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Channel: 録画人間の末路 -
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65型有機ELテレビがIFA2014に、ただし湾曲

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開始が土日のせいかなんとなくひっそりと始まった感のある国際コンシューマ・エレクトロニクス展、"IFA 2014"ですが、中身を見るとこれがなかなか面白そうで、ひょっとしたら近年まれに見る当たり年なんではないか、という気さえさせます。

4K VIERA最上位や湾曲65型有機EL、ハイレゾヘッドフォンなど、パナソニックブース
昨日Twitterで「パナソニックブースに65型有機ELテレビ、それも4kの展示あり」と見たときは飛び上がって喜んだものですが、残念ながら湾曲という有機ELの長所を別の形で発揮するタイプのものでした。ただ製品化を前提として作られたものではなく、あくまで画質の参考としての展示ということ。これが「液晶ではなく有機ELであることを主張するため、あえて湾曲させた」ことを意味するのか、「テレビはあくまで液晶、有機ELを積極的に展開する気は今のところない」ことを意味するのかは分かりませんが、わずかでも有機ELテレビの可能性が残っていることだけは喜ぶべきものでしょう。
これを用意した理由の一つは間違いなく4Kの映像サービスがいよいよ現実味を帯びてきたことにあると思います。4K対応BDの話もだいぶ具体的になってきているようですし、そのためにはまずテレビというのが日本のメーカーの考え方です。国内では8Kを前倒しする話が活発ですが、それによってプレミアム液晶は8Kに移行し、有機ELが4Kとして出してもらえる余地が出てくるかも知れません。そう考えると8Kを急ぐ現状の総務省や日本放送協会のやり方も悪いことではありませんね。


ここからは雑談
・「大映特撮映画DVDコレクション」第1巻、大怪獣ガメラを見る。これ見るの本当に久しぶり。ガメラはきっかけがないとあまり見ないんですよ。これを見ると現状日本最後の本格怪獣映画、「小さき勇者たち〜GAMERA」のストーリーがつぶさに思い出される。当時第一作を見た子どもは、冒頭出ているにもかかわらず本編のガメラは主人公の俊夫少年が捨てた亀のチビが変身したもの、と考えたそうな。今までの視点ではその発想になるのはよく分からなかったけど、今ならわかる。「GAMERA」はガメラ第一作を丁寧に反映した素晴らしいリメイク作品であり、王道のガメラ映画だったんだなぁと。
・Intelの製造プロセス14nmを謳う新CPUの名称が正式にCore Mとなりました。今までCore ix-xxYとされてきたCPU群の後継ですが、Y版はi7を謳っていても2コア4スレだったりしてどこがi7やねんと紛らわしかったのですが、Core Mとなったことですっきりしそう。TDP4.5Wの低発熱なので今までAtomの分野だった10型クラスのタブレットPCへの採用もありそうです。と、いうよりUltraBookがもはや影が薄くなった以上そちらがメインとなるでしょう。Atomは今後Android向けIntelプロセッサの名称になるかも
・小生もエントリーしておりますAMDのアンバサダーコンテストの投票、明日9月7日いっぱいでございます。開始当初と違い、Facebookのアカウントなしでも投票できるようになっています。抽選で当たるAmazonギフト目当てにでも、まだ投票されてない方はぜひ参加してください。

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