放置されていたS端子ケーブルを眺めて、「もう使い道ないなぁ」と一大決心、アナログ映像系ケーブルやアナログキャプチャーボードを大量に処分することにしました。二昔前なら、PCで扱う映像取り込みと言えば、ビデオデッキや衛星チューナーのS端子やコンポジットケーブルからキャプチャーボードの外部入力に繋いで、同時予約録画で行うのが普通でした、だからウチもそれ専門カテゴリー作ってるわけだし。ほぼそれが必要なくなってきたここ数年でも、「それでも必要になる場合もあるかも知れないから」とケーブルを残し、アナログ用キャプチャーボードを残してきたわけなんですが、最近のレコーダーの"HDMIしかない"とか"アナログはあってもコンポジットだけ"なんて仕様が普通になってきたせいもあり、処分の決意をしました。さらば、在りし日々よ・・・。それでも、思い入れのあるPX-TV432Pみたいな一部のボードはまだ処分に踏み切れないんですよねぇ、もうまもなく使用出来るOSのサポートも打ち切れられるってのに。
と、いう序文とは全く関係なく。
最近、マイクロソフトが「Surfaceの7インチ版を開発中」なんて話が出ています。IT系サイトを通り越して一般新聞の記事ですら見かけるようになってきました。諸外国ではタブレットがパソコンの需要を喰っているらしいですしねぇ、Androidにも逃げることが可能なIntelはともかくパソコンがこれからも売れてくれないと困るマイクロソフトとしては、そんなおまんまの食い上げになるような状態は放置しておけないでしょうし、他メーカーの市場参入をたやすくするリファレンスとして、より小型のタブレットは必要と思います。もっとも、わたしの身の回りではあまりそういう実感無いんですけどね。友人・知人で持っている人間は皆無、お店に持ち込まれるのも旧型のiPadくらいでminiは今まで問い合わせすら無し、という状況が続いているんですが。もっとも、それなりに売れている空気を漂わせながら中古店への持ち込み・問い合わせが全く無いということは、「一時の勢いや世間の空気に流されて買ったけど使い道が無くてもてあましている」という例が少ないとも言えますので、浸透はしているのかも知れません。
マイクロソフトが発売するとなると、当然OSはWindowsですよねぇ。そのWindowsがそこまで小型化した場合、目は引きますけど果たして使い物になるかどうか、という話だとまた違ってくるわけです。
過去に小型WindowsPCはいくつも存在しました。東芝のlibrettoや富士通のLOOX、ソニーのtypePなど、国内大手もラインナップを持っていましたし、工人舎のようなそればかり作っているメーカーもありました。いずれも当時はショップで展示してあれば、人の目を引いたと思います。今、同様のPCが開発されて店頭に並んだとして、どれだけ人目を引きつけることが出来るでしょうか? ちょっと難しいと思うのです。以前はWindowsPC以外の選択肢は実質上皆無でした。だから、イロモノ臭がプンプン漂うような、操作面でも機能面でも我慢しながら使うようなミニノートでも存在価値はあったのです、実用性は二の次で。ところが、今は大きさだけならそれらと同等以下の、OSにAndroidを搭載した小さいコンピュータが安くたくさん売られています。しかも、Androidは元々さらに小さなスマートフォンで利用することを前提として作られたOSであり、小さくとも十分使える実用性を持った物で、むしろ大型のものよりバランスが良く、イロモノ臭はないものが多いわけです。実用性を無視し、値段の高さを我慢してまでWindowsのミニノートを買う必要はなくなった、だから廃れてしまったのです。大手のミニノートのラインナップがいずれも継続していないところを見ると、元々売れ行きは芳しくなかったでしょうからAndroidに簡単に喰われる程度の市場しか無かったと思われます。
まして、おそらく開発中であろうSurface7インチモデルはWindowsRTでしょうから、少なくとも値段の面で分が悪い。7インチクラスだと3万円が市場が許す値段の上限と考えますが、正直それも難しいと思います。10.6インチのSurfaceRTのときはOfficeをプリインストールすることで価格差を補うことも出来ましたが、7インチで同じ事は出来ないでしょう。むしろ今度こそ「価格のつり上げ」と見られる可能性が高いです。かと言ってそれを補うほどWindowsストアのアプリも進んでいませんし。
じゃじゃどうしろと言うのか。本気で対抗する気があるのなら、WindowsRT機は採算度外視でSSD64GBモデルを20000円くらいで出し、他メーカーにはRTならライセンス無料で提供するくらいでないと先行投資にはならないかと勝手に思ってます。割に合うモデルとしては、やはりWindows8を搭載した小型PC。それもどうせならタッチ操作だけでなくて、コントロール用ハードも付けてデスクトップモードを使うことも考慮に入れたモデルでないとダメだと思ってます。マイクロソフトとしてはModernUIへの移行をして欲しくてわざわざWindows8のデスクトップモードを7より使いにくくしたのでしょうが、一足飛びの発想が現状は逆効果になってます。起動時にデスクトップをクリックする以外ModernUIを全く使用せず、デスクトップモードしか使っていないユーザーがまだまだ多いと思いますし。
"僕が考えたWindows8タブレット"としては、本体の左右にポータブルゲーム機のような脱着式のデバイスとクリックボタンを付けたものを連想しています。両手で左右から挟むように持ちながら、左手親指でトラックポイントをグリグリ、右手親指でクリックボタンをクリクリ。スクロール用のホイールは裏側に付けておきます。キーボードは市販のBluetoothキーボードがしっかり使えるよう設計しておけばそれで十分です。以前と違い、ミニサイズでもWindowsを我慢しないレベルで動作させることの出来るCPUはすでに存在しています。それらを使って「タッチばかりがモバイルではない」使い勝手を示し、従来OSとの互換性を十分利用する。それと併用しながらじっくりと、でないと、ModenUIへの移行は簡単ではないでしょう。
と、いう序文とは全く関係なく。
最近、マイクロソフトが「Surfaceの7インチ版を開発中」なんて話が出ています。IT系サイトを通り越して一般新聞の記事ですら見かけるようになってきました。諸外国ではタブレットがパソコンの需要を喰っているらしいですしねぇ、Androidにも逃げることが可能なIntelはともかくパソコンがこれからも売れてくれないと困るマイクロソフトとしては、そんなおまんまの食い上げになるような状態は放置しておけないでしょうし、他メーカーの市場参入をたやすくするリファレンスとして、より小型のタブレットは必要と思います。もっとも、わたしの身の回りではあまりそういう実感無いんですけどね。友人・知人で持っている人間は皆無、お店に持ち込まれるのも旧型のiPadくらいでminiは今まで問い合わせすら無し、という状況が続いているんですが。もっとも、それなりに売れている空気を漂わせながら中古店への持ち込み・問い合わせが全く無いということは、「一時の勢いや世間の空気に流されて買ったけど使い道が無くてもてあましている」という例が少ないとも言えますので、浸透はしているのかも知れません。
マイクロソフトが発売するとなると、当然OSはWindowsですよねぇ。そのWindowsがそこまで小型化した場合、目は引きますけど果たして使い物になるかどうか、という話だとまた違ってくるわけです。
過去に小型WindowsPCはいくつも存在しました。東芝のlibrettoや富士通のLOOX、ソニーのtypePなど、国内大手もラインナップを持っていましたし、工人舎のようなそればかり作っているメーカーもありました。いずれも当時はショップで展示してあれば、人の目を引いたと思います。今、同様のPCが開発されて店頭に並んだとして、どれだけ人目を引きつけることが出来るでしょうか? ちょっと難しいと思うのです。以前はWindowsPC以外の選択肢は実質上皆無でした。だから、イロモノ臭がプンプン漂うような、操作面でも機能面でも我慢しながら使うようなミニノートでも存在価値はあったのです、実用性は二の次で。ところが、今は大きさだけならそれらと同等以下の、OSにAndroidを搭載した小さいコンピュータが安くたくさん売られています。しかも、Androidは元々さらに小さなスマートフォンで利用することを前提として作られたOSであり、小さくとも十分使える実用性を持った物で、むしろ大型のものよりバランスが良く、イロモノ臭はないものが多いわけです。実用性を無視し、値段の高さを我慢してまでWindowsのミニノートを買う必要はなくなった、だから廃れてしまったのです。大手のミニノートのラインナップがいずれも継続していないところを見ると、元々売れ行きは芳しくなかったでしょうからAndroidに簡単に喰われる程度の市場しか無かったと思われます。
まして、おそらく開発中であろうSurface7インチモデルはWindowsRTでしょうから、少なくとも値段の面で分が悪い。7インチクラスだと3万円が市場が許す値段の上限と考えますが、正直それも難しいと思います。10.6インチのSurfaceRTのときはOfficeをプリインストールすることで価格差を補うことも出来ましたが、7インチで同じ事は出来ないでしょう。むしろ今度こそ「価格のつり上げ」と見られる可能性が高いです。かと言ってそれを補うほどWindowsストアのアプリも進んでいませんし。
じゃじゃどうしろと言うのか。本気で対抗する気があるのなら、WindowsRT機は採算度外視でSSD64GBモデルを20000円くらいで出し、他メーカーにはRTならライセンス無料で提供するくらいでないと先行投資にはならないかと勝手に思ってます。割に合うモデルとしては、やはりWindows8を搭載した小型PC。それもどうせならタッチ操作だけでなくて、コントロール用ハードも付けてデスクトップモードを使うことも考慮に入れたモデルでないとダメだと思ってます。マイクロソフトとしてはModernUIへの移行をして欲しくてわざわざWindows8のデスクトップモードを7より使いにくくしたのでしょうが、一足飛びの発想が現状は逆効果になってます。起動時にデスクトップをクリックする以外ModernUIを全く使用せず、デスクトップモードしか使っていないユーザーがまだまだ多いと思いますし。
"僕が考えたWindows8タブレット"としては、本体の左右にポータブルゲーム機のような脱着式のデバイスとクリックボタンを付けたものを連想しています。両手で左右から挟むように持ちながら、左手親指でトラックポイントをグリグリ、右手親指でクリックボタンをクリクリ。スクロール用のホイールは裏側に付けておきます。キーボードは市販のBluetoothキーボードがしっかり使えるよう設計しておけばそれで十分です。以前と違い、ミニサイズでもWindowsを我慢しないレベルで動作させることの出来るCPUはすでに存在しています。それらを使って「タッチばかりがモバイルではない」使い勝手を示し、従来OSとの互換性を十分利用する。それと併用しながらじっくりと、でないと、ModenUIへの移行は簡単ではないでしょう。