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Channel: 録画人間の末路 -
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ようやく登場したSurfaceProの競争力

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以前からマイクロソフトの導入するハードウェアとしては本命視されていたSurfaceProが、ついに日本でも発売されることになりました。

日本マイクロソフト、Windows 8 Pro搭載タブレット「Surface Pro」を国内販売


先行して発売されたSurface RTは、すでに国内では競争力を失っています。地方ですが休日に量販店などを回ってもSいurface RTを触っている人を、今月はとうとう(わたし自身を除いて)一人も見ることはありませんでした。MS Officeがプリインストールされている最廉価クラスのノートパソコン/タブレットであるという価値はあっても、しょせんまがい物としてしか認知されていないWindowsRTでは選択の対象とならなかったのが大きな原因でしょう。日本以外ではすでに登場していた、従来のソフトも動くWindows8を搭載したSurface Proがうしろでひかえて控えていたため、買い控えも当然起こっていたと思われます。
待たされてようやく登場したSurface Proですが、価格が10万円前後からと少々高くなってしまったのは、円安もありますから仕方のない話です。ただ、国内では同様のWindows8タブレット型ノーパソは、CPUがAtomであったり解像度が1366x768に留まるなど、省電力は優秀でも普段使いのノーパソとしてはやや力不足なものでした。一方Surface Proは省電力用ながらCore i5を搭載しています。これが大きいのは、CPUの速度よりむしろ搭載可能なメモリの量でしょう。Atomのメモリは、最新型であってもなお従来の弱点である2GBまでしか使えず、かつOSも32ビットまでという仕様を引きずっていました。この容量はGPUへの割り当てまで考えるとあまりに不足であると言わざるを得ません。Surface Proはそこから解放されたのが大きいのです。ディスプレイの解像度も、10インチクラスでありながら1920x1080はWindows用としてはクラス最高で、これも魅力的です。ただし、その分バッテリーの持ちなどは不安がありますが・・・。日本はなんだかんだ言ってタブレットの市場はまだまだ限られているとしか思えません。頼りになるのはWindowsパソコンという人がまだ圧倒的なはずです。なので"ピュアタブレット"より"タブレット的な使い方も出来るノートパソコン"の方が訴えるものがあるでしょう。これ以上遅いとその価値も危ないところでしたが、ギリギリ間にあったという印象です。

WindowsPCがわたしらにとって最高なのは、WindowsPCで作った動画が、最低限のソフトの追加などさえすれば確実に再生出来るところにあります。当たり前ですが重要な話です。そこに面白い選択肢が増えたことは、歓迎すべきですね。一応次の噂もなくはないですが、まずは今回の売れ行き次第でしょう。週末にまた東京行きますが、そのときサンプル見られるかな? 買うかどうかは別として、あの「深夜販売」も見に行く予定。

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