一時期東京に住んで働いていたころに雑誌のアンケートなどをやっていたことがあり、アンケートにはちょっとうるさいわたし。現在でも雑誌・ネットを問わずアンケートにはよく投稿します。割と、というより自分でも間違いなく人並みより優れていると断言できる唯一の項目が籤運であるわたしですが、なぜかアンケート応募の時には一度もプレゼント抽選に当たったことがないのですが、それはそれ、これはこれなんで。アンケートは普通にはがきや手紙を出すより意見とか気軽にかけるので、その雑誌に何か言いたいときは重宝しますね。もっともあまり力の入った意見を書くと抽選の当選確率が低くなる可能性があるのですが(これは「その雑誌に対して悪い意見を書いたから当選させない」という意味ではなく、貴重な意見のサンプルとして一応分けておき、後でPCに打ち込むなどして資料化してから山に戻す・・・はどこでもやっているんですが、稀に戻し忘れることがあるという意味です。また抽選のときは選ぶ人間の心理としてどうしてもハガキの奥のほうから抜きたくなるのに対し、後で山に戻したハガキは上のほうに置かれることが多く、結果多少選ばれにくくなる、ということもあります)。
今回もimpressでこんな読者アンケートをやっておりました。
テレビ録画について(2014年10月)
録画機器や視聴方法、平均録画番組数など
リンク先にはプレゼントがあるようなことが書かれていますが、今回はプレゼントはありません。プレゼント付のアンケートになることもあるんですが、もちろんわたしは何回も投稿していますが一度も当たったことないです。意見欄に書いたコメントはしばしば使われてますけどね。
今回は意見欄に「便利なPC録画に対してレコーダーは不便なだけで、もう使ってないし新型にも全然興味がわかない」というようなことを書きました。こう書いておきながら、ちょっと舌の根を乾かして(^^;)何も出来ず、何を買っても大して変わらない全く魅力のない各メーカーレコーダー群の中、買うところまでは行かずとも唯一注目に値するとして取り上げる価値があると思っているのが日立マクセルのiVDR対応レコーダーです。今回はついにダブルカセットタイプとなりました。
ダブルiVスロット搭載でコンテンツのダビングも
日立マクセル、カセットHDD対応BDプレーヤー発表
リンク先記事ではなぜかBDプレーヤーとなっていますが、メーカーのプレスリリースを見る限りBDもレコーダーです。以前BD対応となってから第2世代目ですが、だいぶパワーアップしています。注目すべきはもちろん上級機のBIV-TW1000。地上波はもちろんBS/CSチューナーを3機搭載しているのに加えてスカパー!プレミアムにも対応しており、最大4番組の同時録画可能。ただ、そういう多チューナーモデルは時として番組整理に困ってしまうもの。それをなんとかするため、BIV-TW1000はiVDRをついに2機同時に使えるようになりました。iVDR同士のダビングも可能(と、言ってもダビ10の範囲内という狭いものでしょうが)ですので所謂合法チューナーの中では整理はしやすいほうではないでしょうか。少なくともBDを整理に使うより楽なはずです。iVDRですからUSB-HDDのように紐つけによる自己録・自己再のみの規制に縛られることもなく、登録台数の制限を受けることもありません。また、以前書いたようにiVDRは他メディアに先駆けて4Kソフトの販売が行われています。それを反映して、本機は4K出力が可能となっています。値段からしてBDの再生機能などは他社の高級機より劣ると思われますが、BDの再生は専用機でやればいいのです。制限の比較的少ないiVDRと、他社との互換性の高いBDのどちらにも番組を書き込めることに日立マクセル製レコーダーの価値があるのです。これでPCでもiVDRへのオーサリングやリッピングが出来るようになればさらに便利なんですが、そこは難しいのでしょうね、やっぱり。
最近他国に比べると開催が遅くて影が薄いのですが、明日から幕張メッセでCEATEC JAPAN 2014が開かれ、映像機器ももちろん多く展示されるようです。行きたい・・・まぁ時間もないし地方だし無理ですけど。その中でシャープはまだ製品と呼べる段階ではないようですが8Kテレビを展示する模様。
シャープ、120Hz対応の最新8K“フルスペック”液晶。MEMS-IGZOタブレットも初公開
でも、そんな先を行き過ぎて興味の出ないものより買う候補になりうるものに目を向けるべきでしょう。わたしが注目しているのはXL10の後継機、XL20です。
先日発売されたシャープの40型4Kテレビ、U20は本当にひどい画質でした。解像度としては確かに4Kテレビではありますが、画質面では上級機を引き立てさせるイケニエ以上の存在ではありません。これと比べると色の分解など内部処理だけを4Kのものとして2Kパネルに表示させる"半分4K"なXL10の画質はBDソフトを再生する分には同社の4Kテレビにも負けないどころか個人的感想では上回っているほどでした。しかも通常大型サイズの部類に入る46型でも機能的なケチをした部分はなく、液晶にしては良い画質と感心したものです。XL20はその後継機。モスアイパネルの代わりにN-Blackパネルで低反射を実現したのとHDCP2.2に対応したのが特徴です。モスアイパネルは画期的ではありましたが画面が赤っぽく見えてしまうのが欠点でした。N-Blackパネルはまだ見たことはありませんが、シャープ高性能テレビの代名詞の一つになっていたモスアイパネルの代わりに採用するあたり、相当自信があるのでしょう。46型もちゃんとラインナップされていますし、地方の量販店でも画質チェックできるようになる日が楽しみです。
買う買わないは別にしてまだまだがんばれば面白そうな製品を出す力はある日本のAV機器メーカー。いくらオールジャパン体制を指示されているからとみんな同じ方向を向いて同じことをやるのはつまらないです。もっと個性的でかつ規制から逃れようとする努力の跡が見られる製品が出てくれ、わたしの心を動かしてくれることを願いたいですね。
今回もimpressでこんな読者アンケートをやっておりました。
テレビ録画について(2014年10月)
録画機器や視聴方法、平均録画番組数など
リンク先にはプレゼントがあるようなことが書かれていますが、今回はプレゼントはありません。プレゼント付のアンケートになることもあるんですが、もちろんわたしは何回も投稿していますが一度も当たったことないです。意見欄に書いたコメントはしばしば使われてますけどね。
今回は意見欄に「便利なPC録画に対してレコーダーは不便なだけで、もう使ってないし新型にも全然興味がわかない」というようなことを書きました。こう書いておきながら、ちょっと舌の根を乾かして(^^;)何も出来ず、何を買っても大して変わらない全く魅力のない各メーカーレコーダー群の中、買うところまでは行かずとも唯一注目に値するとして取り上げる価値があると思っているのが日立マクセルのiVDR対応レコーダーです。今回はついにダブルカセットタイプとなりました。
ダブルiVスロット搭載でコンテンツのダビングも
日立マクセル、カセットHDD対応BDプレーヤー発表
リンク先記事ではなぜかBDプレーヤーとなっていますが、メーカーのプレスリリースを見る限りBDもレコーダーです。以前BD対応となってから第2世代目ですが、だいぶパワーアップしています。注目すべきはもちろん上級機のBIV-TW1000。地上波はもちろんBS/CSチューナーを3機搭載しているのに加えてスカパー!プレミアムにも対応しており、最大4番組の同時録画可能。ただ、そういう多チューナーモデルは時として番組整理に困ってしまうもの。それをなんとかするため、BIV-TW1000はiVDRをついに2機同時に使えるようになりました。iVDR同士のダビングも可能(と、言ってもダビ10の範囲内という狭いものでしょうが)ですので所謂合法チューナーの中では整理はしやすいほうではないでしょうか。少なくともBDを整理に使うより楽なはずです。iVDRですからUSB-HDDのように紐つけによる自己録・自己再のみの規制に縛られることもなく、登録台数の制限を受けることもありません。また、以前書いたようにiVDRは他メディアに先駆けて4Kソフトの販売が行われています。それを反映して、本機は4K出力が可能となっています。値段からしてBDの再生機能などは他社の高級機より劣ると思われますが、BDの再生は専用機でやればいいのです。制限の比較的少ないiVDRと、他社との互換性の高いBDのどちらにも番組を書き込めることに日立マクセル製レコーダーの価値があるのです。これでPCでもiVDRへのオーサリングやリッピングが出来るようになればさらに便利なんですが、そこは難しいのでしょうね、やっぱり。
最近他国に比べると開催が遅くて影が薄いのですが、明日から幕張メッセでCEATEC JAPAN 2014が開かれ、映像機器ももちろん多く展示されるようです。行きたい・・・まぁ時間もないし地方だし無理ですけど。その中でシャープはまだ製品と呼べる段階ではないようですが8Kテレビを展示する模様。
シャープ、120Hz対応の最新8K“フルスペック”液晶。MEMS-IGZOタブレットも初公開
でも、そんな先を行き過ぎて興味の出ないものより買う候補になりうるものに目を向けるべきでしょう。わたしが注目しているのはXL10の後継機、XL20です。
先日発売されたシャープの40型4Kテレビ、U20は本当にひどい画質でした。解像度としては確かに4Kテレビではありますが、画質面では上級機を引き立てさせるイケニエ以上の存在ではありません。これと比べると色の分解など内部処理だけを4Kのものとして2Kパネルに表示させる"半分4K"なXL10の画質はBDソフトを再生する分には同社の4Kテレビにも負けないどころか個人的感想では上回っているほどでした。しかも通常大型サイズの部類に入る46型でも機能的なケチをした部分はなく、液晶にしては良い画質と感心したものです。XL20はその後継機。モスアイパネルの代わりにN-Blackパネルで低反射を実現したのとHDCP2.2に対応したのが特徴です。モスアイパネルは画期的ではありましたが画面が赤っぽく見えてしまうのが欠点でした。N-Blackパネルはまだ見たことはありませんが、シャープ高性能テレビの代名詞の一つになっていたモスアイパネルの代わりに採用するあたり、相当自信があるのでしょう。46型もちゃんとラインナップされていますし、地方の量販店でも画質チェックできるようになる日が楽しみです。
買う買わないは別にしてまだまだがんばれば面白そうな製品を出す力はある日本のAV機器メーカー。いくらオールジャパン体制を指示されているからとみんな同じ方向を向いて同じことをやるのはつまらないです。もっと個性的でかつ規制から逃れようとする努力の跡が見られる製品が出てくれ、わたしの心を動かしてくれることを願いたいですね。