少しサボってました。これ以上サボるとブログの書き方を忘れそうなので、書きましょう。実際書くのを忘れてましたし。
2020年に8Kスーパーハイビジョン本格放送開始へ
4Kが2014年ですから、ずいぶん早い展開です。総務省は世界的にデファクトスタンダードになりそうな4Kは完全に踏み台にする腹のようです。もっとも、そうでないとSHVに技術と資金をつぎ込んできた日本放送協会が浮かばれませんからね・・・。そんな無理しても、と思うんですが。
4Kは現在のBDの超解像表示という使い道があり、そっち目的で買う人も出るかと思いますので、最低限の普及は見込めます。というより、4K超解像でもしないとBDの価値が出ませんから。この間BD+DVDのセット販売の映画買ったんですけど、最近のデジタルバリバリの映像だったせいもあってBDとDVDの画質の差を大きく感じたのは主に思いっきりカメラを引いた遠景のシーンで、作品中のほとんどを占める役者さんの演技シーンはDVDと比べてそれほど・・・と言う印象しか持てませんで。使ったDVDプレイヤーやモニターテレビの性能もあるでしょうが、映画で重要なのは面白いかどうかであって、画質はその要素の一部に過ぎないということがよくわかりました。それはさておき。
8Kはそういう下地になりそうなものがないわけですよ。フルHDに過ぎないBDを8Kまで上げてもほとんど意味ないですし。4KのBD(かそこらへんのメディアソフト)が出て、その超解像でもやるのならまぁわかりますが。何度もいいますが、8Kは家庭にはオーバースペックだし、8K表示ができるほど巨大なテレビは部屋に入りませんし、入ったとしても圧迫感がありすぎです。個人的には4Kが限界と考えていますが、"「視聴者の本当にニーズに応えなければいけない。スケジュールが大幅に前倒しされ、『奇跡を起こそう』というぐらいの話だが、やらなければいけない」"などと書いてある以上、8Kこそ本当の視聴者のニーズだ、と信じているんでしょう。そう信じているんだからこっちでゴチョゴチョ言っても無駄なわけです。ちなみに無料放送にスクランブルを入れることや録画に制限がかかることは視聴者のニーズでは絶対にないんですが、そこらへんはテレビ業界の方はどう考えているんでしょうか。
放送時期やモニターの普及はおいておいても、この記事他にも注目に値する部分があります。
・SHVの中核となる映像圧縮技術「HEVC」については国際標準化が1月に完了
どうやらSHV(8K)はHEVCで決まりのようですね。先日の実験ではAVCと聞いていたのでどうなるかと思っていたのですが、無難な選択と思います。また、CSは124/128度を前提として検討をしているという表記があったことで、どうやら2014年の4K放送も124/128度の利用が濃厚になってきました。個人的には録画しやすい110度CSの方がよかったので、この辺少し残念です。
なんか韓国が地上波での4Kを進めているためか、総務省を含む日本の放送業界に少しあせりが見えてます。日本でなければできないSHVで世界をリードしようという気合はいいんですが、その8Kが生きる巨大テレビの需要は、おひざ元の日本ではたぶんほとんどありません。32型テレビなんていまだにフルHDですらないんですから。あちらとしてはどうしてもSHVは放送用でなければならない理由でもあるんでしょうが、地上デジタル放送の時のような選択肢を奪う無理やり移行は二度と起こさないようにしてほしいものです。
2020年に8Kスーパーハイビジョン本格放送開始へ
4Kが2014年ですから、ずいぶん早い展開です。総務省は世界的にデファクトスタンダードになりそうな4Kは完全に踏み台にする腹のようです。もっとも、そうでないとSHVに技術と資金をつぎ込んできた日本放送協会が浮かばれませんからね・・・。そんな無理しても、と思うんですが。
4Kは現在のBDの超解像表示という使い道があり、そっち目的で買う人も出るかと思いますので、最低限の普及は見込めます。というより、4K超解像でもしないとBDの価値が出ませんから。この間BD+DVDのセット販売の映画買ったんですけど、最近のデジタルバリバリの映像だったせいもあってBDとDVDの画質の差を大きく感じたのは主に思いっきりカメラを引いた遠景のシーンで、作品中のほとんどを占める役者さんの演技シーンはDVDと比べてそれほど・・・と言う印象しか持てませんで。使ったDVDプレイヤーやモニターテレビの性能もあるでしょうが、映画で重要なのは面白いかどうかであって、画質はその要素の一部に過ぎないということがよくわかりました。それはさておき。
8Kはそういう下地になりそうなものがないわけですよ。フルHDに過ぎないBDを8Kまで上げてもほとんど意味ないですし。4KのBD(かそこらへんのメディアソフト)が出て、その超解像でもやるのならまぁわかりますが。何度もいいますが、8Kは家庭にはオーバースペックだし、8K表示ができるほど巨大なテレビは部屋に入りませんし、入ったとしても圧迫感がありすぎです。個人的には4Kが限界と考えていますが、"「視聴者の本当にニーズに応えなければいけない。スケジュールが大幅に前倒しされ、『奇跡を起こそう』というぐらいの話だが、やらなければいけない」"などと書いてある以上、8Kこそ本当の視聴者のニーズだ、と信じているんでしょう。そう信じているんだからこっちでゴチョゴチョ言っても無駄なわけです。ちなみに無料放送にスクランブルを入れることや録画に制限がかかることは視聴者のニーズでは絶対にないんですが、そこらへんはテレビ業界の方はどう考えているんでしょうか。
放送時期やモニターの普及はおいておいても、この記事他にも注目に値する部分があります。
・SHVの中核となる映像圧縮技術「HEVC」については国際標準化が1月に完了
どうやらSHV(8K)はHEVCで決まりのようですね。先日の実験ではAVCと聞いていたのでどうなるかと思っていたのですが、無難な選択と思います。また、CSは124/128度を前提として検討をしているという表記があったことで、どうやら2014年の4K放送も124/128度の利用が濃厚になってきました。個人的には録画しやすい110度CSの方がよかったので、この辺少し残念です。
なんか韓国が地上波での4Kを進めているためか、総務省を含む日本の放送業界に少しあせりが見えてます。日本でなければできないSHVで世界をリードしようという気合はいいんですが、その8Kが生きる巨大テレビの需要は、おひざ元の日本ではたぶんほとんどありません。32型テレビなんていまだにフルHDですらないんですから。あちらとしてはどうしてもSHVは放送用でなければならない理由でもあるんでしょうが、地上デジタル放送の時のような選択肢を奪う無理やり移行は二度と起こさないようにしてほしいものです。