Quantcast
Channel: 録画人間の末路 -
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1571

屁理屈・へそ曲がり・ワンパターン

$
0
0
今回はよろず話型エントリーとなっております。あらかじめご了承ください。

・昨日、impressが例の「著作権法改定案」に関する記事を書いたもようです。

文科省、DVDの暗号化技術回避などを規制する著作権法改正案

ちなみに法案の提出そのものは3月9日でしたが、文科省が一般公開したのは3月16日のことでしたから、昨日になってようやく書くことができたのでしょう。他の新聞系などの記事が事実上「日本版フェアユース」のことばかりで私的複製権に関してはほとんど、あるいは全く触れないことで法案成立のための援護射撃を行っているのに対し、さすがにimpressはデジタル機器系だけあってまずそっちを表題に押し出しています。こちらの解釈でも、やはりDVDのコピーを違法化するための改定案であることは間違いないようです。
ただ、全くできなくなるかと言えばそうとも言い切れません。これらは「私的複製権の例外」に過ぎないからです。つまり、複製を伴わない、録画ファイル保存のために移動させるための自由化ならば、この例外に当たらないと見ることができるのです。たとえ暗号化を解除したとしても、元データのディスクを消してしまえば問題なし。なぜなら、一部のレコーダーでは行われているからです。レコーダー上でもなんらかの形で暗号化解除が行われていることに変わりはないでしょう。それらレコーダーでは移動させたあとあらためてプロテクトをかけていますが、わざわざ再プロテクトをかけなければいけない、なんて法律は以前からも改定案の著作権法にもありません。よって、暗号を解除させても録画ディスクの移動は行うことができると解釈できます。市販のディスクは違法扱いを避けられませんけどね。むちゃくちゃ屁理屈ですが、法律の解釈なんて屁理屈の応酬、先に言ったもの勝ちなところがありますので、先に言っておけばいいんです。もちろん今回の改定案が廃案になる可能性もあるので徒労に終わるかも知れませんが、先に理論武装しておくにこした事はないでしょう。


・昨日発売されたiPad、せっかくなので近場の売り場を見に行きました。すると、どこへ行っても「新しいiPad、在庫あります」の掛け声や貼紙があるではありませんか。
「なんだ、あれだけ騒いでいるけど、普通に売っているじゃないか」
とちょっとガッカリして某所に書き込んでおいたのですが、よくよく調べてみると在庫があるのはどこも4Gモデルばかり。WiFiモデルはどこへ行っても売り切れています。ちなみに4Gと言ってもあるのは16GBと32GBで64GBは売っていませんでした。そもそも64GBが入荷したかどうかも怪しい気がしますが。
しかし、なんでまだ電話契約必須の3Gや4Gモデル、売りますか? タブレットPCと言っても日本じゃデジモノ好きとプレゼン目的の人といった限られた人しか買わない製品です。あの大きさでは個人で買うにしても多くの場合、家におきっぱなしで使うでしょう。デジモノ好きが家に無線LAN環境を作っていないわけがありませんから、必然的にWiFiで十分ということになります。外に持ち歩くのは、iPad購入者のほとんどはiPhoneユーザー(もちろん日本では)でしょうから、iPhoneで十分と考えるでしょう。また、外で使いたい人でも、iPadはソフトバンクの4Gが使えるわけでもなく、3Gの強化版の回線が名目上使えるだけです。接続料は当然個体別なので値段もそれなりに高くなってしまいます。それなら、iPadを運ぶケースの中にWiMaxやイーモバイルのデータ通信ルーターを入れておけばそっちの方が速くて安くすみます。4G(実質3G')で外で使える環境が必要な人、その契約をしてでも新しいiPadがほしい人は、本当にごくわずかな人しかいない気がします。ソフトバンク3G'ではなく、WiMAXが搭載されていてテザリングが使え、とりあえず契約しなくても買えるのなら売れたと思いますが・・・。世界どこででも同じ機種で同じことを展開する、日本も例外ではないがAPPLEの主義なんでしょうが、それでいいわけない、と思ってしまうわたしはやっぱりへそ曲がりなんでしょうか?


・3月17日といえば、1959年に少年サンデーと少年マガジンが同時創刊された日だそうです。BS唯一の完全新チャンネル、Dlifeが他とそろえずにわざわざ17日まで開局を遅らせたのは、きっと3月17日という日に何か特別なものが・・・

ただの偶然だろうな。

と、いうわけで、ようやく本格開局したDlifeのビットレートを改めて調べてみることにしました。


1440x1080 16:9 186KHz(2ch)x2(二ヶ国語?)
平均14865Kbps やはり高めでした。ロゴは海外系らしく左上に来ていますが、IMAGICAなどと比べると大きく、目立つものです。濃くないのは救いですが。今回録画したのは日本語番組にもかかわらず、オーディオトラックが二つ存在し、しかもビットレートは他BSより高いものです。おそらく二ヶ国語に対応しているのでしょう。画質は、解像度・ビットレートの割には解像感が高くなく、ザラザラしている感じがします。最後の単独開局なので少々辛めに書いてみました。

さて、これで新BS局一通りそろいました。まもなくCSの移動開始などの再整理が行われると思いますが、3月決算ということで今月いっぱいかけてBS/CS110全局の解像度・ビットレート調査を行います、ワンパターンですが。ボチボチ誰かに受け継いでほしい調査ですが、もうしばらくはわたしが率先してやることにしましょう。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1571

Trending Articles