アナログ放送時にはメインの電波として使われ、デジタル放送は移行期間があるためにUHF波が使われることになってしまったためにアナログ放送後は宙ぶらりんになってしまった電波。それがVHF波です。ややこしいのはVHF波は基本的にテレビ向きであり、テレビに使わなくなった途端使い道がなくなってしまったため、揉めたあげくNTTに預けることになり、主に携帯電話で放送を受信する"NOTTV"という名のチャンネルとともに「モバキャス」というサービスを立ち上げました。当初は(契約者に半ば抱き合わせで契約させる形が多かったようですが)それなりに順調に契約を増やしていったようですが、スマートフォン台頭とともに専用チューナーを必要とするモバキャスは伸び悩んだと思われます。さらにいつでも最初から見られる配信系動画の前に完全に沈黙、ついに本日6月30日をもってサービスを終了することになりました。モバキャスサイトも全てのコンテンツがなくなっており、本日が最終日というより本日は終了日だったようです。同じVHF波のうちV-LOWを使うV-Lowマルチメディア放送もサービスを開始していますが、どこまで持つか・・・という気がしてなりません。なお、モバキャスのVHF波は国に変換される、という話です。
また利用目的を探して四苦八苦・・・となるのでしょうが、こういう安定した使い道がなかなか見つからない波こそ、それこそ電波オークションにかけてもいい気がしますが、総務省としてはいざ使い道が見つかった時にいつでも取り戻せるよう、オークション販売だけはしたくないんでしょうね。はたして一時は誰しもが使ったVHF波が再び脚光を浴びる日は来るのでしょうか。やっぱり最終的にはUHD放送とかに使いたいのかなぁ。
また利用目的を探して四苦八苦・・・となるのでしょうが、こういう安定した使い道がなかなか見つからない波こそ、それこそ電波オークションにかけてもいい気がしますが、総務省としてはいざ使い道が見つかった時にいつでも取り戻せるよう、オークション販売だけはしたくないんでしょうね。はたして一時は誰しもが使ったVHF波が再び脚光を浴びる日は来るのでしょうか。やっぱり最終的にはUHD放送とかに使いたいのかなぁ。