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Channel: 録画人間の末路 -
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新年早々大当たり!

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昨年末の宝くじは限りなくスカに近い当たり方しかしませんでしたが、新年に入ってから大当たりしました。もちろん悪い意味で、です!

2日の夜はトイレと格闘していた、と言うほどお腹が緩くなっていました。これだけなら、かつて友人に「ゲイリー・クーパー」の異名を送られたほど日ごろから緩いわたし、ちょっと食べ過ぎた程度と思っていたでしょう。ところが、翌3日には日ごろ「でなくて困っている」我が父がわたしに変わってトイレと格闘していたのです。これは異常事態。時間がずれたのは消化能力の誤差でしょうが、当然同じものを食べているので何か同じ食材で当たったとしか思えません。

と、言っても心当たりはあります。正月は親戚も何人か来たため、多くの料理が食卓に並びました。その中で唯一我が家で用意した食材でない料理、すなわち生牡蠣に当たったのではないか、と。
生牡蠣と言ってもしっかりしたものならそうそう当たることはありません。ただ、我が一族は雑煮に牡蠣が欠かせないほど牡蠣好きな家系でありながら牡蠣を勘違いしている傾向があるのです。かなり前の話ですが、海沿いに住んでいる親戚が地元産の牡蠣を「新鮮だから生でも食える」と思いこんで加熱用であることを隠して生のままふるまったことがあるのです。わたしはそれには参加していなかったのですが、従妹の一人が大当たり。かわいそうに彼女は現在に至っても加熱した牡蠣ですら絶対に口に入れないほど牡蠣嫌いになってしまっています。今回牡蠣を持ってきたのはその人ではありませんが、その兄弟。ならば「新鮮なら牡蠣は生で食える」と勘違いしてもおかしくありません。
牡蠣が生で食べられるか否かは新鮮かどうかだけでは決まりません。除菌処理をしてあるかどうかが重要なのです。いくら新鮮でも除菌してない牡蠣は「加熱用」として売られており、生で食べると大当たりしてしまいます。体質で当たりにくい人もいるみたいですが、それはそれ、危険な行為であるに変わりはありません。今回もただ親戚が「生牡蠣だ」と言って持ってきたからそのまま生で食べてしまいましたが、除菌処理していない加熱用だったら緩いわたしと詰まり気味の我が父、親子そろって当たるのは当たり前です、終わった後でも。そもそも正月三が日なんですから、いくら新鮮と言っても取れてから少し時間がたっているでしょうしね。
ただ、当たったからと言ってもう牡蠣を食べない、なんてことはしません。適切に処理して食べればいいのです。と、言うことで残していた牡蠣は牡蠣鍋にして平らげました。もちろん全然当たりません。

そもそもこんなバカげたふるまい方を考える人は我が一族以外にいないと思いますが、みなさま外食以外の場所で生牡蠣が出たときは一応気を付けてくださいね。自分が当たらないからと言って稀に勘違いしている人がいるかも知れませんから。

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