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Channel: 録画人間の末路 -
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一日くらい、ネットを捨てて、街へ出よう

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たまーに出すけど、パソコンの前でウェブブラウザ開いていても、「アクセスするところないな〜」って気分になること、ありません? とりあえずいつもの巡回サイトを巡ったけど、別に更新もなかったのでそれで終わり。特に土日なんて多くの商用サイトは更新休みですから、大抵あっという間にサイト巡りも終わってしまいます。

無駄に思いついた単語で検索をかけて時間を潰すくらいなら、せっかくのお休み、街をぶらついてはどうですか? いや、1日くらいネットや情報から隔離された生活を送ってみては如何でしょう。スマートデバイスも携帯電話の電源も切って部屋において、パソコンの電源も切って。特別なことなんてきっと何もないでしょう。でも、今まで気を引いていたものを手放したことで、周りの風景が違って見えるかも知れません。それでも部屋にいたいのなら、昔夢中になって読んでいた本を、もう一度手に取ってみるのもいいかも知れません。もちろん録り溜めた番組、昔録画した番組を引っ張り出して、しばし創造された世界の中で遊んでみるのも、きっと楽しいことでしょう。頭の中もリフレッシュ、きっと明日からの生活の活力をみなぎらせてくれるはずです。





なんてさわやかな、黄昏れた有識者の言うような現象になるかと思ったら大間違い。久々に読み返してみた本も、今の知識で読むと間違いだらけ。昔は「知識を得るため本を読もう」だったわけですが、ある程度知識をため込んだ今、本の知識は決して正解ではないことを知ってしまいました。だから、本は熟読するものではなく、知識を得るためのキッカケに過ぎない存在となっています。本を読んでもそれをベースにインターネットで調べ直して、初めて自分にとって知識となってくれるのです。もちろん本の間違いよりインターネット上の間違いの方が多いわけですが、だからこそ正しいものを判断する力がつくような気がします。一方的な文章を読んだだけの知識と自分がら求めた知識では、得るものが違います。小説ですらちょっと気になった言葉や元ネタをついついインターネットで探してしまうのが最近のわたし。まして新書や解説書は、もう本を読んだだけの読書はなりたたない時代なのだと言えるでしょう。

電話を置いていくのも、実は普段と大して変わりません。なにせ愛用のPHSは室内や地下に潜ったり田舎の方まで出向いたりするとしょっちゅう繋がらなくなりますから。気分はその時と大差ないんです。多分わたしは明日からでも携帯電話ナシの生活の戻れます、WiMAXとAndroidプレイヤーがあれば、の話ですが。休みの日に外をブラブラするなんて、いつものことでしたしね。

結局、夜になったらDVDや録画番組を見たあとはウトウトしていただけでした。昼間はともかく夜は全く有意義と言えない休日を過ごしてしまいました。これだったら、ネット端末を手元に置いて調べ物をしつつ過ごした方がマシというものです。
わたしが本などメディアから得られる知識に間違いを見つけるようになってから、せいぜい5〜6年しかたっていないはずです。10年前くらいまでは常に何冊か手垢でボロボロになった本が手元にあったものですが、今は一冊もありません。もう10年前の自分にすら戻れないんですね。

あ、ブログの更新とかサボるのはネットを使わないのとは別です。たまに休まないと集中力が持たないので、サボるときはサボると決めているだけです。明日はいよいよ全世界(!?)待望のウィルコム新製品の発表があるはずですから、そこまで鋭気を養っておきましょう。

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