そういうわけかどうか知りませんが、東京にいます。もちろんこのイベントのためだけに来たわけではありません。あくまでついでですが、このイベントを見るためにスケジュールを調整したのは確かです。
まぁTrinityにしてもFXにしてもすでにイベントをやっているので、若干いまさら感はあるんですけどね。手ごたえがいいのでAMDとしては何かにかこつけてやりたいところなんでしょう。そうそう、FX-8350のフラグシップに掲げる新FX、わたしらはつい「パイルドライバー」と呼びたくなりますが、あれはあくまでコアのアーキテクチャのコードネームで、タイトルにあるような"Vishera"が正しいようです。まぁパイルドライバーのFXで十分通用しますが。
さて、今回のイベント会場、UDX Galleryというのは行くのは初めてだったのでちょっと手間取りましたが、場所はヨドバシのすぐ近く、中に入るまではどうということはありません。
長いエスカレーターをのぼり、会場に到着した、と感じたのはイベント開場10分前。ちょっと早く着きすぎたかなぁと思いきや、すでに行列ができてます。あれ〜、AMD好きってこんなにいたの? AMDは揶揄の対象にするのが"クール"だと思われていると思っていました。イベントそのものは、前に参加した勉強会の多人数版みたいなもので、全体を通してみるとさほど目新しい話はなし。ただ、途中のブルースタック社によるWindows上でAndroidソフトを動作させる「AMD APP ZONE PLAYER」に関してはいろいろ面白い話が聞けました。紹介してくれたスタッフは、ちょっと英語もたどたどしい外人の方で、その名もAPU氏(本名&偶然だそうです)。
AMD APP ZONE PLAYERを使うことで、WindowsPC上でAndroidの50万にも及ぶアプリを使うことができ、PCとスマホをシームレスにつなぐようになるのが狙い、とのこと。このPCとスマホをシームレスにつなぐというのはここ最近のAMDの方針でして、ブルースタックに先立つneroのプレゼンテーション(PC暦の長い人には「neroといえばほにゃらららなことをほにゃららするためのソフトという認識もされているかも知れません、最近は難しくなりましたが」とかあやしい発言がちらほら)でも、最新のneroソフトを使うことでスマホのためにファイルまで全部管理できることを強調していました、あまりAMD関係なかったですが。ここら辺真っ向勝負を考えているIntelとは異なる点です。話をAMD APP ZONE PLAYERに戻します。対象はXP以降、8も対応しているようですが、必ずしも最適化はされていないとのこと。7以前もマウス操作ではAndroidのアプリのうち、指二本を同時に利用しなければならないようなものは対応のしようがありませんから、8最適化バージョンとかもほしかったものです、そうなるとWindowsストアからしか落とせなくなりますけど。ちなみにレースゲームなどで使われる傾きセンサーによる操作はカーソルキーで対応だそうです。
なお、AMD APP ZONE PLAYERという名前ですが、あくまでWindows向けソフトですから別にAMDでないと動かない、なんてことはなさそうです。ただ、多分OPEN CLで動いてますので、AMDのAPUが一番簡単に最適化できる、ということなんでしょう。勉強会でこの話を聞いたときは「オフレコ」みたいなことをいわれていたので書かなかったのですが、今回イベントで言っていたので書きますが、このAMD APP ZONE PLAYERはAMDから相当の技術協力、具体的に言えば開発費の協力がなされているということです。協力者の環境に最適化をほどこすのは当然のことでしょう。Androidが動くからといってGOOGLE PLAYが使えるかとか、別の問題もありますのですぐAndroidのアプリが使える、というわけではないでしょうが、ソフトは無料で使えますので試してみてはいかがでしょうか。ちなみに今のわたしは大変しょぼい環境しか使えない(AthlonIIx4にGeForce8200だ(笑))ので、家に帰ってからAPU環境で行ってみたいと思います。そうそう、ほかのセッションの話ですが、今まで新APU用ソケットFM2は「少なくとも次世代のAPUはFM2で使える」という話でしたが、「3年は使う」と、もっと具体的な年数が明かされました。もちろん新チップセットが出てFM2+などの上位互換ソケットが登場する可能性はありますが、FM2で3年間は新APUが使えるというのは朗報です。
さて、説明が全部終わったらお楽しみの大抽選会、並んだ人の多くはこれ目当てでしょう。協賛各社からいろいろプレミアをもらってきたようです。なお、いくつかのメーカーがブースを用意してAMD関連の商品をデモってましたが、主題がAPUと新FXだといくのに展示物はRADEONが多かったようです。注目はAMD向け製品よりディスプレイのデモでして、A10-5800Kでらくらく動く2560x1440のディスプレイとか、RADEON1 HD7870?を使った6画面同時表示などは特に目を引くものでしたね。
抽選会ですが、事前に抽選会参加券が配られて、番号が振られています。当然くじを引いて同じ番号の人にプレゼントが当たる・・・と思いきや、4桁分の箱を用紙してそれぞれの箱からケタごとの数字を引き、組み合わせるなんて面倒なことをやるものだから効率が悪い・・・だいたい400枚くらいしか抽選券が配られていないので、そんなやり方じゃいくらやっても当選者が出てこないんです。結局よくあるジャンケン大会に・・・。商品はドライバセットやTシャツだったりRADEONだったり。そしていよいよ本命、AMD自らの提供によるAPU、A10-5900Kが出てきて・・・。この辺で会場から「最後くらい抽選券でやって!」とヤジが飛んだので、4桁目廃止&3桁目を300まで区切った(多分)改良型抽選箱で抽選を行い(最初からそれでやれよ)、無事当選者が出ました。A10-5800Kは3個も用意されていましたが「当たってももっているし、しょうがないなぁ」などとのんきに構えていたわたしも、本当の最後、FX-8350が1個だけ姿を現したときには会場内のテンションもあって欲しくてしょうがなくなりました!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! まぁ当たりませんでしたが。
イベントは17時すぎまで続き、約4時間。まぁまぁ充実していたものでした。しかし、もう単体CPUはいいと思っていたわたしが、妙にVisheraを試したい衝動に駆られています。今回はIntel用のマザーボードを買い、もし気が向いたらIvyBridgeに買い換えようか、などと思っていたのですが、その前にVisheraとSandyBridgeを比較(もちろんエンコード速度で)してから考える方がいいかなぁなどという考えにただいま支配されています。多分このままやっちゃいそう。
まぁTrinityにしてもFXにしてもすでにイベントをやっているので、若干いまさら感はあるんですけどね。手ごたえがいいのでAMDとしては何かにかこつけてやりたいところなんでしょう。そうそう、FX-8350のフラグシップに掲げる新FX、わたしらはつい「パイルドライバー」と呼びたくなりますが、あれはあくまでコアのアーキテクチャのコードネームで、タイトルにあるような"Vishera"が正しいようです。まぁパイルドライバーのFXで十分通用しますが。
さて、今回のイベント会場、UDX Galleryというのは行くのは初めてだったのでちょっと手間取りましたが、場所はヨドバシのすぐ近く、中に入るまではどうということはありません。
長いエスカレーターをのぼり、会場に到着した、と感じたのはイベント開場10分前。ちょっと早く着きすぎたかなぁと思いきや、すでに行列ができてます。あれ〜、AMD好きってこんなにいたの? AMDは揶揄の対象にするのが"クール"だと思われていると思っていました。イベントそのものは、前に参加した勉強会の多人数版みたいなもので、全体を通してみるとさほど目新しい話はなし。ただ、途中のブルースタック社によるWindows上でAndroidソフトを動作させる「AMD APP ZONE PLAYER」に関してはいろいろ面白い話が聞けました。紹介してくれたスタッフは、ちょっと英語もたどたどしい外人の方で、その名もAPU氏(本名&偶然だそうです)。
AMD APP ZONE PLAYERを使うことで、WindowsPC上でAndroidの50万にも及ぶアプリを使うことができ、PCとスマホをシームレスにつなぐようになるのが狙い、とのこと。このPCとスマホをシームレスにつなぐというのはここ最近のAMDの方針でして、ブルースタックに先立つneroのプレゼンテーション(PC暦の長い人には「neroといえばほにゃらららなことをほにゃららするためのソフトという認識もされているかも知れません、最近は難しくなりましたが」とかあやしい発言がちらほら)でも、最新のneroソフトを使うことでスマホのためにファイルまで全部管理できることを強調していました、あまりAMD関係なかったですが。ここら辺真っ向勝負を考えているIntelとは異なる点です。話をAMD APP ZONE PLAYERに戻します。対象はXP以降、8も対応しているようですが、必ずしも最適化はされていないとのこと。7以前もマウス操作ではAndroidのアプリのうち、指二本を同時に利用しなければならないようなものは対応のしようがありませんから、8最適化バージョンとかもほしかったものです、そうなるとWindowsストアからしか落とせなくなりますけど。ちなみにレースゲームなどで使われる傾きセンサーによる操作はカーソルキーで対応だそうです。
なお、AMD APP ZONE PLAYERという名前ですが、あくまでWindows向けソフトですから別にAMDでないと動かない、なんてことはなさそうです。ただ、多分OPEN CLで動いてますので、AMDのAPUが一番簡単に最適化できる、ということなんでしょう。勉強会でこの話を聞いたときは「オフレコ」みたいなことをいわれていたので書かなかったのですが、今回イベントで言っていたので書きますが、このAMD APP ZONE PLAYERはAMDから相当の技術協力、具体的に言えば開発費の協力がなされているということです。協力者の環境に最適化をほどこすのは当然のことでしょう。Androidが動くからといってGOOGLE PLAYが使えるかとか、別の問題もありますのですぐAndroidのアプリが使える、というわけではないでしょうが、ソフトは無料で使えますので試してみてはいかがでしょうか。ちなみに今のわたしは大変しょぼい環境しか使えない(AthlonIIx4にGeForce8200だ(笑))ので、家に帰ってからAPU環境で行ってみたいと思います。そうそう、ほかのセッションの話ですが、今まで新APU用ソケットFM2は「少なくとも次世代のAPUはFM2で使える」という話でしたが、「3年は使う」と、もっと具体的な年数が明かされました。もちろん新チップセットが出てFM2+などの上位互換ソケットが登場する可能性はありますが、FM2で3年間は新APUが使えるというのは朗報です。
さて、説明が全部終わったらお楽しみの大抽選会、並んだ人の多くはこれ目当てでしょう。協賛各社からいろいろプレミアをもらってきたようです。なお、いくつかのメーカーがブースを用意してAMD関連の商品をデモってましたが、主題がAPUと新FXだといくのに展示物はRADEONが多かったようです。注目はAMD向け製品よりディスプレイのデモでして、A10-5800Kでらくらく動く2560x1440のディスプレイとか、RADEON1 HD7870?を使った6画面同時表示などは特に目を引くものでしたね。
抽選会ですが、事前に抽選会参加券が配られて、番号が振られています。当然くじを引いて同じ番号の人にプレゼントが当たる・・・と思いきや、4桁分の箱を用紙してそれぞれの箱からケタごとの数字を引き、組み合わせるなんて面倒なことをやるものだから効率が悪い・・・だいたい400枚くらいしか抽選券が配られていないので、そんなやり方じゃいくらやっても当選者が出てこないんです。結局よくあるジャンケン大会に・・・。商品はドライバセットやTシャツだったりRADEONだったり。そしていよいよ本命、AMD自らの提供によるAPU、A10-5900Kが出てきて・・・。この辺で会場から「最後くらい抽選券でやって!」とヤジが飛んだので、4桁目廃止&3桁目を300まで区切った(多分)改良型抽選箱で抽選を行い(最初からそれでやれよ)、無事当選者が出ました。A10-5800Kは3個も用意されていましたが「当たってももっているし、しょうがないなぁ」などとのんきに構えていたわたしも、本当の最後、FX-8350が1個だけ姿を現したときには会場内のテンションもあって欲しくてしょうがなくなりました!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! まぁ当たりませんでしたが。
イベントは17時すぎまで続き、約4時間。まぁまぁ充実していたものでした。しかし、もう単体CPUはいいと思っていたわたしが、妙にVisheraを試したい衝動に駆られています。今回はIntel用のマザーボードを買い、もし気が向いたらIvyBridgeに買い換えようか、などと思っていたのですが、その前にVisheraとSandyBridgeを比較(もちろんエンコード速度で)してから考える方がいいかなぁなどという考えにただいま支配されています。多分このままやっちゃいそう。