規格を進める話はなくとも、一つを終了させる話はありました。
ソニーとパナソニックのテレビ向け有機EL共同開発終了
昨年、「韓国製の液晶テレビに押されてシェアを失った日本のテレビ業界はその危機的状況のためについにソニーとパナソニックが手を結ぶに至った」とテレビのニュースでも大きく取り上げられた有機ELテレビの共同開発の話ですが、実際の製品が登場する前にひっそりと終了することになったようです。
もちろんこれが製品発表前夜、準備は全て整って後は時期を見て投入するだけを意味するのなら大歓迎の終了です。が、少なくとも量産の目処がたったいう段階まで来ているとはリンク先の記事を見る限り思えず、むしろ液晶4K+スマテがこれから先の方針だから有機ELに共同開発までする必要はないと見ての規模縮小のための終了のようにしか見えないのです。高解像度は高画質の条件の一つに過ぎず、数字さえ良ければいいというものではありません。動かない画面ならともかく動く画面となると液晶特有の残像感が高解像度の足を引っ張って差がはっきり分かってしまうと言う難があるため、同じ4Kなら有機ELで、という需要はあると思うのですが・・・。まぁすっかり力のなくなったテレビ市場において価格が高くても高機能高画質な付加価値より、安くて発表出来る数字が良い方が利益率が高いのでしょうから液晶一本でやりたがるのも仕方ない話ではありますが。
それでも有機ELに期待を寄せている人は少なくありません。安くなるには量産が必要です。願わくば、来年こそ有機ELテレビが購入対象として選択出来る年でありますように。
ソニーとパナソニックのテレビ向け有機EL共同開発終了
昨年、「韓国製の液晶テレビに押されてシェアを失った日本のテレビ業界はその危機的状況のためについにソニーとパナソニックが手を結ぶに至った」とテレビのニュースでも大きく取り上げられた有機ELテレビの共同開発の話ですが、実際の製品が登場する前にひっそりと終了することになったようです。
もちろんこれが製品発表前夜、準備は全て整って後は時期を見て投入するだけを意味するのなら大歓迎の終了です。が、少なくとも量産の目処がたったいう段階まで来ているとはリンク先の記事を見る限り思えず、むしろ液晶4K+スマテがこれから先の方針だから有機ELに共同開発までする必要はないと見ての規模縮小のための終了のようにしか見えないのです。高解像度は高画質の条件の一つに過ぎず、数字さえ良ければいいというものではありません。動かない画面ならともかく動く画面となると液晶特有の残像感が高解像度の足を引っ張って差がはっきり分かってしまうと言う難があるため、同じ4Kなら有機ELで、という需要はあると思うのですが・・・。まぁすっかり力のなくなったテレビ市場において価格が高くても高機能高画質な付加価値より、安くて発表出来る数字が良い方が利益率が高いのでしょうから液晶一本でやりたがるのも仕方ない話ではありますが。
それでも有機ELに期待を寄せている人は少なくありません。安くなるには量産が必要です。願わくば、来年こそ有機ELテレビが購入対象として選択出来る年でありますように。