どうも、東京から引き揚げてきたらスカパー録画用のPCがエラー起こしていて3日分くらい録画されてなかったkrmmk3ですorz 再放送で補填できそうな番組が中心なのが不幸中の幸いですが。
ウチ見てくださる方の多くはテレビ番組の録画が好きな方でしょう。そんな我々のかつての友と言えば光学円盤メディアでした。その光学メディアメーカーの中でも高品質で知られていたメーカー、太陽誘電がついにメディア製造・販売から撤退するという話が舞い込んできました。
太陽誘電、光記録メディア事業から撤退
~2015年12月末で製品販売を終了、「That's」ブランドも
わたしもDVDでの保存が中心だったころは、「メディアと言えばThat'sだよねぇ」と太陽誘電ばかり買っていたものです。ただ、DVDからBDへの移行はわたしの中では行われませんでした。理由は言うまでもありませんが、デジタル放送に録画規制が入ったため、一時PCで直接録画することができなかったためです。かと言ってPC以外の、規制だらけでまともな保存ができない録画機を使う機にはならず、一時は当ブログの名物コーナーだった「録画可能キャプチャーボード」を最大限活用する録画体制でした。もちろんSDに変換するしかありませんでしたが、このころはまだDVDに保存していました。そこにあのPV3が登場し、ようやくPCでもHD保存が可能になったものの、ファイルサイズが大きくなりすぎて事実上変換が必須となり、XvidだったりWMVだったり(まだH.264は一般的ではありませんでした)とDVDプレイヤーと互換性のない方式にするのが当たり前になり、自然と光学メディアのことは忘れてしまってしまいました。やがてようやくPCで直接録画できるようになり、やろうと思えばBDへの保存も可能になってはいたのですが、ファイル形式で管理し、録画はもちろん再生もPCのみになっていたわたしにとって光学メディアにオーサリングソフトを使って保存するのは面倒な作業でしかなく、いまさらそっちへ戻る気はありませんでした。
録画用に関しては似たような感覚を感じた人は多いと思います。全くPC録画に傾倒しない人で、かつてアナログ時代にHDDとDVDを自由に移動して編集できる楽しさに魅せられ「面白い!」と思っていた人もデジタル放送になって急速に不便になり、併用をしなくなって結局レコーダーを手放し、外付けHDDによる一時保存だけになってしまい、テレビ放送そのものに対する興味を落としてしまった・・・という人を片手に余る程度にはわたしも知っています。最低でもアナログ放送より便利で面白い保存ができるようにならないと戻ってこないでしょうね。いま4KはHDDへの一時保存しかできない道を歩んでいます。仮に後でBDへ規制だらけの保存ができるようになったとしても、それは「待望」ではなく「今更」になっていることでしょう。
ついでなので、久々にデジタル放送への不満をぶちまけましたが、もちろんそれだけが太陽誘電撤退の理由ではないでしょう。円安による材料費が高騰し、ある程度競争力のある価格を維持することが難しくなった、SDメモリカードの発達によりバックアックメディア需要がなくなったこともそれに負けないほど大きな理由でえあったとは思います。それでも録画用需要が根強ければ太陽誘電も粘っていたでしょう。本来ならユーザーの信頼の証であった「That'sの品質」が、自らの足かせにしかならなくなってしまったのは皮肉な話ですね。
ウチ見てくださる方の多くはテレビ番組の録画が好きな方でしょう。そんな我々のかつての友と言えば光学円盤メディアでした。その光学メディアメーカーの中でも高品質で知られていたメーカー、太陽誘電がついにメディア製造・販売から撤退するという話が舞い込んできました。
太陽誘電、光記録メディア事業から撤退
~2015年12月末で製品販売を終了、「That's」ブランドも
わたしもDVDでの保存が中心だったころは、「メディアと言えばThat'sだよねぇ」と太陽誘電ばかり買っていたものです。ただ、DVDからBDへの移行はわたしの中では行われませんでした。理由は言うまでもありませんが、デジタル放送に録画規制が入ったため、一時PCで直接録画することができなかったためです。かと言ってPC以外の、規制だらけでまともな保存ができない録画機を使う機にはならず、一時は当ブログの名物コーナーだった「録画可能キャプチャーボード」を最大限活用する録画体制でした。もちろんSDに変換するしかありませんでしたが、このころはまだDVDに保存していました。そこにあのPV3が登場し、ようやくPCでもHD保存が可能になったものの、ファイルサイズが大きくなりすぎて事実上変換が必須となり、XvidだったりWMVだったり(まだH.264は一般的ではありませんでした)とDVDプレイヤーと互換性のない方式にするのが当たり前になり、自然と光学メディアのことは忘れてしまってしまいました。やがてようやくPCで直接録画できるようになり、やろうと思えばBDへの保存も可能になってはいたのですが、ファイル形式で管理し、録画はもちろん再生もPCのみになっていたわたしにとって光学メディアにオーサリングソフトを使って保存するのは面倒な作業でしかなく、いまさらそっちへ戻る気はありませんでした。
録画用に関しては似たような感覚を感じた人は多いと思います。全くPC録画に傾倒しない人で、かつてアナログ時代にHDDとDVDを自由に移動して編集できる楽しさに魅せられ「面白い!」と思っていた人もデジタル放送になって急速に不便になり、併用をしなくなって結局レコーダーを手放し、外付けHDDによる一時保存だけになってしまい、テレビ放送そのものに対する興味を落としてしまった・・・という人を片手に余る程度にはわたしも知っています。最低でもアナログ放送より便利で面白い保存ができるようにならないと戻ってこないでしょうね。いま4KはHDDへの一時保存しかできない道を歩んでいます。仮に後でBDへ規制だらけの保存ができるようになったとしても、それは「待望」ではなく「今更」になっていることでしょう。
ついでなので、久々にデジタル放送への不満をぶちまけましたが、もちろんそれだけが太陽誘電撤退の理由ではないでしょう。円安による材料費が高騰し、ある程度競争力のある価格を維持することが難しくなった、SDメモリカードの発達によりバックアックメディア需要がなくなったこともそれに負けないほど大きな理由でえあったとは思います。それでも録画用需要が根強ければ太陽誘電も粘っていたでしょう。本来ならユーザーの信頼の証であった「That'sの品質」が、自らの足かせにしかならなくなってしまったのは皮肉な話ですね。