モバイルのことを書く時はもっぱら楽天のことですが、わたしのメイン回線はMVNOのmineoです。もう6年半も使っていますが、特に不満はありません。なのでMNPする気はないのですが、mineo内で最近よく行われる新プラン導入やコースの変更は最適を狙って積極的に行いたいもの。と、言うわけで今月から電話ありのコースを「マイそく」に変えてみました。変更手続きを行ったのは先月の初め頃なんですが、変更はその月の25日まで受け付け、実行は来月から、というのが規定なので遅れてしまったのです。
・「マイそく」の利点その1、mineoの通話ありコースで一番安い変更した最大の理由はmineoの電話ありのデュアルタイプの中で一番安いコースだからです。お値段ひと月990円(税込み)。今までのパケット量ごとに料金が異なる「マイピタ」だとデュアルは1GBで1298円なので299円も安いんです。通話機能のないシングルだと1GBで880円なので単なる価格ならこちらの方が安いんで、それをほぼ常時速度制限状態の200Kbpsで使って通話は楽天モバイルで・・・というのがmineoで一番格安な使い方と思いますが、差額110円で電話番号が楽天とmineoで二つ持ててさらに「マイそく」の機能が使えるならこちらでしょう。
・「マイそく」の利点2、通信速度が常時1.5Mbpsでパケット消費なし「マイそく」最大の特徴は速度が一部の時間帯を除きほぼ常時1.5Mbpsと抑えられる代わりにパケットが使い放題、これ以下の速度に落とされることがほとんどないことです。1.5Mbpsは以前「マイピタ」のオプションとして使う「パケット放題PLUS」で無料のお試し期間に使ってみたことがあるのですが、スマホで使う分に不満を感じることは全くありませんでした。これはわたしが通信においてスマホへの依存度が低いというのもあるのですが、OSをアップデートしたり環境のバックアップをクラウドに行うなど大きなファイルのやり取りをしない限り速度制限を全く感じないものでした。特に連続通信最初の数秒は10Mbpsくらいまであがるターボが効くのでブラウザ利用は十分快適です。ちなみにアップロードも1.5Mbpsに抑えられます。一方モバイルルーターに入れてモバイルPCで使うとさすがに遅さを感じます。ですが、「パケットを消費しない、ゆえにいきなり遅くなったり追加料金が発生したりしない」という絶対の安心感がありますし、「まぁこんなもんだろ」くらいの体感速度で、まぁまぁ使えます。なにせ1.5Mbpsと言えば「ブロードバンド」という言葉が使われ始めたADSLとほぼ同等の速度ですからね。大抵のことはできてしまうはずなんです。少なくとも「3日制限はカタログには書いてありますが実際にはすることはまずありません」と偽ってモバイルルーターを売っておきながらすぐに3日制限を漏れなく導入して「誤解を与える表現でした」で逃げたワイモバイルの制限状態1Mbpsの経験時より気分的にははるかに快適です。速度を3Mbpsまで出せるプレミアムコースもあり、これだとモバイルPCもそこそこ快適に近い環境で使えるでしょうが、速度が二倍になる代わりに料金は二倍以上の2200円まで上がってしまいます。こちらはどうしてもモバイル一回線だけでPCも含めてすべての通信を一本化したい、それも出来る限り安く、という人以外には勧められません。へたに速度が速くなると「マイそく」の制限にかかる可能性も高くなりますし、基本導入しない方が良いかと。
・「マイそく」の利点その3、パケットギフトのやり取りが出来る「マイそく」だから出来るというわけではないですが、mineoのサービスの利点の一つにパケットをギフトとして別の回線に分け与えることが出来るというのがあります。これの何がいいのか、と言いますと、一度パケットギフトとしてパケットを「使った」状態にすることで繰り越したパケットを失効することなく保有し続けることが出来るのです。通常利用はパケットの繰り越しは一か月だけでその翌月には消えてしまいますが、2回線でパケットギフトを繰り返すことでコースのパケットをはるかに超える容量のパケットを維持し続けることだ切るのです。「マイそく」は速度が一定な代わりにパケットがもらえないのでギフトの対象にならないと思いきや、ちゃんとやり取りの対象になるので2回線餅としてはパケット繰り越し技を継続することが出来てありがたいです。実は1回線だけでもパケット繰り越しが出来る技は別に用意されています。が、「ジャングル王国」をつかったやり方はその様子が世間にさらされるようなので個人的にはちょっと抵抗があります。そういう人で1回線しかない場合、1か月110円の有料ですが「パスケット」というオプションを使い、繰り越し出来ない分のパケットをパスケットに逃がすことで同様にことを行うこともできます。無料なら言うことないのですが、さすがにそれは・・・ということでしょう。
しかし、良いところばかりではありません。他のコースにないデメリットも当然「マイそく」にはあります。
・デメリットその1、平日昼間は遅くなる一番言われるのが12時~13時に速度が遅くなる点。もともとこの時間帯だと速度が落ちるのはMVNOの宿命ではありますが、「マイそく」の場合公式によると意図的に速度が32Kbpsまで落とされる、とのことなのです。いやぁ32Kbpsてインターネット初期のアナログモデム並みの速度ですよ。さすがに今では何も出来ない速度ですが、わたしの場合そもそもほとんどの時間、特に12時台はたいてい家にいて、WiFiでスマホはネットにつながっていて「ゆずるね」もほとんど毎回成功しているのでこの時間帯が遅くても全然影響ありません。ちなみにあくまで平日(月~金なら祝祭日含む)の12~13時なので土日は1.5Mbpsでつながります。なのでまだ試してません(追記:試したところ、0.01Mbpsという数字が出ました。0.03Mbpsまで出てもおかしくないんですが、まぁ誤差の範囲かも。実質使えない時間ですね)。一応24時間使い放題になるオプションが有料で用意されており、1日330円で昼間の速度制限も解除されますのでどうしても使わなければならないときはこちらを使うのも手ですが、それなら最初から1GB+パケット放題PLUSの方を選択するほうが良いかと思います。わたしの地区だと制限なくても12~13時は2Mbpsくらいしか出ないので1.5Mbpsと大差ないですし。
・デメリットその2、パケットがもらえない今までは1GBのデュアルタイプで申し込んでいてほぼ常時200Kbpsで使い、使わないパケットはパケットギフトでもう1回線の方に渡していました。それによってモバイルルーターで使っている回線の利用可能量が増えていたわけなんですが、「マイそく」はパケットが付いてこないコースなのでそれがなくなります。それによって毎日mineoアプリにログインするごとでもらえるスタンプをためた時の景品100MBのパケット(これはもらえるかも知れませんので保留)や「ゆずるね」による追加のパケットももらえなくなります。299円のためにそれ以上のパケットが減少するのは少々痛いですが、仕方ありません。このおかげで迷いが生じ、導入が遅れたのです。
デメリットその3、3日制限を受け入れなければならない大きなデメリットが3日で10GBという制限が設けられていること。これは「パケット放題PLUS」でも同じですが、あちらはなる前に速度制限をやめ、通常速度に戻すことで回避することが可能です(速度制限が始まってしまうと制限が終わるまで直すことはできない、とのこと)。しかし「マイそく」では利用を抑えるか、先の24時間使い放題のオプションを選ぶかしか回避方法がありません。使いすぎると注意メールが届くらしいので抑えやすいのはいいのですが。ワイモバイルやWiMAX(最近3日制限をほぼやめたらしいですが、6年遅い)のおかげで3日制限大嫌いになったわたしがmineoを使う理由の一つが3日制限がないことを正式に謡っていたからです。3日で10GBというのはわたしのスマホの利用の仕方、まして1.5Mbpsの速度では絶対に使えない容量ではありますが、「3日制限を受け入れた人」としてカウントされたとしたら大変不快です。これも導入が遅れた理由の一つですが、もしmineoが解釈を拡大して他のサービスも漏れなく3日制限を導入してきたら、その時は他にMNOします。
デメリットその4、「ゆずるね」が出来ないため、夜間フリーが使えないmineoの特徴的なサービスが「ゆずるね」。mineoアプリがブラウザでmineoサイトからのマイページでボタンをタップして宣言をし、翌平日の12~13日の利用をほぼしない(メールやメッセージを受信はしてもすぐ見ない程度に抑えるくらい)と成功となり、1か月のカウント期間の間に5回成功するたび景品がもらえます。5回目の100MB・15回目の200MBとログインスタンプと合わせれば1GBコースでも1.4GBパケットをもらうことができたのもよかったのですが、最大の利点は10回成功で得られる夜間のパケットフリーの権利。23時から翌朝7時まで制限を行わなくてもパケットが消費しないという非常に便利な権利で、家のWiFiが届かないところに置いてあるPCのOSのアップデートとかこの時間にやってます。「マイそく」は制限を外せませんし「ゆずるね」も出来ないのでこの権利をもらえません。まぁ1.5Mbpsで使えますし、わたしがスマホで使う分には問題はありません。
デメリットその5、「通信の最適化」が外せない「マイそく」を申し込んでからコースが始まるまで期間がかなりあったのですが、その間にmineoから「申し込み時の同意の記載に誤りがありました」というお詫びのメールが届きまして、それによると誤:通信の最適化の適用/非適用を選べる正:通信の最適化の適用が必須となり、非適用は選択できないとのことです。変更のキャンセルができる期間にこれが届いたのでまだ良心的な方ですが、利用者としては「今更そんなこと言われても。これを理由にキャンセルするのもなぁ」となってしまうだけでしょう。それを狙ったのかも知れませんが。通信の最適化、と言えば聞こえはいいですが、ようはサーバー側でデータの再圧縮を行う作業を入れる、ということです。結果不完全なデータになってしまうのです。比較的ユーザーの方を向いた、例えば先のパケットギフトやジャングル王国による維持方法をあえて放置するようにユーザーにとっての利点は結果信頼につながり、自分らの利になるという方針で経営しているかに見えるmineoですが、この通信の最適化に関してだけはなぜか当初こっそりと導入して隠し、最適化を外す仕組みを用意せず(現在はデフォは適応であるもの外すことは可能)ユーザーから指摘されるまで知らんぷりをしていたり、今回のように明らかな間違いを放置して(あるいは嘘をついて)でも強制導入したりと全く別の顔をみせるようになります。どちらが本当なのでしょうか、それとも通信の最適化だけ何か闇があるのでしょうか。正直不評なので利用料をmineoが払って使っているのならやめてしまえばいいと思うのですが。httpsのサイトでは最適化はできないとか言われていましたし、不正確になるのはWEBサイトでの写真などであってダウンロードなどは問題ない、とも言われています。それでも、PCでファイルをよくダウンロードする人は「マイそく」から利用するのは避けた方が無難です。スマホでブラウザを使う、IP電話を使う、テキストのやり取り程度なら問題はないでしょう。
と、結構デメリットは少なくないわけです。その多くは「マイピタ」+「パケット放題Plus」の方なら回避方法があるわけですが。今のところパケット放題に関しては通信の最適化に関する記述はないので非適応にすることはできそうですし、「ゆずるね」は夜間フリーのために10回成功すればいい、逆を言えば残りは成功させる必要はないわけですから少なくとも月の半分は使っていいわけなので昼の時間帯もそこそこ使えます。ただ、コースの差額299円+オプション385円は=684円は毎月となるとバカにならない金額です。MVNOを使う人は基本少しでも料金を抑えたい人でしょうから、やはり「マイそく」の方が良いプランでしょうか。
・2回線目にデータ通信専用コースを契約しているわたしの場合わたしは先述の通り電話は「マイそく」に、ルーター用はデータ通信しかできない「マイピタ」にして使うことにしています。現状はパケットの余裕があるので最低の1GBのみのコースでルーターは使っていますが、もし足りなくなってきたらその時は一気に20GBコースに申し込むつもりです。10GB以上だと「パケット放題Plus」を無料でつけることができるので
1GB+パケット放題Plus=880円+385円=1265円5GB+パケット放題Plus=1265円+385円=1650円10GB+パケット放題Plus=1705円+0円=1705円20GB+パケット放題Plus=1925円+0円=1925円
となり、特に5GB・10GB・20GBの価格差は小さいので、mineoのシングルタイプは1GBと20GBの二択もしくは併用で使うべきなのです。それに加えて2回線持ちの場合割引のー55円が入ります。そして「ゆずるね」成功に気を配りつつ1.5Mbpsと夜間フリーを最大限使ってパケットを節約し、パケットギフトを使って繰り越しをし、必要十分な量を確保したらオプションなしの1GBコースに戻す・・・というセコイやり方で当分使う予定です。1.5Mbpsでもある程度PCが満足に使えると思え、かつ20GB+毎月1GBで3か月以上持つ人(わたしは4か月くらい持ちます)ならパケット放題Plusをつけっぱなしや5GBのオプション無より少し出費を抑えられます。
※4か月の利用料金20GB(1か月)+1GB(3か月)=1925円+880円x3=4565円1GB+パケット放題Plus(4か月)=1265円x4=5060円5GB(4か月)=1265円x4=5060円
いちいち「ゆずるね」をやらないければいけないことや使用量の常時管理確認が必要になるため、たかが月100円ちょっとのためにそこまでやるのが面倒に感じる人には勧めませんが、それに楽しさを感じるM体質な人ならアリです。まぁ他社をもっと調べて設定を煮詰めればさらに節約できるコースもあるでしょうが、MNPは面倒くさいのでできればやりたくないんですよねぇ。管理は楽しいんですが手続きは面倒と思うヘンなわたしてす。
・「マイそく」の利点その1、mineoの通話ありコースで一番安い変更した最大の理由はmineoの電話ありのデュアルタイプの中で一番安いコースだからです。お値段ひと月990円(税込み)。今までのパケット量ごとに料金が異なる「マイピタ」だとデュアルは1GBで1298円なので299円も安いんです。通話機能のないシングルだと1GBで880円なので単なる価格ならこちらの方が安いんで、それをほぼ常時速度制限状態の200Kbpsで使って通話は楽天モバイルで・・・というのがmineoで一番格安な使い方と思いますが、差額110円で電話番号が楽天とmineoで二つ持ててさらに「マイそく」の機能が使えるならこちらでしょう。
・「マイそく」の利点2、通信速度が常時1.5Mbpsでパケット消費なし「マイそく」最大の特徴は速度が一部の時間帯を除きほぼ常時1.5Mbpsと抑えられる代わりにパケットが使い放題、これ以下の速度に落とされることがほとんどないことです。1.5Mbpsは以前「マイピタ」のオプションとして使う「パケット放題PLUS」で無料のお試し期間に使ってみたことがあるのですが、スマホで使う分に不満を感じることは全くありませんでした。これはわたしが通信においてスマホへの依存度が低いというのもあるのですが、OSをアップデートしたり環境のバックアップをクラウドに行うなど大きなファイルのやり取りをしない限り速度制限を全く感じないものでした。特に連続通信最初の数秒は10Mbpsくらいまであがるターボが効くのでブラウザ利用は十分快適です。ちなみにアップロードも1.5Mbpsに抑えられます。一方モバイルルーターに入れてモバイルPCで使うとさすがに遅さを感じます。ですが、「パケットを消費しない、ゆえにいきなり遅くなったり追加料金が発生したりしない」という絶対の安心感がありますし、「まぁこんなもんだろ」くらいの体感速度で、まぁまぁ使えます。なにせ1.5Mbpsと言えば「ブロードバンド」という言葉が使われ始めたADSLとほぼ同等の速度ですからね。大抵のことはできてしまうはずなんです。少なくとも「3日制限はカタログには書いてありますが実際にはすることはまずありません」と偽ってモバイルルーターを売っておきながらすぐに3日制限を漏れなく導入して「誤解を与える表現でした」で逃げたワイモバイルの制限状態1Mbpsの経験時より気分的にははるかに快適です。速度を3Mbpsまで出せるプレミアムコースもあり、これだとモバイルPCもそこそこ快適に近い環境で使えるでしょうが、速度が二倍になる代わりに料金は二倍以上の2200円まで上がってしまいます。こちらはどうしてもモバイル一回線だけでPCも含めてすべての通信を一本化したい、それも出来る限り安く、という人以外には勧められません。へたに速度が速くなると「マイそく」の制限にかかる可能性も高くなりますし、基本導入しない方が良いかと。
・「マイそく」の利点その3、パケットギフトのやり取りが出来る「マイそく」だから出来るというわけではないですが、mineoのサービスの利点の一つにパケットをギフトとして別の回線に分け与えることが出来るというのがあります。これの何がいいのか、と言いますと、一度パケットギフトとしてパケットを「使った」状態にすることで繰り越したパケットを失効することなく保有し続けることが出来るのです。通常利用はパケットの繰り越しは一か月だけでその翌月には消えてしまいますが、2回線でパケットギフトを繰り返すことでコースのパケットをはるかに超える容量のパケットを維持し続けることだ切るのです。「マイそく」は速度が一定な代わりにパケットがもらえないのでギフトの対象にならないと思いきや、ちゃんとやり取りの対象になるので2回線餅としてはパケット繰り越し技を継続することが出来てありがたいです。実は1回線だけでもパケット繰り越しが出来る技は別に用意されています。が、「ジャングル王国」をつかったやり方はその様子が世間にさらされるようなので個人的にはちょっと抵抗があります。そういう人で1回線しかない場合、1か月110円の有料ですが「パスケット」というオプションを使い、繰り越し出来ない分のパケットをパスケットに逃がすことで同様にことを行うこともできます。無料なら言うことないのですが、さすがにそれは・・・ということでしょう。
しかし、良いところばかりではありません。他のコースにないデメリットも当然「マイそく」にはあります。
・デメリットその1、平日昼間は遅くなる一番言われるのが12時~13時に速度が遅くなる点。もともとこの時間帯だと速度が落ちるのはMVNOの宿命ではありますが、「マイそく」の場合公式によると意図的に速度が32Kbpsまで落とされる、とのことなのです。いやぁ32Kbpsてインターネット初期のアナログモデム並みの速度ですよ。さすがに今では何も出来ない速度ですが、わたしの場合そもそもほとんどの時間、特に12時台はたいてい家にいて、WiFiでスマホはネットにつながっていて「ゆずるね」もほとんど毎回成功しているのでこの時間帯が遅くても全然影響ありません。ちなみにあくまで平日(月~金なら祝祭日含む)の12~13時なので土日は1.5Mbpsでつながります。なのでまだ試してません(追記:試したところ、0.01Mbpsという数字が出ました。0.03Mbpsまで出てもおかしくないんですが、まぁ誤差の範囲かも。実質使えない時間ですね)。一応24時間使い放題になるオプションが有料で用意されており、1日330円で昼間の速度制限も解除されますのでどうしても使わなければならないときはこちらを使うのも手ですが、それなら最初から1GB+パケット放題PLUSの方を選択するほうが良いかと思います。わたしの地区だと制限なくても12~13時は2Mbpsくらいしか出ないので1.5Mbpsと大差ないですし。
・デメリットその2、パケットがもらえない今までは1GBのデュアルタイプで申し込んでいてほぼ常時200Kbpsで使い、使わないパケットはパケットギフトでもう1回線の方に渡していました。それによってモバイルルーターで使っている回線の利用可能量が増えていたわけなんですが、「マイそく」はパケットが付いてこないコースなのでそれがなくなります。それによって毎日mineoアプリにログインするごとでもらえるスタンプをためた時の景品100MBのパケット(これはもらえるかも知れませんので保留)や「ゆずるね」による追加のパケットももらえなくなります。299円のためにそれ以上のパケットが減少するのは少々痛いですが、仕方ありません。このおかげで迷いが生じ、導入が遅れたのです。
デメリットその3、3日制限を受け入れなければならない大きなデメリットが3日で10GBという制限が設けられていること。これは「パケット放題PLUS」でも同じですが、あちらはなる前に速度制限をやめ、通常速度に戻すことで回避することが可能です(速度制限が始まってしまうと制限が終わるまで直すことはできない、とのこと)。しかし「マイそく」では利用を抑えるか、先の24時間使い放題のオプションを選ぶかしか回避方法がありません。使いすぎると注意メールが届くらしいので抑えやすいのはいいのですが。ワイモバイルやWiMAX(最近3日制限をほぼやめたらしいですが、6年遅い)のおかげで3日制限大嫌いになったわたしがmineoを使う理由の一つが3日制限がないことを正式に謡っていたからです。3日で10GBというのはわたしのスマホの利用の仕方、まして1.5Mbpsの速度では絶対に使えない容量ではありますが、「3日制限を受け入れた人」としてカウントされたとしたら大変不快です。これも導入が遅れた理由の一つですが、もしmineoが解釈を拡大して他のサービスも漏れなく3日制限を導入してきたら、その時は他にMNOします。
デメリットその4、「ゆずるね」が出来ないため、夜間フリーが使えないmineoの特徴的なサービスが「ゆずるね」。mineoアプリがブラウザでmineoサイトからのマイページでボタンをタップして宣言をし、翌平日の12~13日の利用をほぼしない(メールやメッセージを受信はしてもすぐ見ない程度に抑えるくらい)と成功となり、1か月のカウント期間の間に5回成功するたび景品がもらえます。5回目の100MB・15回目の200MBとログインスタンプと合わせれば1GBコースでも1.4GBパケットをもらうことができたのもよかったのですが、最大の利点は10回成功で得られる夜間のパケットフリーの権利。23時から翌朝7時まで制限を行わなくてもパケットが消費しないという非常に便利な権利で、家のWiFiが届かないところに置いてあるPCのOSのアップデートとかこの時間にやってます。「マイそく」は制限を外せませんし「ゆずるね」も出来ないのでこの権利をもらえません。まぁ1.5Mbpsで使えますし、わたしがスマホで使う分には問題はありません。
デメリットその5、「通信の最適化」が外せない「マイそく」を申し込んでからコースが始まるまで期間がかなりあったのですが、その間にmineoから「申し込み時の同意の記載に誤りがありました」というお詫びのメールが届きまして、それによると誤:通信の最適化の適用/非適用を選べる正:通信の最適化の適用が必須となり、非適用は選択できないとのことです。変更のキャンセルができる期間にこれが届いたのでまだ良心的な方ですが、利用者としては「今更そんなこと言われても。これを理由にキャンセルするのもなぁ」となってしまうだけでしょう。それを狙ったのかも知れませんが。通信の最適化、と言えば聞こえはいいですが、ようはサーバー側でデータの再圧縮を行う作業を入れる、ということです。結果不完全なデータになってしまうのです。比較的ユーザーの方を向いた、例えば先のパケットギフトやジャングル王国による維持方法をあえて放置するようにユーザーにとっての利点は結果信頼につながり、自分らの利になるという方針で経営しているかに見えるmineoですが、この通信の最適化に関してだけはなぜか当初こっそりと導入して隠し、最適化を外す仕組みを用意せず(現在はデフォは適応であるもの外すことは可能)ユーザーから指摘されるまで知らんぷりをしていたり、今回のように明らかな間違いを放置して(あるいは嘘をついて)でも強制導入したりと全く別の顔をみせるようになります。どちらが本当なのでしょうか、それとも通信の最適化だけ何か闇があるのでしょうか。正直不評なので利用料をmineoが払って使っているのならやめてしまえばいいと思うのですが。httpsのサイトでは最適化はできないとか言われていましたし、不正確になるのはWEBサイトでの写真などであってダウンロードなどは問題ない、とも言われています。それでも、PCでファイルをよくダウンロードする人は「マイそく」から利用するのは避けた方が無難です。スマホでブラウザを使う、IP電話を使う、テキストのやり取り程度なら問題はないでしょう。
と、結構デメリットは少なくないわけです。その多くは「マイピタ」+「パケット放題Plus」の方なら回避方法があるわけですが。今のところパケット放題に関しては通信の最適化に関する記述はないので非適応にすることはできそうですし、「ゆずるね」は夜間フリーのために10回成功すればいい、逆を言えば残りは成功させる必要はないわけですから少なくとも月の半分は使っていいわけなので昼の時間帯もそこそこ使えます。ただ、コースの差額299円+オプション385円は=684円は毎月となるとバカにならない金額です。MVNOを使う人は基本少しでも料金を抑えたい人でしょうから、やはり「マイそく」の方が良いプランでしょうか。
・2回線目にデータ通信専用コースを契約しているわたしの場合わたしは先述の通り電話は「マイそく」に、ルーター用はデータ通信しかできない「マイピタ」にして使うことにしています。現状はパケットの余裕があるので最低の1GBのみのコースでルーターは使っていますが、もし足りなくなってきたらその時は一気に20GBコースに申し込むつもりです。10GB以上だと「パケット放題Plus」を無料でつけることができるので
1GB+パケット放題Plus=880円+385円=1265円5GB+パケット放題Plus=1265円+385円=1650円10GB+パケット放題Plus=1705円+0円=1705円20GB+パケット放題Plus=1925円+0円=1925円
となり、特に5GB・10GB・20GBの価格差は小さいので、mineoのシングルタイプは1GBと20GBの二択もしくは併用で使うべきなのです。それに加えて2回線持ちの場合割引のー55円が入ります。そして「ゆずるね」成功に気を配りつつ1.5Mbpsと夜間フリーを最大限使ってパケットを節約し、パケットギフトを使って繰り越しをし、必要十分な量を確保したらオプションなしの1GBコースに戻す・・・というセコイやり方で当分使う予定です。1.5Mbpsでもある程度PCが満足に使えると思え、かつ20GB+毎月1GBで3か月以上持つ人(わたしは4か月くらい持ちます)ならパケット放題Plusをつけっぱなしや5GBのオプション無より少し出費を抑えられます。
※4か月の利用料金20GB(1か月)+1GB(3か月)=1925円+880円x3=4565円1GB+パケット放題Plus(4か月)=1265円x4=5060円5GB(4か月)=1265円x4=5060円
いちいち「ゆずるね」をやらないければいけないことや使用量の常時管理確認が必要になるため、たかが月100円ちょっとのためにそこまでやるのが面倒に感じる人には勧めませんが、それに楽しさを感じるM体質な人ならアリです。まぁ他社をもっと調べて設定を煮詰めればさらに節約できるコースもあるでしょうが、MNPは面倒くさいのでできればやりたくないんですよねぇ。管理は楽しいんですが手続きは面倒と思うヘンなわたしてす。