当ブログでもたまーにとりあげてましたWindows上でAndroidアプリを動作させるソフトであるBlueStacks。他にもAndroidエミュレーターはあるそうですが、AMDを初めいくつかのメーカーの出資のもとビジネスとして利用すべく専用の会社が動いている点が他と違うBlueStacksの特徴でした。その割にはいつまでたっても無料で利用出来ていて(もちろん利用者としては大歓迎なのですが)有料版が出ないのが不思議ではありました。もっともまだ不備の多いソフトではありましたが。初期のものは本当に遅くてまともに使えませんでしたし、それが大分改善された現状でも未だに日本語入力が直接行えないという日本で利用する場合致命的な欠点が残っています。無料だからそれでもまぁいいかで済ませてきたんですけどね。そのBuleStacksがいよいよ有料で販売される見通しがたってきたとか。
AMD、WindowsでAndroidアプリが使えるBlueStacksを小売販売へ
わたしは今までの無料で公開されていたBlueStacksをキーボードやトラックボールで遊ぶ方が快適なゲームか、Kindleの電子書籍アプリをWindowsPCで使うために利用(と、言っても文庫本はモバイル機で読んだ方が快適なのでPCを使うのはマンガの時だけですが)してきていたのですが、前者はともかく後者も記事に利用の例として書かれるほどいつの間にか一般的な使い方として認知されるようになっていたのですね、知らなかった。
小売り化、という言葉からパッケージ販売もしくはダウンロード販売という形式を連想しますが、それと同じくらいパソコンへのバンドルが出来るのが大きいのではと思われます。WindowsPC系ではAMDの他LenovoがBlusStacksに投資しており、現状ではあまりないLenovo製のAMD搭載PCにBlueStacksがバンドルされる公算が高くなります。さらに言えばBlueStacksと言えどAndroid。タッチパネルを搭載し、タブレット形状を取ることが出来るPCならさらに快適さがまします。我々にとってもっとも利が大きいのは、現状特に日本国内ではほとんど見受けないAMD製APUを搭載したタブレット型PCが、購入選択肢になれる程度の種類が出る期待ができることかも知れません。あまり増える気配のないWindowsストアアプリに期待するより、同等の操作が行えるのならAndroidアプリをWindowsPC上で使えた方が便利でしょう。確実にキーボードとマウスも使えますから両者の良いところ取りも可能です。ストアアプリ+デスクトップアプリよりAndroidアプリ+Windowsソフトってことですよ。
このソフト、中身として興味深いのはあくまでARMのバイナリを変換して実行していること。Intelが推進しているx86が直接実行出来る専用Androidとは似て非なるやり方をとっているわけです。BlueStacksの処理はしょせん仮想化・エミュレーションですからCPUに掛かる負担はそれなりに大きく、全く同じCPUを使えばIntel式の方が快適でしょう。ゆえに6型タブレットやスマホに搭載されるとは思えません。が、AMDの考えとしてはそっちはARMにやらせておけば良い話で、BlueStacksはもう少し大型の、10型〜14型程度のPCで実現出来ればいいという判断でしょうね。そのクラスなら搭載するCPUにも余裕が出来ますから能力の問題は解消されますし、ましてAMDのCPUはAPUですから。ただ、両方使っている身としてはBlueStacksはベータ版のせいかやや不安定でゲームがしばしば落ちることがあり、今の段階ではx86Android環境の方が快適と感じています。
ベータ版の完成度ではあくまでお遊び、わざわざお金を出して買うというほどには感じられないBlueStacksではありました。ただデスクトップ機で使っているのでAndroid再現には限界があるだけかも知れません。タッチ機能や回転機能のある10型〜14型クラスを前提とし、タテ画面に固定出来たりしてバックOSがWindowsであることを意識させないほどのAndroid再現が出来るのなら、スマホや6型のような持ち歩き機の二台目としての需要はあるでしょう。ただ、「PCを喰っている」とされている10型タブレットを逆に喰ってしまう可能性はなきにしもあらずですし少なくともWindowsストアアプリの邪魔にはなるでしょう。それゆえに思ったほどAPUタブレットの選択肢は増えないかも知れません。
文句を言うのも賛美するのも試してなんぼ。バンドルされたPCが店頭でお試しできるようになる日が来ることを望んでいます。早くても夏以降、実際にはせいぜい年末になるとは思うのですが。
追記:Plaストアより「Google日本語入力」をダウンロード・インストールすることで日本語入力が可能になると教えていただきました。試したところ、日本語入力ができるようになっています。ただし、かなり遅いのでブログを書けるほど快適な入力は無理です。Playストアでアプリを検索するには十分使えるでしょう。
AMD、WindowsでAndroidアプリが使えるBlueStacksを小売販売へ
わたしは今までの無料で公開されていたBlueStacksをキーボードやトラックボールで遊ぶ方が快適なゲームか、Kindleの電子書籍アプリをWindowsPCで使うために利用(と、言っても文庫本はモバイル機で読んだ方が快適なのでPCを使うのはマンガの時だけですが)してきていたのですが、前者はともかく後者も記事に利用の例として書かれるほどいつの間にか一般的な使い方として認知されるようになっていたのですね、知らなかった。
小売り化、という言葉からパッケージ販売もしくはダウンロード販売という形式を連想しますが、それと同じくらいパソコンへのバンドルが出来るのが大きいのではと思われます。WindowsPC系ではAMDの他LenovoがBlusStacksに投資しており、現状ではあまりないLenovo製のAMD搭載PCにBlueStacksがバンドルされる公算が高くなります。さらに言えばBlueStacksと言えどAndroid。タッチパネルを搭載し、タブレット形状を取ることが出来るPCならさらに快適さがまします。我々にとってもっとも利が大きいのは、現状特に日本国内ではほとんど見受けないAMD製APUを搭載したタブレット型PCが、購入選択肢になれる程度の種類が出る期待ができることかも知れません。あまり増える気配のないWindowsストアアプリに期待するより、同等の操作が行えるのならAndroidアプリをWindowsPC上で使えた方が便利でしょう。確実にキーボードとマウスも使えますから両者の良いところ取りも可能です。ストアアプリ+デスクトップアプリよりAndroidアプリ+Windowsソフトってことですよ。
このソフト、中身として興味深いのはあくまでARMのバイナリを変換して実行していること。Intelが推進しているx86が直接実行出来る専用Androidとは似て非なるやり方をとっているわけです。BlueStacksの処理はしょせん仮想化・エミュレーションですからCPUに掛かる負担はそれなりに大きく、全く同じCPUを使えばIntel式の方が快適でしょう。ゆえに6型タブレットやスマホに搭載されるとは思えません。が、AMDの考えとしてはそっちはARMにやらせておけば良い話で、BlueStacksはもう少し大型の、10型〜14型程度のPCで実現出来ればいいという判断でしょうね。そのクラスなら搭載するCPUにも余裕が出来ますから能力の問題は解消されますし、ましてAMDのCPUはAPUですから。ただ、両方使っている身としてはBlueStacksはベータ版のせいかやや不安定でゲームがしばしば落ちることがあり、今の段階ではx86Android環境の方が快適と感じています。
ベータ版の完成度ではあくまでお遊び、わざわざお金を出して買うというほどには感じられないBlueStacksではありました。ただデスクトップ機で使っているのでAndroid再現には限界があるだけかも知れません。タッチ機能や回転機能のある10型〜14型クラスを前提とし、タテ画面に固定出来たりしてバックOSがWindowsであることを意識させないほどのAndroid再現が出来るのなら、スマホや6型のような持ち歩き機の二台目としての需要はあるでしょう。ただ、「PCを喰っている」とされている10型タブレットを逆に喰ってしまう可能性はなきにしもあらずですし少なくともWindowsストアアプリの邪魔にはなるでしょう。それゆえに思ったほどAPUタブレットの選択肢は増えないかも知れません。
文句を言うのも賛美するのも試してなんぼ。バンドルされたPCが店頭でお試しできるようになる日が来ることを望んでいます。早くても夏以降、実際にはせいぜい年末になるとは思うのですが。
追記:Plaストアより「Google日本語入力」をダウンロード・インストールすることで日本語入力が可能になると教えていただきました。試したところ、日本語入力ができるようになっています。ただし、かなり遅いのでブログを書けるほど快適な入力は無理です。Playストアでアプリを検索するには十分使えるでしょう。