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Channel: 録画人間の末路 -
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TMPGEnc Video Mastering Works 6、AMD VCE対応強化

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動画エンコードの雄、ペガシスも、思ったほどH.265が浸透しない印象や周囲の環境の変化、それにテレビ界のユーザーを蔑ろにし続ける態度への嫌気の煽りを受けた感もあって最近少し影が薄い印象ですが、それでも小まめなバージョンアップがあるのがここのいいところ。その中心ソフトであるTMPGEnc Video Mastering Works 6にも修正を施したバージョンアップがあり、前回実装されたAMDのVCEエンコードへの対応が若干ですが強化されています。
更新履歴によると、その変更点は「AMD Media SDK エンコーダーの出力設定に、アスペクト比率、ビデオフォーマットの設定を追加しました。」とあります。後者はちょっと分からないですね。過去のバージョンと比べてもどこが違うのか不明です。ただ、わたしがインストールしたのはAPU搭載PCなので、単体RADEONだと少し違うのかも知れません。前者は良い変更点・・・というより不具合の修正ですね。最初に搭載されたときはアスペクト比1対1しか出せず、1440x1080を解像度そのまま16対9にできなかったのですが、やっとできるようになりました。まぁそれで当たり前なんですが・・・過去のVCEエンコードの扱いの悪さを考えると、そのくらいできなくても不思議でもなんでもなかったので気に留めてなかったのですが。最近ハイクラス(うちでは)のエンコードPCではAvisynth+MediaCoderでエンコードすることがほとんどでTMPGは使わなくなっていたので、前述したとおりAPU機に移し替えて試してみたのですが、A10-7800だとx264エンジンを使用したソフトエンコードと同程度の速度か、ヘタすれば遅いくらいとガッカリ。ただ、A68Hを使った当システムはちょっとCPU/GPUともに動作速度が普通と違うので、それが原因かも知れません。A88+A10-7850Kの方に移したところ、少なくともx264よりは高速になりました。ただ、こっちだと環境ツールが起動できずにTMPG自体が強制終了したり、動画を読み込むとしばしばエラーを吐いて止まってしまうので、あまり常用したくないのですが・・・。なんとなくRADEONの最近のドライバとTMPGは相性が良くない気がします。

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