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Channel: 録画人間の末路 -
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AMD、第三世代Ryzenを7月7日から発売開始!

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明日28日から台湾でCOMPUTEX TAIPEI 2019が開始され、さまざまなデジタル機器の次世代製品の発表が期待されていますが、その前日に先駆ける形でAMDより新CPU、第三世代Ryzenの発売が告知されました。

【詳報】AMD、12コアの「Ryzen 9 3900X」など第3世代Ryzenを7月7日発売

第三世代Ryzenそのものはすでに発表済みであり、あとはいつ発売されるか・・・。の段階になってはいました。が、先日Lenovoよりノート用ではありますがRyzen3000番台、すなわち第三世代Ryzenを搭載したパソコンの受注が開始されており、あとはデスクトップ待ちでした。最悪年内ギリギリ間に合うか、という予想もありましたが、夏の商業戦線に見事間に合ったわけです。Intelはしばらくノート用のCPUしか新アーキテクチャを投入する予定がないので、この新RyzenがデスクトップPCユーザーの注目を集めることになるでしょう。

現在公開されている情報では、最上級のCPUは12コア/24スレッドとまたCPUコアを増やしてきたこと。すでに32コア/64スレッドのThreadripperが存在しますのでコアの数自体は十分あり得る数でしたが、AMDがしかけ、Intelが乗ってきたコア/スレッド数競争をまた加速させるに十分なコア数です。ただ、記事によると12コアモデルの3900Xは「CPUダイが2つ搭載」されているとのこと。これはThreadripperのコアの増やし方です。ダイを複数搭載することで比較的楽にコア数の多いCPUを作ることはできますが、反面、特にマルチスレッドよりもシングル性能がいまだ重視されるゲームにおいて、複数ダイがメモリの帯域を取り合うことでパフォーマンスが低下する現象が起こっていると聞きます。Threadripperはそのためにゲームモードとしてコアを一時的に半分停止させるモードを持っているようですが、新Ryzenはどうなるのでしょうか。
もちろんゲーム用ではなく動画エンコード用ならやはりコア/スレッド数が多い方が有利なもの。新Ryzenがコアを増やすことでエンコードエンジンの多コア最適化も一段とすすむかも知れません。ただ、我々としては手が届くのはその下の8コア/16スレッドモデルでしょうね。3700Xあたりが欲しいかな。コストパフォーマンスで言えば最下位の3600も侮れないと思いますが。

わたしも早く入手してテストしたいものです。日本も同時登場になりますかねぇ。ただ、次の新Ryzenにおいては自分で組み立てでなく、BTOなどのショップブランド系のPCを購入してそれを使う予定。なので人気次第では入手は遅れちゃうかなぁ。ソフトもそれに合わせて新しくするつもりです。待ち遠しいです。

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