用できず、代わりにスマホやPCでスクリーンショットを取るとそれが違法ダウンロードになる、という内容になっていたのでさすがに騒然、話はすんなり通らず、いつの間にか立ち消えに・・・とはならず、昨日再び文化庁があらたな「ダウンロード違法化強化案」を提案し、検討会を開いた、いう話だ出ているではないですか。まだ懲りてなかったようです。なお、この件に提出された資料などが文化庁サイトから見つからなかったため、下記のサイトに掲載されている資料の一部を参照してください。
スクショは一転して適法に、違法ダウンロードの線引きは?
見出しでは「スクショは適法」と書いていますが、資料部分を見ればわかるように「スクショは適法」とは書いてないんですね。スクショのうちごく一部のしょうもないもの(ツイッターのスクショに無断利用のアニメアイコンが使われていたものなど)は例外とするだけで大半はやはり違法、それも最初から刑事罰あり、という極めて厳しいものを練りこんでいます。「数十ページで構成される漫画の1〜数コマ、長文で構成される論文の数行など(軽微なもの)のダウンロード」も適法となっていますが、これもかなり恣意的な運用が可能で、時と場合によって違法と判断されるケースも十分あるようです。少なくとも次の記事
“スクショ”はOK? 「ダウンロード違法化」で転換…著作権侵害の新たな線引きを文化庁に聞いた
に掲載された文化庁との担当者への質問では「常識的なところで理解していただくことになると思います」とあります。厳格な明文化はしない、ということです。つまり相手(警察や著作権保持団体など)が常識の範疇でない、と解釈すればどんなスクショでも刑事罰つきの違法行為とすることは可能、ということです。わたしが見る限りでは配慮や転換どころか何も変わっていません。「悪意を持った解釈をやりすぎ」と思われるかもしれませんが、相手はあの文化庁です。著作権が絡むと完全に一般市民への配慮を忘れ、いかに著作権側(個人ではなく企業)の言い分を手を変え品を変えてそのまま通す、あるいは最初は軽微で通して時を見て罰則強化を追加、くらいは平気でやってくるところです。中身は同じで言い訳の文章を考えてきた、くらいとみるのが正解に近いでしょう。
それとなぜかどの記事も肝心の「漫画村」型アップロードサイトを取り締まる案が検討された話が出てきません。まぁ明文化が難しいというのはあるでしょうが、やはり文化庁か著作権側の目的は違法ダウンロードの強化であって漫画村事件はそれを通すための大義名分に過ぎなかった、ということなのでしょうか。
今日のお題
しばらく前に「ダウンロード違法化」の拡大で書籍や文章関係でも違法ダウンロードの範疇を拡大しようとした話がありました。ところが蓋を開けてみたら問題になった「漫画村」には全く適用できず、代わりにスマホやPCでスクリーンショットを取るとそれが違法ダウンロードになる、という内容になっていたのでさすがに騒然、話はすんなり通らず、いつの間にか立ち消えに・・・とはならず、昨日再び文化庁があらたな「ダウンロード違法化強化案」を提案し、検討会を開いた、いう話だ出ているではないですか。まだ懲りてなかったようです。なお、この件に提出された資料などが文化庁サイトから見つからなかったため、下記のサイトに掲載されている資料の一部を参照してください。
スクショは一転して適法に、違法ダウンロードの線引きは?
見出しでは「スクショは適法」と書いていますが、資料部分を見ればわかるように「スクショは適法」とは書いてないんですね。スクショのうちごく一部のしょうもないもの(ツイッターのスクショに無断利用のアニメアイコンが使われていたものなど)は例外とするだけで大半はやはり違法、それも最初から刑事罰あり、という極めて厳しいものを練りこんでいます。「数十ページで構成される漫画の1〜数コマ、長文で構成される論文の数行など(軽微なもの)のダウンロード」も適法となっていますが、これもかなり恣意的な運用が可能で、時と場合によって違法と判断されるケースも十分あるようです。少なくとも次の記事
“スクショ”はOK? 「ダウンロード違法化」で転換…著作権侵害の新たな線引きを文化庁に聞いた
に掲載された文化庁との担当者への質問では「常識的なところで理解していただくことになると思います」とあります。厳格な明文化はしない、ということです。つまり相手(警察や著作権保持団体など)が常識の範疇でない、と解釈すればどんなスクショでも刑事罰つきの違法行為とすることは可能、ということです。わたしが見る限りでは配慮や転換どころか何も変わっていません。「悪意を持った解釈をやりすぎ」と思われるかもしれませんが、相手はあの文化庁です。著作権が絡むと完全に一般市民への配慮を忘れ、いかに著作権側(個人ではなく企業)の言い分を手を変え品を変えてそのまま通す、あるいは最初は軽微で通して時を見て罰則強化を追加、くらいは平気でやってくるところです。中身は同じで言い訳の文章を考えてきた、くらいとみるのが正解に近いでしょう。
それとなぜかどの記事も肝心の「漫画村」型アップロードサイトを取り締まる案が検討された話が出てきません。まぁ明文化が難しいというのはあるでしょうが、やはり文化庁か著作権側の目的は違法ダウンロードの強化であって漫画村事件はそれを通すための大義名分に過ぎなかった、ということなのでしょうか。