7月13~15日の期間、シカゴで「G-Fest XXV」という"世界最大の怪獣ファンの集まり"と称するイベントが開催されていました。その様子がYoutubeにアップされていたので見たのですが、これがもう楽しいのなんのって。もちろんその様子を見て笑って涙が出てくるのはわたしが怪獣もの好きだからですけど。
日本語の翻訳があるわけでもないのですが雰囲気は伝わってきます。小美人に扮した外国人の女性二人のアカペラの「幸せを呼ぼう」("三大怪獣地球最大の決戦"の挿入歌)とか感動ものです。その場の雰囲気を伝えるのは何と言ってもコスプレの様子。ほとんどがウケ狙いで、段ボール箱か何かの周りに紙を貼って絵をかいて頭からかぶっただけ、なんてものさえありますが、中にはパッと見には映画で使われてもおかしくないようなガチな全身スーツまで披露されています。これらが全く同等にショーの中では扱われているのですから、もう見ていたらそれだけで面白くて仕方ないでしょう。こういう雑多な楽しさを醸し出すのは、こだわりのある日本人のオタク気質じゃ難しいんですよ。また、この動画には出ていませんが、ゲストとしてVSシリーズで三枝未希役を演じ続けた小高恵美氏(現在は女優を引退)、同じくVSシリーズのゴジラ役薩摩剣八郎氏、「ゴジラファイナルウォーズ」ゴードン艦長のドン・フライ氏、造型の村瀬継蔵氏らも招かれたとか。見に行きたかったなぁ、絶対無理だけど。
こちらの動画のアップ者は、かなり体を張った日本特撮ものの考察をやっている方です。字幕で意味をなんとなく追うのがやっとなんですが、紹介されているとなんとなく見たくなってしまいます。愛が感じられるからでしょうね。