ここ最近の悩み事が一安心と言える段階になり、なんとなく心に余裕が出てきました。本当は安心しちゃいけないんでしょうが、少なくともわたしの腹は今までの重みから解放されてスッキリしています。今日は久々に体重が減りませんでした。
ようやくこの話に取り掛かるとしましょうか。
衛星放送の不正視聴を可能に…17歳を逮捕
もうご存知かと思うこのニュース。あちこちで同じニュースが掲載されていますが、もうひとつ具体的な中身が見えてきません。多分インターネットから該当プログラムさえ入手できれば利用は可能ですので、真似されないように意図的にハッキリしないように書いているのでしょう。それでもそれらの情報をつなぎ合わせる限り、視聴録画手段はあくまでPC。それに搭載するデジタル放送用チューナーで、B-CASなしで有料放送まで視聴ないし録画できるプログラムを開発し、自分のサイトで公開、無料で公開、ダウンロードできるようにしたもの・・・ということのようです。寄付を募っていた、という話もあります。その少年のサイトはもちろんプログラムがどういうものか、見ていないので全くわかりませんが。
この件、もっとも気になるのが「「少年はネット上に公開された数百ページにわたるデジタル放送の仕組みが書かれた仕様書を読み込み、独自でプログラムを開発した」という点です。デジタル放送の仕様書がどれを挿しているのか分かりませんが、いろいろ合わせれば数百ページにはなるでしょう。膨大な量でちょっとしたことがやりたいから、程度のことで読む量とはとても思えませんが、それでも一人の人間で読むことは可能な量です。たかがその程度のことで有料放送という仕組みが理解され、それらのスクランブルを外すプログラムの開発が可能? 17才無職という立場を考えるに、プログラムだけならともかくその他技術面において専門家から学んだ知識を持ち合わせているとは思えません。B-CASってそんな簡単に解析されるシステムなんでしょうか? それとも多くのハッカーやクラッカーがなしえなかったことをやってのけた天才少年なんでしょうか。
簡単に集めた情報で見る限り、公開されたのは「プログラム」と言うよりファイルのようです。おそらく視聴録画のシステムは他のプログラムに依存し、CASだけを提供するファイルなんでしょう。覚えている方も多いと思いますが、B-CAS書き換えが大騒ぎになった当時、おそらくその解析を行った人間かそのグループによってsoftcasなるファイルも公開されています。今回の少年のプログラムと、おそらくは同じ機能を持つものです。これは確かそれなりのツールを使い、自分でファイルを構築しなければ動作しない形での提供でした。もっとも、ある程度知識のある人間なら構築はそれほど難しくなかったらしく、ある程度の人は手に入れていたでしょう。また、構築済の完成ファイルを公開したサイトがあった、という書き込みも読んだように記憶しています。少年が開発するまでもなく、すでに「プログラム」は存在していたのです。正直数百ページの資料を解析し、一から組み立てるよりそのファイルや構築前のファイル群をネット上で見つけ、少し手直しして公開するほうがはるかに手っ取り早いと思うのです。ウチのブログですが、最近こそなくなりましたが以前はやたらとコメント欄にこうしたsoftcas売ります、的なスパムが来たものです。基本的に書き込みが確認され次第即削除していましたが、基本部分の入手はその気になればいくらでも可能なんでしょう。今回の事件の少年のプログラムも、そうした基本部分をいじった半自作だったように思えてなりません。そもそもまだ認否を留保しているのに、公開したプログラムの作成に関して具体的な話をしているほうが変とも思いますし。
何かしら警察の意図も感じますが、追及はやめておきます。とばっちり食いたくないし、あまり踏み込まずにいるのが我々としては賢明な行為でしょう。くれぐれもファイル探しなどしないように。まして公開はもってのほかです。
ようやくこの話に取り掛かるとしましょうか。
衛星放送の不正視聴を可能に…17歳を逮捕
もうご存知かと思うこのニュース。あちこちで同じニュースが掲載されていますが、もうひとつ具体的な中身が見えてきません。多分インターネットから該当プログラムさえ入手できれば利用は可能ですので、真似されないように意図的にハッキリしないように書いているのでしょう。それでもそれらの情報をつなぎ合わせる限り、視聴録画手段はあくまでPC。それに搭載するデジタル放送用チューナーで、B-CASなしで有料放送まで視聴ないし録画できるプログラムを開発し、自分のサイトで公開、無料で公開、ダウンロードできるようにしたもの・・・ということのようです。寄付を募っていた、という話もあります。その少年のサイトはもちろんプログラムがどういうものか、見ていないので全くわかりませんが。
この件、もっとも気になるのが「「少年はネット上に公開された数百ページにわたるデジタル放送の仕組みが書かれた仕様書を読み込み、独自でプログラムを開発した」という点です。デジタル放送の仕様書がどれを挿しているのか分かりませんが、いろいろ合わせれば数百ページにはなるでしょう。膨大な量でちょっとしたことがやりたいから、程度のことで読む量とはとても思えませんが、それでも一人の人間で読むことは可能な量です。たかがその程度のことで有料放送という仕組みが理解され、それらのスクランブルを外すプログラムの開発が可能? 17才無職という立場を考えるに、プログラムだけならともかくその他技術面において専門家から学んだ知識を持ち合わせているとは思えません。B-CASってそんな簡単に解析されるシステムなんでしょうか? それとも多くのハッカーやクラッカーがなしえなかったことをやってのけた天才少年なんでしょうか。
簡単に集めた情報で見る限り、公開されたのは「プログラム」と言うよりファイルのようです。おそらく視聴録画のシステムは他のプログラムに依存し、CASだけを提供するファイルなんでしょう。覚えている方も多いと思いますが、B-CAS書き換えが大騒ぎになった当時、おそらくその解析を行った人間かそのグループによってsoftcasなるファイルも公開されています。今回の少年のプログラムと、おそらくは同じ機能を持つものです。これは確かそれなりのツールを使い、自分でファイルを構築しなければ動作しない形での提供でした。もっとも、ある程度知識のある人間なら構築はそれほど難しくなかったらしく、ある程度の人は手に入れていたでしょう。また、構築済の完成ファイルを公開したサイトがあった、という書き込みも読んだように記憶しています。少年が開発するまでもなく、すでに「プログラム」は存在していたのです。正直数百ページの資料を解析し、一から組み立てるよりそのファイルや構築前のファイル群をネット上で見つけ、少し手直しして公開するほうがはるかに手っ取り早いと思うのです。ウチのブログですが、最近こそなくなりましたが以前はやたらとコメント欄にこうしたsoftcas売ります、的なスパムが来たものです。基本的に書き込みが確認され次第即削除していましたが、基本部分の入手はその気になればいくらでも可能なんでしょう。今回の事件の少年のプログラムも、そうした基本部分をいじった半自作だったように思えてなりません。そもそもまだ認否を留保しているのに、公開したプログラムの作成に関して具体的な話をしているほうが変とも思いますし。
何かしら警察の意図も感じますが、追及はやめておきます。とばっちり食いたくないし、あまり踏み込まずにいるのが我々としては賢明な行為でしょう。くれぐれもファイル探しなどしないように。まして公開はもってのほかです。