未だに具体的な対策が姿を見せない(一度だけ電波ばらまきがありましたが)改造B-CASカード問題ですが、その販売で逮捕され、有罪判決を受けた男に対して行われていた民事訴訟にも判決が下り、いずれも原告側の訴えが全面的に認められたようです。
B-CAS不正改ざんカード販売の男性に、損害賠償支払い判決
WOWOW/スカパー/スター・チャンネル3社合同の損害賠償が通ったのはわかるんですが、なんでビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS)の損害賠償まで通っちゃうのかはいろいろと疑問が残ります。同じ男に対して有料放送側が全部で177万2,181円に対してB-CASが174万5,101円とほぼ同額。B-CAS側の発表でも「当方の請求を全面的に認める判決」とありますので全額請求が通ったのでしょうが、両者の損害が同規模とはとても思えないですからね。強いてB-CAS側の損害分を骨りだすとしたら、スカパーの番組の間にためにみかけるCMの製作費? くらいなもののように思います。
ただ、刑事の方で有罪判決が下りたばかりの被告側には争う気力がほとんどなかったと推測されます。それなら実態に関係なく請求が通ってしまうのもうなずけます。B-CASの訴訟裁判では判決は被告は欠席の状態で言い渡されたようですから。そもそもこの手の裁判が刑事訴訟側の判決はもちろん民事の別裁判の判決まで報道される〜扱いは小さいですが〜ことの方が珍しいので、そこは評価したいものです、もちろん見せしめのためでしょうけど。
B-CAS不正改ざんカード販売の男性に、損害賠償支払い判決
WOWOW/スカパー/スター・チャンネル3社合同の損害賠償が通ったのはわかるんですが、なんでビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS)の損害賠償まで通っちゃうのかはいろいろと疑問が残ります。同じ男に対して有料放送側が全部で177万2,181円に対してB-CASが174万5,101円とほぼ同額。B-CAS側の発表でも「当方の請求を全面的に認める判決」とありますので全額請求が通ったのでしょうが、両者の損害が同規模とはとても思えないですからね。強いてB-CAS側の損害分を骨りだすとしたら、スカパーの番組の間にためにみかけるCMの製作費? くらいなもののように思います。
ただ、刑事の方で有罪判決が下りたばかりの被告側には争う気力がほとんどなかったと推測されます。それなら実態に関係なく請求が通ってしまうのもうなずけます。B-CASの訴訟裁判では判決は被告は欠席の状態で言い渡されたようですから。そもそもこの手の裁判が刑事訴訟側の判決はもちろん民事の別裁判の判決まで報道される〜扱いは小さいですが〜ことの方が珍しいので、そこは評価したいものです、もちろん見せしめのためでしょうけど。