毎年恒例の国際放送機器展ことInter BEEが幕張メッセで公開中ですが、今年はレポも少ないし、それ以上に我々一般も注目したくなるような機器があまり展示されていないように感じられます。これからは必ず4K時代になる!ことを前提にその番組作成に必要とされる放送機材などが中心という印象なんですよ。もちろん自分で見に行ったわけではないので商業サイトなどが便りなんですが、あちらが我々の見たい知りたいブースを紹介しているとは限らないのが難点でして。
そちらの方はもう少し情報がでてから見るとして、AMDの新APUが正式発表になったようなのでそちらを見てみましょう。
AMD、新x86コア“Excavator”採用のモバイルAPU「Carrizo」
モバイルAPUとなっていますが、Carrizoの中身は現在主力のAPUアーキテクチャ、Kaveriの完全な後継です。Kaveriがデスクトップからの発表だったのでモバイル優先の発表は残念ではありますが、もともとAPUはそういうやり方なんですよね。デスクトップを優先したKaveriが特殊な例だっただけで。思ったほど効果がなかったため、元に戻したのでしょう。
もう一つのCarrizo-Lは名前からするとCarrizoの省電力版に見えますがBeemaの後継であり、中身は異なります。それでいて最近俄然注目を浴びているBeemaのさらに下のTemashは継続ですからちょっと紛らわしくなります。現状の製造プロセスではTemashのSDPを保ちながら性能を上げるのは難しいという判断なのでしょうか。
Carrizo-Lはおいておくとして、Carrizoの方はRichland→Kaveriの時と同じくCPU・GPUとも新型に変更、GPUはまだ具体的な発表はないようですが、CPUは現状のSteamrollerから一歩進んだExcavator(掘削機、日本では一般にパワーショベル)になります。せっかく地ならししたのに、あた掘り返すような印象も感じ取れるコードネームではありますが、再出発の意味でもこめているのでしょうか。
それにしてもまだモバイル版のKaveriは日本では始まったばかり、という気がするのですが、まぁこれは日本への製品の投入が遅すぎただけで発表としては順調なんでしょう。多分購入可能な製品がわたしらの目の前に出てくるのは当分先で、気が付くといつの間にかといういつのものパターンでしょうからCarrizoに関しては覚えておけばいい、というところでしょうね。
気になるのはCarrizoがSoC化していること。それだけならわたしらにはあまり関係ない話ですが、仮にデスクトップ版が出るとしたらこちらもSoC化されるのではないか? という疑問が当然出てきます。モバイルとデスクトップでそれほど極端に中身が違うとも思えませんから。だとするとCarrizoは現行KaveriとSocketの互換性のない新アーキテクチャになるかも知れません。まぁ今回の発表は第一報でしかありませんのでもう少し具体的な話が出てくるのを待ちましょう。
そちらの方はもう少し情報がでてから見るとして、AMDの新APUが正式発表になったようなのでそちらを見てみましょう。
AMD、新x86コア“Excavator”採用のモバイルAPU「Carrizo」
モバイルAPUとなっていますが、Carrizoの中身は現在主力のAPUアーキテクチャ、Kaveriの完全な後継です。Kaveriがデスクトップからの発表だったのでモバイル優先の発表は残念ではありますが、もともとAPUはそういうやり方なんですよね。デスクトップを優先したKaveriが特殊な例だっただけで。思ったほど効果がなかったため、元に戻したのでしょう。
もう一つのCarrizo-Lは名前からするとCarrizoの省電力版に見えますがBeemaの後継であり、中身は異なります。それでいて最近俄然注目を浴びているBeemaのさらに下のTemashは継続ですからちょっと紛らわしくなります。現状の製造プロセスではTemashのSDPを保ちながら性能を上げるのは難しいという判断なのでしょうか。
Carrizo-Lはおいておくとして、Carrizoの方はRichland→Kaveriの時と同じくCPU・GPUとも新型に変更、GPUはまだ具体的な発表はないようですが、CPUは現状のSteamrollerから一歩進んだExcavator(掘削機、日本では一般にパワーショベル)になります。せっかく地ならししたのに、あた掘り返すような印象も感じ取れるコードネームではありますが、再出発の意味でもこめているのでしょうか。
それにしてもまだモバイル版のKaveriは日本では始まったばかり、という気がするのですが、まぁこれは日本への製品の投入が遅すぎただけで発表としては順調なんでしょう。多分購入可能な製品がわたしらの目の前に出てくるのは当分先で、気が付くといつの間にかといういつのものパターンでしょうからCarrizoに関しては覚えておけばいい、というところでしょうね。
気になるのはCarrizoがSoC化していること。それだけならわたしらにはあまり関係ない話ですが、仮にデスクトップ版が出るとしたらこちらもSoC化されるのではないか? という疑問が当然出てきます。モバイルとデスクトップでそれほど極端に中身が違うとも思えませんから。だとするとCarrizoは現行KaveriとSocketの互換性のない新アーキテクチャになるかも知れません。まぁ今回の発表は第一報でしかありませんのでもう少し具体的な話が出てくるのを待ちましょう。