東京でを中心とした関東近辺で何十年かぶりに11月に積雪したそうですね。まぁそれは珍しい現象だと思います。が、わたしの見た限り全部のニュースがそれをトップ扱い、それも長時間にわたっての総力特集で、全国ニュース時間すべてを東京近郊の積雪話に振り分けた番組すらありました。そこまでするほどの話ですかねぇ、珍しい、ダイヤの乱れがありました、と数十秒触れるだけで十分だと思うのですが。よほどニュースがないのか、放送局はたいてい関東にありますから、関東の珍現象は全国の一大事、・地方の一大事は東京に直結する話でもない限り耳に入れるまでもない小事って概念でやってるんでしょうが、それ以上に手近で済ませたいという予算削減の臭いを感じさせました。ああこりゃこりゃ。
さて話は全く変わりまして。
ネット配信による有料動画視聴サービスは、少なくともすでに多くの人に知られる存在になったでしょう。その中で比較的知名度が高いと思われるのがHuluとNetflixですが、そのうちのHuluにこんな話が。
Hulu、'17年2月リニューアル。スマホでFOXリアルタイム視聴、Wii/3DS対応終了
スマートフォンやタブレットでもリアルタイム配信を受けられるようになるのが最大のリニューアル項目のようです。バッテリーを喰い、それでいて外部電源をつなぎながらの利用は推奨されないスマートフォンやタブレットで長時間受信を前提とするリアルタイム配信を対応させたところで、どれだけの人が利用するのかという疑問は大いにあります。まぁ使う使わないは利用者の自由ですからそれはいいとしまして、それより注目されるのは"Wii/3DS対応終了"の部分です。公式サイトによると単に視聴ソフトがバージョンアップされなくなるだけではなく、全く映らなくなるとのことです。予告されているとはいえ、対応している機種がサービスの途中で容赦なく切られるというのはかなり珍しい強引なやり方です。Wiiはともかく3DSは現役ですし、他にはかなり最近のテレビでも一部の機種が切られます。こういうやり方はHulu側にとってプラスになるとは思えず、むしろ配信に対するマイナスイメージを植え付けかねないと思うのですが・・・。しかもその理由が「コンテンツの保護」。またコピーが~とか著作権が~とうるさい連中が声を張り上げ始めたか、と見たいところですが、そういう観点とは無用のテレビまで切られるところを見ると、おそらく新サービスに機能的についていけない、ソフトをバージョンアップしても対応しきれない機種ではないかと思います。なら新サービスだけ使えなくして従来通りの配信だけ利用できるようにすればいいとも思うのですが、Huluは全機種同一内容主義なんでしょうか。今までさんざん使われてきた「著作権の保護」でも「コンテンツ権利の保護」でもなく、「コンテンツの保護」という、ちょっと曖昧でピンと来ない表現を使ってきたことに、あまり正確な理由を言いたくない裏があるけど全面的に嘘は言いたくないという葛藤を感じます。
それにしても、Huluなどの有料動画配信サービスはいったいどれくらい使われているのでしょうか? いや、それ以上に自宅で映画などを見る、という習慣はまだ残っているのでしょうか? 過去には引っ越しの際にアパートなどを借りる立地条件の一つに「レンタルビデオ(DVD/CD)店が近い」というがありましたが、もはやそれは死に絶えた条件ではないかと思います。もしいまだに有効ならある程度人の住んでいる地域には今でもレンタルビデオ店があったり、撤退しても新しいところがやってきたり・・・という現象が続いているはずですが、少なくともわが地元ではすでに半径数キロ以内にレンタルビデオ店が一切なくなってから早数年、いまだ新規店は姿かたちも見えません。どうしても利用したければ自動車で郊外まで行き、大型チェーン店で借りるしかない状況なため、もうレンタルビデオ自体が忘れられています。ならばスカパーのような衛星放送からて映画を録画して視聴しているかと言えばこれも少数派のようです。わたしが直接見聞きした範囲の人たちはようするにテレビで映画などを見たりすることがなくなり、せいぜいダラダラ地上波をつけっぱなしにしておいてゴロゴロしているだけ、たまーに見に行った映画をどうしてもまた見たいとなったときは円盤を買うくらい、となっているのですが、全国的にはどうなんでしょ。
映画館はさまざまな付加価値を付けることで客を呼び戻しましたが、逆に自宅でそういったコンテンツを見る、という習慣を後退させた感があります。それは仕方ない話ではありますが、日本の消費者の習慣は地上デジタル放送の時の「高画質で高音質で良質の映像が簡単に録画ダビングできるようになればそっちでライブラリを作ってしまい、コンテツが売れなくなってしまうので著作権の保護の名のもとに規制をかけることが大前提だ!!!!!」とは全く違う方向に行ってしまった気がしてなりません。動画配信サービスからは会員数何十万人突破とか景気のいい話ばかり聞こえてくるんですが、あの手の会員数って何か買う時に無理やりオプション契約結ばせられて結局全然使ってない、水増し会員の数が相当数いるように思えてならないんですよねぇ、まぁ運営側としては金さえ払えば全然利用しないほうがいい客なんでしょうけど。
さて話は全く変わりまして。
ネット配信による有料動画視聴サービスは、少なくともすでに多くの人に知られる存在になったでしょう。その中で比較的知名度が高いと思われるのがHuluとNetflixですが、そのうちのHuluにこんな話が。
Hulu、'17年2月リニューアル。スマホでFOXリアルタイム視聴、Wii/3DS対応終了
スマートフォンやタブレットでもリアルタイム配信を受けられるようになるのが最大のリニューアル項目のようです。バッテリーを喰い、それでいて外部電源をつなぎながらの利用は推奨されないスマートフォンやタブレットで長時間受信を前提とするリアルタイム配信を対応させたところで、どれだけの人が利用するのかという疑問は大いにあります。まぁ使う使わないは利用者の自由ですからそれはいいとしまして、それより注目されるのは"Wii/3DS対応終了"の部分です。公式サイトによると単に視聴ソフトがバージョンアップされなくなるだけではなく、全く映らなくなるとのことです。予告されているとはいえ、対応している機種がサービスの途中で容赦なく切られるというのはかなり珍しい強引なやり方です。Wiiはともかく3DSは現役ですし、他にはかなり最近のテレビでも一部の機種が切られます。こういうやり方はHulu側にとってプラスになるとは思えず、むしろ配信に対するマイナスイメージを植え付けかねないと思うのですが・・・。しかもその理由が「コンテンツの保護」。またコピーが~とか著作権が~とうるさい連中が声を張り上げ始めたか、と見たいところですが、そういう観点とは無用のテレビまで切られるところを見ると、おそらく新サービスに機能的についていけない、ソフトをバージョンアップしても対応しきれない機種ではないかと思います。なら新サービスだけ使えなくして従来通りの配信だけ利用できるようにすればいいとも思うのですが、Huluは全機種同一内容主義なんでしょうか。今までさんざん使われてきた「著作権の保護」でも「コンテンツ権利の保護」でもなく、「コンテンツの保護」という、ちょっと曖昧でピンと来ない表現を使ってきたことに、あまり正確な理由を言いたくない裏があるけど全面的に嘘は言いたくないという葛藤を感じます。
それにしても、Huluなどの有料動画配信サービスはいったいどれくらい使われているのでしょうか? いや、それ以上に自宅で映画などを見る、という習慣はまだ残っているのでしょうか? 過去には引っ越しの際にアパートなどを借りる立地条件の一つに「レンタルビデオ(DVD/CD)店が近い」というがありましたが、もはやそれは死に絶えた条件ではないかと思います。もしいまだに有効ならある程度人の住んでいる地域には今でもレンタルビデオ店があったり、撤退しても新しいところがやってきたり・・・という現象が続いているはずですが、少なくともわが地元ではすでに半径数キロ以内にレンタルビデオ店が一切なくなってから早数年、いまだ新規店は姿かたちも見えません。どうしても利用したければ自動車で郊外まで行き、大型チェーン店で借りるしかない状況なため、もうレンタルビデオ自体が忘れられています。ならばスカパーのような衛星放送からて映画を録画して視聴しているかと言えばこれも少数派のようです。わたしが直接見聞きした範囲の人たちはようするにテレビで映画などを見たりすることがなくなり、せいぜいダラダラ地上波をつけっぱなしにしておいてゴロゴロしているだけ、たまーに見に行った映画をどうしてもまた見たいとなったときは円盤を買うくらい、となっているのですが、全国的にはどうなんでしょ。
映画館はさまざまな付加価値を付けることで客を呼び戻しましたが、逆に自宅でそういったコンテンツを見る、という習慣を後退させた感があります。それは仕方ない話ではありますが、日本の消費者の習慣は地上デジタル放送の時の「高画質で高音質で良質の映像が簡単に録画ダビングできるようになればそっちでライブラリを作ってしまい、コンテツが売れなくなってしまうので著作権の保護の名のもとに規制をかけることが大前提だ!!!!!」とは全く違う方向に行ってしまった気がしてなりません。動画配信サービスからは会員数何十万人突破とか景気のいい話ばかり聞こえてくるんですが、あの手の会員数って何か買う時に無理やりオプション契約結ばせられて結局全然使ってない、水増し会員の数が相当数いるように思えてならないんですよねぇ、まぁ運営側としては金さえ払えば全然利用しないほうがいい客なんでしょうけど。