Quantcast
Channel: 録画人間の末路 -
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1571

2016年版ゴジラ、タイトルは「シン・ゴジラ」に決定

$
0
0
本日、来年公開予定である映画、ゴジラ国内版最新作のタイトルや一部キャストがついに公開になりました。

ゴジラ最新作 キャスト&タイトル発表!!

タイトルは「シン・ゴジラ」 シンには"新”の意味の他"真"あるいは"神"の意味もこめてのものということです。個人的にこうした漢字表現をカタカナ化するセンスは好きじゃないのですが、如何にも庵野総監督らしいとも思います。なにかおぼろげながら新しいゴジラの姿が見えてきたような気がします。

このタイトルから感じたイメージを基に勝手に次のゴジラの姿を想像してみましょう。絵心がないのでイラスト化できないのがもどかしいですが。
頭部は丸みを帯びた感じで口はむしろ小さめ、歯はするどいものの細かいギザギザが無数に並ぶ印象で目は黒目が小さく、やや斜めに尖った感じで、前傾姿勢を取った時と頭を持ち上げて吠える日本怪獣特有の形状をとった時で表情が異なるイメージを持たせる。体つきは歴代ゴジラと比べるとやせ形で、むしろ枯れ木に近く、表皮はガサガサ、随所の皮膚が不自然に尖って切っ先のようになっている部分さえある。背びれは中央列のみ大きく左右の列は小さ目でところどころかけている。足は細いが腕は太く、爪は巨大。尾は体と比べると太く長く、ほぼ絶えず上下にうねり続けて全体のバランスをとるかのような動きを続けている・・・。
全体像としては凶暴な"メガロゴジラ"です(^^)たった一本しか演技しませんでしたが「ゴジラ対メカゴジラ」でゴジラを演じた図師勲氏のキビキビとしたゴジラが割と好きなんですよね。現在はVFX技術が発達してますからぬいぐるみゴジラ一体で表情や動きをすべて補う必要はないんですが、どうしても怪獣の動きによる表情表現を期待して想像してしまいます。円谷特技監督の怪獣演出は上手下手の優位を取り入れているところから見ても"能"のイメージが一番近いと思ってます。そういうものにこだわるのが古いとわかっていても、「シン」を名乗るのなら、そういう演出へのこだわりも欲しいですね。もちろんすべてわたしの勝手な想像なので外れても勘弁してください。レジェンダリーGODZILLAがかなりマッチョだったので東宝ゴジラは差別化も含めて少しやせ形でくるかな・・・とちょっと思ったらメガロゴジラの延長みたいなゴジラが思い浮かんだんですよ。


一方、出演陣はどうみても「進撃の巨人」前後編と重なる人たち。現場でメガホンをとる監督は同じ樋口真嗣監督ですからすでに馴染みの人の方が扱いやすいということもあるのでしょう。また同じく「進撃の巨人」で特撮監督を務めた尾上克郎氏が動いているという噂もあり、スタッフは共通する人が多そうです。悪く言えば「進撃の巨人」は「シン・ゴジラ」の実験場であった、ということになってしまうのですが、話題作を踏み台にするその意気込みを買いましょう。

まだまだ見えないところが多すぎますが、それだけに楽しみで仕方ありません。制作過程も映画のうち、と考えればそれもまた良きかな、ですね。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1571

Trending Articles