公式ではどうなのか知らないのですが、Kaveriはメモリ速度がDDR3-2400まで対応しているとされています。これはTrinityの1866、Richlandの2133(6800Kのみ)に対する優位点の一つなのですが、Kaveri発売以前の商業サイトレビューでも発売直後のレポートでも2400は回らず、2133に落としての動作報告がほとんどでした。かく言うわたしもせっかく少しお金出してPatriotのDDR3-2400メモリを買ったにもかかわらず、2133で動かすしかない状況でした。AMDは内蔵GPUの能力を上げるため、少しでも速いメモリでのAPU利用を推奨しています。なので2400で動作報告が少ないというのはせっかくのKaveriにとってマイナス要因となっていました。
さて、ウチのA10-7850Kを動かしているマザーはGA-F2A88XM-HD3。Kaveriが動くにはBIOS(UEFIと書くべきなのかもしれないけどどうもしっくりこないので)をF5にアップデートする必要がありました。当然ウチのはアップデート済なのですが、実はF6bがすでにGIGABYTEサイトにアップされていたのです。ただ、その名の通りベータ版なので環境が完成するまではアップデートを保留していました。F6bにしないと名目上のTDPを変更できるcTDPも使えない仕様なのですが。もう一通り環境設定は終了したのでF6bに変更してみましょう。ひょっとしたら2400で起動するかもしれません。
予想通り、F6bに上げたら2400のままで起動に成功しました。ユーティリティーで確認しても勝手にクロックダウンとかしていません。2400で起動しないケースが多い原因の一つに、2400対応が急に決まったのでBIOSがそっちに対応するのが遅れた、というのがあるのかも知れません。さて、せっかくメモリが2400で動いたのですからGPUを使うソフトで試してみましょう。前回計測したのと同じ条件、Catalyst13.30にて48分1440x1080なMPEG2ファイルをMPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-InでAviUtl1.00に読み込ませ、VCEEnc_0.02v2のデフォルト設定で出力します。
2133 86.59fps
↓
2400 88.28fps
上がった! びみょーな程度の上昇ではありますが(^^;)VCEと言えどやはりゲームなど3D処理バリバリ以外でのメモリ速度アップの効果はそれほどではないですね。むしろそれにともなう若干の不安定さのマイナスも考慮に入れると、まだ無理しなくていいかと。今のところVCEエンコード中にEDCBやFireFOXがいきなり停止する現象が起こっていますし。内蔵GPUでバリバリゲーム派でなければ手持ちのメモリ流用でもよさそうですね。
さて、ウチのA10-7850Kを動かしているマザーはGA-F2A88XM-HD3。Kaveriが動くにはBIOS(UEFIと書くべきなのかもしれないけどどうもしっくりこないので)をF5にアップデートする必要がありました。当然ウチのはアップデート済なのですが、実はF6bがすでにGIGABYTEサイトにアップされていたのです。ただ、その名の通りベータ版なので環境が完成するまではアップデートを保留していました。F6bにしないと名目上のTDPを変更できるcTDPも使えない仕様なのですが。もう一通り環境設定は終了したのでF6bに変更してみましょう。ひょっとしたら2400で起動するかもしれません。
予想通り、F6bに上げたら2400のままで起動に成功しました。ユーティリティーで確認しても勝手にクロックダウンとかしていません。2400で起動しないケースが多い原因の一つに、2400対応が急に決まったのでBIOSがそっちに対応するのが遅れた、というのがあるのかも知れません。さて、せっかくメモリが2400で動いたのですからGPUを使うソフトで試してみましょう。前回計測したのと同じ条件、Catalyst13.30にて48分1440x1080なMPEG2ファイルをMPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-InでAviUtl1.00に読み込ませ、VCEEnc_0.02v2のデフォルト設定で出力します。
2133 86.59fps
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2400 88.28fps
上がった! びみょーな程度の上昇ではありますが(^^;)VCEと言えどやはりゲームなど3D処理バリバリ以外でのメモリ速度アップの効果はそれほどではないですね。むしろそれにともなう若干の不安定さのマイナスも考慮に入れると、まだ無理しなくていいかと。今のところVCEエンコード中にEDCBやFireFOXがいきなり停止する現象が起こっていますし。内蔵GPUでバリバリゲーム派でなければ手持ちのメモリ流用でもよさそうですね。