もはやわたしの範囲からははるか外れた方向に向かってしまったことで興味を失っているのですが、当初から追っていた話ですから一応取り上げますね。
V-Lowマルチメディア放送の基地局計画認定。11月福岡からサービス開始へ。チューナ100万台無料配布
日本の電波は総務省の管轄で政治的に割り当てられるものですから、事業の変更などでおおきく空いている領域はなんとかして消費、最悪どうでもいいことでも確保を目的として何かに使用しなければならないため、アナログ放送の時に利用していた電波周波数は、4〜12はNOTTVが代名詞となっているモバキャス放送に、1〜3のVーLowと呼ばれる帯域は、どうするかいろいろもめてはいましたが、結局「マルチメディア放送」の名のもとスマホ向けの災害情報やチラシなど、いわば電子回覧板としての役割を担うという地味〜なものになってしまいました。わたしはこの業界長いものでしたから、"マルチメディア"って聞くと動画と音声を駆使したエンターテインメントしか思いつかないんですよ。そんな古い言葉まで引っ張り出して、あれだけもめて中身はこんな、まさにペラペラのものかよ、と情報が出るたびにがっかりしたものですが、最終的には車載用の使い道すらはっきりしないものに。こんなの普通にネットを利用した配信で十分じゃね? 民間主導ならこんな中身には絶対しなかったでしょうから、本気で将来のサンプルを兼ねて電波オークションでも実施して投げても良かったのでは。ただ、現政権は省庁の利権には絶対メス入れたがらないので、電波オークションの話完全に霧散したからなぁ。興味を持っていた前政権ではその点に関しては期待していたのですが、結局肝心なことは何もしませんでしたし。もう日本はこうなるしかないってことですね。
未来が感じられず、興味の範疇にできない話はこれくらいにしておいて。
仕事が休みだったのでまだワンパターンですが電器屋によってきました。ただ、今回は予定の前倒しで販売された噂の40型4Kテレビ、東芝REGZA 40J9Xをこの目で見たかったという大きな目的があるのですよ。
でやってきました某量販店。もちろん目立つところは55型以上の大型テレビで埋め尽くされていますが、さすが新型、40J9Xも比較的目立つところに展示してあります。さっそく眺めていると、店側としても期待の新製品なのか「それ、入荷したばかりの新製品なんですよ〜」とさっそく店員が寄ってきました。正直うざったいと思いつつも向こうも仕事だししょうがないなと適当に話はするものの、もちろん視点はテレビにくぎ付け。さて、リモコンで勝手に設定を変えるか・・・と思ったら反応が恐ろしく悪い。何度もボタンを押したり角度を変えてみたりしても、成功は10回に1回くらいで、電池が消耗しすぎて替え時かと思うくらいの手ごたえ。最初のうちは電池が入ってないんじゃないかと思ったほどです。でも、このテレビ発売されてからまだ10日しかたってないんですから電池がなくなったとは考えづらいですよね。新製品のリモコンの電池、どうしているのかわたしは知らないですけど、まさか展示物を入れ替える際に前のテレビで散々使った電池を使いまわしている、というほどケチしているとは思いたくないですし。そうなるとリモコンの性能自体が悪いと結論つけるしかないです。東芝は割とリモコンの反応はいいというイメージがあったのですが。もちろん個体差はあるでしょうけどちょっと買うのが不安になるレベルです。
画質の方は、うーん、思ったほどでもありません。スカパーのディスカバリーチャンネルの画面はブロックノイズが少々目立ち、むしろ周りより劣っている印象がありますし、BDの再生は割と普通。普通すぎて4Kを感じません。もちろん4K素材そのものとはわけが違うでしょうが、なんとなく立体感というか、艶を感じないのです。「4Kテレビが40型になった」テレビではなく「40型テレビが4Kになった」テレビという印象です。ただ、どうせHEVCデコーダーもついてませんし、内部補正回路には期待せず外部チューナーやレコーダー、あるいはPCを慎重に選べば十分カバーできそうな雰囲気はあります。従来の4Kがむしろ内部補正命だったのと比べると外部機器を選ぶ分素朴な印象を受けます。単純にテレビとしての画質を求め、従来のBDソフトの再生をメインにアンダー50型のテレビを選ぶのなら、シャープのXL10やソニーのX8500Bの49型のような上級機種をやや縮小化したテレビの方が上なように思います。が、40型というちょうどいい大型サイズ+4Kの魅力の代用になるものではありません。特に4K出力のゲーム用なら、40J9Xは良い選択ではないでしょうか。
まぁ横の店員がうるさく、あまり長時間じっくり観察できたわけではないのでチラと見ただけの印象ではありますが、むしろマニア向けという気がします。まだまだ4Kテレビはお勧めできる段階にはありませんが、最近氾濫しているあまりに汚い安物手抜き大型液晶テレビよりは、いい部品を使っている分はるかに上ではあります。どうしても買い替えが必要、という人なら有力選択肢ですがそれ以外は様子見が正解でしょう。
V-Lowマルチメディア放送の基地局計画認定。11月福岡からサービス開始へ。チューナ100万台無料配布
日本の電波は総務省の管轄で政治的に割り当てられるものですから、事業の変更などでおおきく空いている領域はなんとかして消費、最悪どうでもいいことでも確保を目的として何かに使用しなければならないため、アナログ放送の時に利用していた電波周波数は、4〜12はNOTTVが代名詞となっているモバキャス放送に、1〜3のVーLowと呼ばれる帯域は、どうするかいろいろもめてはいましたが、結局「マルチメディア放送」の名のもとスマホ向けの災害情報やチラシなど、いわば電子回覧板としての役割を担うという地味〜なものになってしまいました。わたしはこの業界長いものでしたから、"マルチメディア"って聞くと動画と音声を駆使したエンターテインメントしか思いつかないんですよ。そんな古い言葉まで引っ張り出して、あれだけもめて中身はこんな、まさにペラペラのものかよ、と情報が出るたびにがっかりしたものですが、最終的には車載用の使い道すらはっきりしないものに。こんなの普通にネットを利用した配信で十分じゃね? 民間主導ならこんな中身には絶対しなかったでしょうから、本気で将来のサンプルを兼ねて電波オークションでも実施して投げても良かったのでは。ただ、現政権は省庁の利権には絶対メス入れたがらないので、電波オークションの話完全に霧散したからなぁ。興味を持っていた前政権ではその点に関しては期待していたのですが、結局肝心なことは何もしませんでしたし。もう日本はこうなるしかないってことですね。
未来が感じられず、興味の範疇にできない話はこれくらいにしておいて。
仕事が休みだったのでまだワンパターンですが電器屋によってきました。ただ、今回は予定の前倒しで販売された噂の40型4Kテレビ、東芝REGZA 40J9Xをこの目で見たかったという大きな目的があるのですよ。
でやってきました某量販店。もちろん目立つところは55型以上の大型テレビで埋め尽くされていますが、さすが新型、40J9Xも比較的目立つところに展示してあります。さっそく眺めていると、店側としても期待の新製品なのか「それ、入荷したばかりの新製品なんですよ〜」とさっそく店員が寄ってきました。正直うざったいと思いつつも向こうも仕事だししょうがないなと適当に話はするものの、もちろん視点はテレビにくぎ付け。さて、リモコンで勝手に設定を変えるか・・・と思ったら反応が恐ろしく悪い。何度もボタンを押したり角度を変えてみたりしても、成功は10回に1回くらいで、電池が消耗しすぎて替え時かと思うくらいの手ごたえ。最初のうちは電池が入ってないんじゃないかと思ったほどです。でも、このテレビ発売されてからまだ10日しかたってないんですから電池がなくなったとは考えづらいですよね。新製品のリモコンの電池、どうしているのかわたしは知らないですけど、まさか展示物を入れ替える際に前のテレビで散々使った電池を使いまわしている、というほどケチしているとは思いたくないですし。そうなるとリモコンの性能自体が悪いと結論つけるしかないです。東芝は割とリモコンの反応はいいというイメージがあったのですが。もちろん個体差はあるでしょうけどちょっと買うのが不安になるレベルです。
画質の方は、うーん、思ったほどでもありません。スカパーのディスカバリーチャンネルの画面はブロックノイズが少々目立ち、むしろ周りより劣っている印象がありますし、BDの再生は割と普通。普通すぎて4Kを感じません。もちろん4K素材そのものとはわけが違うでしょうが、なんとなく立体感というか、艶を感じないのです。「4Kテレビが40型になった」テレビではなく「40型テレビが4Kになった」テレビという印象です。ただ、どうせHEVCデコーダーもついてませんし、内部補正回路には期待せず外部チューナーやレコーダー、あるいはPCを慎重に選べば十分カバーできそうな雰囲気はあります。従来の4Kがむしろ内部補正命だったのと比べると外部機器を選ぶ分素朴な印象を受けます。単純にテレビとしての画質を求め、従来のBDソフトの再生をメインにアンダー50型のテレビを選ぶのなら、シャープのXL10やソニーのX8500Bの49型のような上級機種をやや縮小化したテレビの方が上なように思います。が、40型というちょうどいい大型サイズ+4Kの魅力の代用になるものではありません。特に4K出力のゲーム用なら、40J9Xは良い選択ではないでしょうか。
まぁ横の店員がうるさく、あまり長時間じっくり観察できたわけではないのでチラと見ただけの印象ではありますが、むしろマニア向けという気がします。まだまだ4Kテレビはお勧めできる段階にはありませんが、最近氾濫しているあまりに汚い安物手抜き大型液晶テレビよりは、いい部品を使っている分はるかに上ではあります。どうしても買い替えが必要、という人なら有力選択肢ですがそれ以外は様子見が正解でしょう。