昨年いっぱい日本映画専門チャンネルで放送を続けていたので"満を持して"の感はないのですが、今日のシネマでのGODZILLA、明日のプライムでの5作放送を皮切りにWOWOWで「史上初!全30作品一挙放送」を謳うゴジラ特集が始まります!
いやー前回特集の録画失敗を埋めるべく日映専版を最善を尽くして録画・保存・視聴したばかりなのにまた一から録画・保存・視聴のしなおしだ大変だなぁ♪
日映専では間に合わなかった2014年度版「GODZILLA」の放送が特集に組まれるのはもちろん1954年度版の第一作がBSプレミアム版以来となる"新リマスター版"となるのも本特集の特徴。是非小生過去記事の考察でも触れたクライマックスの山根博士の行動にも注目してくださいね。新マスター版なら細かい部分まではっきり見えるはずです。まだ新マスター版に入れ替わっていないBDよりも高画質な第一作を手に入れるチャンス。わたしもそうですがWOWOW会員で特撮に多少なりとも興味のある方はお見逃し無く。
明日「ゴジラの日」で作品として注目していただきたいのが「ゴジラ2000ミレニアム」。内容がゴジラとエイリアンに二分していてまとまりがないこともあってあまり評価は高くない本作ですが、特撮のゴジラ表現に関しては大胆で見応えのあるものとなっており、安易に見過ごすにはもったいない作品となっております。熱線の使用やそれに伴う背びれの発光がVSシリーズと比べると比較的抑えられている点は54年度版・84年度版と同様ですが、その背びれ発光自体が武器になる、という扱いは当時ビックリさせられたものです。確かにエイリアン部分が他作のパクリに近いのですが、だからこそクライマックスに怪獣化したエイリアン"オルガ"(某外国人プロ野球選手の夫人の名前からとったのでは? という指摘が当時ありましたが真相不明)がかわいそうに見えてくるのです。自分の体を取り戻すつもりで全力を尽くし、ついに再生したと思ったら怪獣になり、しかも目の前のゴジラが敵意むき出しで襲いかかってくる。パワーと生命力は互角なものの、生粋の戦闘生物ゴジラに勝てるわけがない、素人がいきなりすごい自動車に乗せられてプロのドライバーと競争させられるようなものですから。やられボコボコにされ痛めつけられ、しかも傷はどんどん再生していくので死ぬことも出来ない。きっとゴジラと戦いながら体を取り戻したことを後悔していたはずです。それだけにラストの特攻はむしろ最後の望みを賭けて死ににいったように見えてどこかもの悲しいのです。2014年度版の敵、ムートーとデザイン的共通点も多くてモデルになったのでは? と個人的には思っている怪獣ですのでもう一度評価して欲しいものです。
いやー前回特集の録画失敗を埋めるべく日映専版を最善を尽くして録画・保存・視聴したばかりなのにまた一から録画・保存・視聴のしなおしだ大変だなぁ♪
日映専では間に合わなかった2014年度版「GODZILLA」の放送が特集に組まれるのはもちろん1954年度版の第一作がBSプレミアム版以来となる"新リマスター版"となるのも本特集の特徴。是非小生過去記事の考察でも触れたクライマックスの山根博士の行動にも注目してくださいね。新マスター版なら細かい部分まではっきり見えるはずです。まだ新マスター版に入れ替わっていないBDよりも高画質な第一作を手に入れるチャンス。わたしもそうですがWOWOW会員で特撮に多少なりとも興味のある方はお見逃し無く。
明日「ゴジラの日」で作品として注目していただきたいのが「ゴジラ2000ミレニアム」。内容がゴジラとエイリアンに二分していてまとまりがないこともあってあまり評価は高くない本作ですが、特撮のゴジラ表現に関しては大胆で見応えのあるものとなっており、安易に見過ごすにはもったいない作品となっております。熱線の使用やそれに伴う背びれの発光がVSシリーズと比べると比較的抑えられている点は54年度版・84年度版と同様ですが、その背びれ発光自体が武器になる、という扱いは当時ビックリさせられたものです。確かにエイリアン部分が他作のパクリに近いのですが、だからこそクライマックスに怪獣化したエイリアン"オルガ"(某外国人プロ野球選手の夫人の名前からとったのでは? という指摘が当時ありましたが真相不明)がかわいそうに見えてくるのです。自分の体を取り戻すつもりで全力を尽くし、ついに再生したと思ったら怪獣になり、しかも目の前のゴジラが敵意むき出しで襲いかかってくる。パワーと生命力は互角なものの、生粋の戦闘生物ゴジラに勝てるわけがない、素人がいきなりすごい自動車に乗せられてプロのドライバーと競争させられるようなものですから。やられボコボコにされ痛めつけられ、しかも傷はどんどん再生していくので死ぬことも出来ない。きっとゴジラと戦いながら体を取り戻したことを後悔していたはずです。それだけにラストの特攻はむしろ最後の望みを賭けて死ににいったように見えてどこかもの悲しいのです。2014年度版の敵、ムートーとデザイン的共通点も多くてモデルになったのでは? と個人的には思っている怪獣ですのでもう一度評価して欲しいものです。