昨日、「シン・ゴジラ」が地上波で初放送のせいか、あちこちのトレンドワードに"シン・ゴジラ"が出ています。礼賛一色だった昨年の上映時と比べると批判的な意見も目立つようになってきていますね。賛否両論、異なる意見が見られるのはいいことです。わたしはBDも何回も見ていますし作品確認用に衛星放送版も録画しているので今更地上波版を視聴する必要はなかったので、録画して細部のチェックや前後の番宣保存にとどまっています。それにしても、この数日間、放送局のテレビ朝日ではこの「シン・ゴジラ」宣伝用のミニ番組を結構放送していたみたいですね。なんで地方には回さないんでしょうか。もはや地上波は映画そのものより解説や宣伝番組の方が保存価値がある放送局という扱いなんですが。もちろん全国放送の「クレヨンしんちゃん」は撮りましたけどね。「クレヨンしんちゃん」録画してみるの、6年前のデジタル放送移行啓蒙の時以来だなぁ。にしても、東宝としては当然「GODZILLA 怪獣惑星」の宣伝のための「シン・ゴジラ」放送だろうに、放送局はその「シン・ゴジラ」の放送の宣伝ばかりで、「GOZILLA 怪獣惑星」の方は放送の最後にチラッと触れただけなのがある意味不思議です。秘密主義もあるのでしょうけど、まず視聴率、という価値観に相変わらずとらわれているような気もしますね。
その「GODZILLA 怪獣惑星」の公開と全く無関係ではないでしょう、東宝から、わたしの好きな作品である「フランケンシュタイン対地底怪獣」と「モスラ」3部作がよー-----やくBD化されました。
フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) Blu-ray高島忠夫,水野久美,土屋嘉男,佐原健二,田崎潤東宝
モスラ3部作 Blu-ray(3枚組)小林恵,山口紗弥加,羽野晶紀,満島ひかり,建みさと東宝
いや、待たされましたわ。なんで東宝はわたしの好みの作品を後回しにして、他の評価の固まった作品ばかり優先してBD化するんだろ。まぁ「~地底怪獣」の方はともかく、モスラ三部作の方はそれほど売れないと考えているのかもしれません。3部作まとめて、のセットだし、その割に値段は「~地底怪獣」の三倍弱、つまりパッケージ代くらいしか安くないし。どうせ買うやつしか買わない、後から新しい評価がされるタイプの作品じゃないだろ、という見放しがあったのかも知れません。個人的には余計な裏読みによる思想とか入る余地のない単純な構成、ヒーロー性重視の特撮、それに個人的な思い入れもあって評価は決して低くないシリーズなのですが、なかなか出てくれないので、仕方なく輸入盤を購入してみたりしてましたし。
で、さっそく視聴してみました。輸入盤と違い、三作全部BDは個別で三枚組、本編以外にメイキングなど今までDVDに収録されていたものの使いまわしではありますが特典映像も充実、そっちの画質はアップコンバートではありますが悪くありません。本編はMPEG4-AVCによる圧縮方式で、PowerDVD調べでビットレートがほぼ常時35Mbps強、最低33Mbps~最大39Mbpsくらいです。ほとんどCBRと言っていいでしょう。海外版は通常24Mbps、上下は17~30Mbpsが確認できた激しくビットレートが変化するVBR方式でしたが、余裕があればCBRでも構わないでしょう。もちろん画質は国内盤が断然上、ザラ付も暗部のブロックノイズもほとんど見られませんでした。値段の差4倍以上ですから、そのくらいしてもらわないと困りますけどね。FluidMotionの効きも上々です。
ただ、全くいただけないのが、特典映像のうちの特報に分類される映像。BDなのになんと額縁になっているんです。ようするに横長の画面なのに中の4:3の部分だけ使い、その上下を黒くするレターボックス化して放送するという、真っ黒い画面の真ん中にポッツリと浮かぶだけの映像になっているという・・・。地上波がアナログからデジタルへ移行する過程でしばしば見られたものですが、まさか横長で作られた映画のBDで今更こんな映像を見せられるとは。テレビスポットとかならそれでもいいんですが、間違いなく劇場で流されただろう予告編以前の映像までこの方式になっているのはさすがに受け入れられません。当然一度アナログ化したものなので画質もVHSよりはマシ程度です。本編と予告編はちゃんと横長のビスタサイズで収録されているのですから、ますますです。まさかまた元映像をなくしたのでしょうか? それとも特報はアナログからのダビング方式のみ、という方針なのでしょうか。講談社から発売中のDVDマガジン、ゴジラ全映画DVDコレクターズBOXを、特典映像の「行け!ゴッドマン」「行け!グリーンマン」「ゴジラアイランド」目当てで定期購読しているのですが、こちらも本編予告編はともかく特報映像はLDなどアナログ映像からのダビングとなっています。これはてっきり市販DVDとの差別化のためかと思っていたのですが、立派な市販版であるBDまでアナログダビング版にしているあたり、何か裏がありそうです。たとえあったとしても、このやり方は納得行きません。東宝はやっと出たモスラBDを不完全版にした反省をしていただきたいと心より願います。
その「GODZILLA 怪獣惑星」の公開と全く無関係ではないでしょう、東宝から、わたしの好きな作品である「フランケンシュタイン対地底怪獣」と「モスラ」3部作がよー-----やくBD化されました。


いや、待たされましたわ。なんで東宝はわたしの好みの作品を後回しにして、他の評価の固まった作品ばかり優先してBD化するんだろ。まぁ「~地底怪獣」の方はともかく、モスラ三部作の方はそれほど売れないと考えているのかもしれません。3部作まとめて、のセットだし、その割に値段は「~地底怪獣」の三倍弱、つまりパッケージ代くらいしか安くないし。どうせ買うやつしか買わない、後から新しい評価がされるタイプの作品じゃないだろ、という見放しがあったのかも知れません。個人的には余計な裏読みによる思想とか入る余地のない単純な構成、ヒーロー性重視の特撮、それに個人的な思い入れもあって評価は決して低くないシリーズなのですが、なかなか出てくれないので、仕方なく輸入盤を購入してみたりしてましたし。
で、さっそく視聴してみました。輸入盤と違い、三作全部BDは個別で三枚組、本編以外にメイキングなど今までDVDに収録されていたものの使いまわしではありますが特典映像も充実、そっちの画質はアップコンバートではありますが悪くありません。本編はMPEG4-AVCによる圧縮方式で、PowerDVD調べでビットレートがほぼ常時35Mbps強、最低33Mbps~最大39Mbpsくらいです。ほとんどCBRと言っていいでしょう。海外版は通常24Mbps、上下は17~30Mbpsが確認できた激しくビットレートが変化するVBR方式でしたが、余裕があればCBRでも構わないでしょう。もちろん画質は国内盤が断然上、ザラ付も暗部のブロックノイズもほとんど見られませんでした。値段の差4倍以上ですから、そのくらいしてもらわないと困りますけどね。FluidMotionの効きも上々です。
ただ、全くいただけないのが、特典映像のうちの特報に分類される映像。BDなのになんと額縁になっているんです。ようするに横長の画面なのに中の4:3の部分だけ使い、その上下を黒くするレターボックス化して放送するという、真っ黒い画面の真ん中にポッツリと浮かぶだけの映像になっているという・・・。地上波がアナログからデジタルへ移行する過程でしばしば見られたものですが、まさか横長で作られた映画のBDで今更こんな映像を見せられるとは。テレビスポットとかならそれでもいいんですが、間違いなく劇場で流されただろう予告編以前の映像までこの方式になっているのはさすがに受け入れられません。当然一度アナログ化したものなので画質もVHSよりはマシ程度です。本編と予告編はちゃんと横長のビスタサイズで収録されているのですから、ますますです。まさかまた元映像をなくしたのでしょうか? それとも特報はアナログからのダビング方式のみ、という方針なのでしょうか。講談社から発売中のDVDマガジン、ゴジラ全映画DVDコレクターズBOXを、特典映像の「行け!ゴッドマン」「行け!グリーンマン」「ゴジラアイランド」目当てで定期購読しているのですが、こちらも本編予告編はともかく特報映像はLDなどアナログ映像からのダビングとなっています。これはてっきり市販DVDとの差別化のためかと思っていたのですが、立派な市販版であるBDまでアナログダビング版にしているあたり、何か裏がありそうです。たとえあったとしても、このやり方は納得行きません。東宝はやっと出たモスラBDを不完全版にした反省をしていただきたいと心より願います。