AMDが新型APUと称する、Richlandの発表を行いました、Trinityと同じくモバイル先行ですが。
AMD,「Richland」こと新世代A-Series APUを発表。電力効率と性能の向上を図った“Trinity+”的な存在
AMDひいきのわたしでも、これは盛り上がりようがないです。だって、Trinityと性能一緒ですから。一時はGPUのみ先行して切り替え、なんて話もどこかにあがってましたが、実際には製造プロセスの熟成によるクロックの上昇と、モバイル版に限っての話ですが省電力部分に改良を加えたのみのようです。たとえデスクトップ版が出たとしても、今使っているA10-5800Kから交換する意味はなさそうです。体感できるほどのスピード差か、新機能が追加されるまでは今のままでいいですね、次のKaveriに期待します。
ただ、面白いのはAMDが追加機能とうたう各種機能群です。これ、全部ソフトウェアの追加なんですね。Trinityのときも少しありましたが、AMDは「ウチのAPUに機能を搭載しても、なかなかソフトメーカーもPCメーカーもその機能を使ってくれない」ことに痺れを切らしたように見えるのです。たとえば、リンク先で紹介されている"AMD Screen Mirror"は、APU内蔵機能の一つであるVCEのエンコード機能を使って実現しているわけです。ご存知のとおりVCEの潜在能力は決して悪くはないのですが、その機能をサポートするソフトがほとんどなく、使い道がありません。当初は対応をうたったCyberLinkすら全くその気を見せないようですから。現状でVCEが使えるのはAviUtl向けプラグインとA'sVideoConverterくらい(まぁわたしが使う分には十分ですが)。なので、AMD自らソフトを開発して使い道を示すことにしたように見えるのです。ここら辺やっぱりAMD苦しいなぁと思うんですね。Trinityは良い製品なのに採用例が極端に少ないのも、新製品をうたわざるを得なかった理由のひとつでしょうし。
先日の東京行き、おみやげとしては当然HDDを内蔵3TB・外付け2TBの計5TB買って来ました。うん、これで年内くらいはどうにかなるでしょう。しかし、仮にPCによる自由な録画が法律で厳罰化・単純所持すら禁止されるようになったとすると、わたしのHDD消費速度は激減するんでしょうね、おそらく数百分の一くらいにまで。たぶん128GBのSSD1個でも、いっぱいになるのが先か、寿命で壊れるのが先か、くらいになるでしょう。それ以前にPCもデスクトップ一台にサブのノート一台で十分、それもハイクラスどころかロークラスの製品しか使わなくなるでしょうし、利用する金額も激減。いや、PC録画を失ったら、わたしは何を楽しみにしてこれからの人生を生きればいいのでしょうか? 映画のDVD買いも好きですけど、毎日何本も見ていたら疲れてしまいます。手ごろに数十分ごとに気分を入れ替えられる規模の番組を見るのが楽しいのですから。ああ、これからの希望をすべて失う・・・。
暗い話にしかなりませんね。気を取り直しましょう。
もうひとつのおみやげが、PLEXのレコーダー、PX-W3DVR1000です。USBの外付けHDD録画専用のチューナータイプのレコーダーですね。最近すっかりPC用チューナーを買うのがご無沙汰になってしまいました。でも、これ、という製品も出ないしなぁ、じゃぁちょっと変わったところに手をつけようか、という思いで買ってみたものです。ちなみに似たような製品にAKBチューナーがありますが、以前なんだかなぁさんが何度か苦労されておられるレポートを下さったので、じゃぁわたしはPLEXにしようか、と。
さて、BS/CSの契約済みB-CASカードを入れ、地上デジタル放送受信用とCATVとBSアンテナケーブルをつないで起動させます。とりあえず接続は黄色いコネクタでおなじみのコンポジットで。初期設定は大変時間がかかりましたが、CATV環境でも(もちろんパススルー)地上波は映りました。地上波に関しては問題ないようです。
ここで、「デバッグ」モードへ変更を試みましょう。このPX-W3DVR1000はデバッグモードにしないと利用する意味が半分ありません。その前にファームウェアをアップデートしておきましょう。Androidをサポートしない0.98にします。が、PX-W3DVR1000にインストールしたあとのシステムはなぜか0.97という表記でした、不思議。ファームウェアをアップデートすると、バックのOSがAndroidらしくドロイドくんの表示される立ち上げ画面にまたされますが、我慢。終わったところで電源を落とし、一度電源ケーブルを引っこ抜いて完全にリセットします。それから起動させると、いかにもOSが立ち上がっているっぽいグルグル待ちうけ画面が表示され、そのあと「しばらくお待ちください」のメッセージが・・・。
今です!
すばやくリモコンのボタンを"1"、"2"、"3"、"4"と押しましょう。うまくいけば「通常」と「デバッグ」の切り替え画面が出ますので、当然デバッグを立ち上げます。これで初期準備は終了。
もう一度まとめますと
・ファームウェアはアップデートしておく
・アップデートが確認できたら、電源ボタンで切るだけでなく電源ケーブルを一度抜く
・電源をいれ直し、「しばらくお待ちください」のメッセージが出たらその間にリモコンのボタンを"1"、"2"、"3"、"4"と押す
・「通常」と「デバッグ」の切り替え画面が出たら成功、「デバッグ」を選ぶ。
基本的に電源の差しなおしごとにこれは実行しておく必要があります。
さて、録画モードですが、今のところキーワード入力などには対応しておらず、EPGから選ぶのみのようです。毎週や毎日予約も選べますが、時間のズレなどにどの程度対応してくれるかどうかは不明。まぁ使い始めたばかりですし。
ですが、ここで困った点が2点。ひとつは、まぁこれで困るのはウチくらいなものでしょうが、HDMIの出力が1080p固定なのですよ。よって、ウチのHDMI1080i出力をコンポーネント→D端子と変換して表示しているHDブラウン管テレビではHD表示は無理、ってことになっちゃうんです。最初にコンポジットでつないだ理由はそれでした。PX-W3DVR100はコンポーネントもD端子も持っていないので、ウチのテレビにHD出力は無理ってことになりました。しょうがないのでコンポジットでつないでます。これで気軽なレコーダー代わりにするのは無理になっちゃいましたが、その代わりにPX-W3DVR1000のHDDはLANとつないでおけばWindowsPCから録画フォルダにアクセスすることができますので、それで録画ファイルを取り出すことができます。これは録画ファイル取り出し専用レコーダーとしておきましょう。
ここで困ったのが第2のポイント。今回差したB-CASカードは有料チャンネルの契約をしたものです。ですが、なぜか映すことができたのは無料チャンネルとWOWOW(もちろん有料番組)だけ。スカパー!系チャンネルはBS/CSとも選ぶと「B-CAカードを挿入してください」というメッセージしか表示してくれません。もちろんRD-X8にカードを戻せば、普通に映ります。まぁこのチューナーで有料番組を録画する気はなかったので未契約のカードと差し替えましたが、どうにもすっきりしません。ちなみに未契約のB-CASカードだと「スクランブルが解除できません」とでました。なお、地上波の適当な番組を録画してみましたが、PCにコピーして再生すると動画が飛びまくりで今回に関してはまともに録画できていませんでした。ちなみにHDDはアイオーの一応「テレビ録画向け」として販売されているものです。
わたしの設定がまだ甘すぎるのかも知れませんが、前者の問題はともかく後者は何が悪いのかさっぱり分かりません。いろいろ遊んでみるのはこれからですが、どうにもつくりが甘い気がします。
AMD,「Richland」こと新世代A-Series APUを発表。電力効率と性能の向上を図った“Trinity+”的な存在
AMDひいきのわたしでも、これは盛り上がりようがないです。だって、Trinityと性能一緒ですから。一時はGPUのみ先行して切り替え、なんて話もどこかにあがってましたが、実際には製造プロセスの熟成によるクロックの上昇と、モバイル版に限っての話ですが省電力部分に改良を加えたのみのようです。たとえデスクトップ版が出たとしても、今使っているA10-5800Kから交換する意味はなさそうです。体感できるほどのスピード差か、新機能が追加されるまでは今のままでいいですね、次のKaveriに期待します。
ただ、面白いのはAMDが追加機能とうたう各種機能群です。これ、全部ソフトウェアの追加なんですね。Trinityのときも少しありましたが、AMDは「ウチのAPUに機能を搭載しても、なかなかソフトメーカーもPCメーカーもその機能を使ってくれない」ことに痺れを切らしたように見えるのです。たとえば、リンク先で紹介されている"AMD Screen Mirror"は、APU内蔵機能の一つであるVCEのエンコード機能を使って実現しているわけです。ご存知のとおりVCEの潜在能力は決して悪くはないのですが、その機能をサポートするソフトがほとんどなく、使い道がありません。当初は対応をうたったCyberLinkすら全くその気を見せないようですから。現状でVCEが使えるのはAviUtl向けプラグインとA'sVideoConverterくらい(まぁわたしが使う分には十分ですが)。なので、AMD自らソフトを開発して使い道を示すことにしたように見えるのです。ここら辺やっぱりAMD苦しいなぁと思うんですね。Trinityは良い製品なのに採用例が極端に少ないのも、新製品をうたわざるを得なかった理由のひとつでしょうし。
先日の東京行き、おみやげとしては当然HDDを内蔵3TB・外付け2TBの計5TB買って来ました。うん、これで年内くらいはどうにかなるでしょう。しかし、仮にPCによる自由な録画が法律で厳罰化・単純所持すら禁止されるようになったとすると、わたしのHDD消費速度は激減するんでしょうね、おそらく数百分の一くらいにまで。たぶん128GBのSSD1個でも、いっぱいになるのが先か、寿命で壊れるのが先か、くらいになるでしょう。それ以前にPCもデスクトップ一台にサブのノート一台で十分、それもハイクラスどころかロークラスの製品しか使わなくなるでしょうし、利用する金額も激減。いや、PC録画を失ったら、わたしは何を楽しみにしてこれからの人生を生きればいいのでしょうか? 映画のDVD買いも好きですけど、毎日何本も見ていたら疲れてしまいます。手ごろに数十分ごとに気分を入れ替えられる規模の番組を見るのが楽しいのですから。ああ、これからの希望をすべて失う・・・。
暗い話にしかなりませんね。気を取り直しましょう。
もうひとつのおみやげが、PLEXのレコーダー、PX-W3DVR1000です。USBの外付けHDD録画専用のチューナータイプのレコーダーですね。最近すっかりPC用チューナーを買うのがご無沙汰になってしまいました。でも、これ、という製品も出ないしなぁ、じゃぁちょっと変わったところに手をつけようか、という思いで買ってみたものです。ちなみに似たような製品にAKBチューナーがありますが、以前なんだかなぁさんが何度か苦労されておられるレポートを下さったので、じゃぁわたしはPLEXにしようか、と。
さて、BS/CSの契約済みB-CASカードを入れ、地上デジタル放送受信用とCATVとBSアンテナケーブルをつないで起動させます。とりあえず接続は黄色いコネクタでおなじみのコンポジットで。初期設定は大変時間がかかりましたが、CATV環境でも(もちろんパススルー)地上波は映りました。地上波に関しては問題ないようです。
ここで、「デバッグ」モードへ変更を試みましょう。このPX-W3DVR1000はデバッグモードにしないと利用する意味が半分ありません。その前にファームウェアをアップデートしておきましょう。Androidをサポートしない0.98にします。が、PX-W3DVR1000にインストールしたあとのシステムはなぜか0.97という表記でした、不思議。ファームウェアをアップデートすると、バックのOSがAndroidらしくドロイドくんの表示される立ち上げ画面にまたされますが、我慢。終わったところで電源を落とし、一度電源ケーブルを引っこ抜いて完全にリセットします。それから起動させると、いかにもOSが立ち上がっているっぽいグルグル待ちうけ画面が表示され、そのあと「しばらくお待ちください」のメッセージが・・・。
今です!
すばやくリモコンのボタンを"1"、"2"、"3"、"4"と押しましょう。うまくいけば「通常」と「デバッグ」の切り替え画面が出ますので、当然デバッグを立ち上げます。これで初期準備は終了。
もう一度まとめますと
・ファームウェアはアップデートしておく
・アップデートが確認できたら、電源ボタンで切るだけでなく電源ケーブルを一度抜く
・電源をいれ直し、「しばらくお待ちください」のメッセージが出たらその間にリモコンのボタンを"1"、"2"、"3"、"4"と押す
・「通常」と「デバッグ」の切り替え画面が出たら成功、「デバッグ」を選ぶ。
基本的に電源の差しなおしごとにこれは実行しておく必要があります。
さて、録画モードですが、今のところキーワード入力などには対応しておらず、EPGから選ぶのみのようです。毎週や毎日予約も選べますが、時間のズレなどにどの程度対応してくれるかどうかは不明。まぁ使い始めたばかりですし。
ですが、ここで困った点が2点。ひとつは、まぁこれで困るのはウチくらいなものでしょうが、HDMIの出力が1080p固定なのですよ。よって、ウチのHDMI1080i出力をコンポーネント→D端子と変換して表示しているHDブラウン管テレビではHD表示は無理、ってことになっちゃうんです。最初にコンポジットでつないだ理由はそれでした。PX-W3DVR100はコンポーネントもD端子も持っていないので、ウチのテレビにHD出力は無理ってことになりました。しょうがないのでコンポジットでつないでます。これで気軽なレコーダー代わりにするのは無理になっちゃいましたが、その代わりにPX-W3DVR1000のHDDはLANとつないでおけばWindowsPCから録画フォルダにアクセスすることができますので、それで録画ファイルを取り出すことができます。これは録画ファイル取り出し専用レコーダーとしておきましょう。
ここで困ったのが第2のポイント。今回差したB-CASカードは有料チャンネルの契約をしたものです。ですが、なぜか映すことができたのは無料チャンネルとWOWOW(もちろん有料番組)だけ。スカパー!系チャンネルはBS/CSとも選ぶと「B-CAカードを挿入してください」というメッセージしか表示してくれません。もちろんRD-X8にカードを戻せば、普通に映ります。まぁこのチューナーで有料番組を録画する気はなかったので未契約のカードと差し替えましたが、どうにもすっきりしません。ちなみに未契約のB-CASカードだと「スクランブルが解除できません」とでました。なお、地上波の適当な番組を録画してみましたが、PCにコピーして再生すると動画が飛びまくりで今回に関してはまともに録画できていませんでした。ちなみにHDDはアイオーの一応「テレビ録画向け」として販売されているものです。
わたしの設定がまだ甘すぎるのかも知れませんが、前者の問題はともかく後者は何が悪いのかさっぱり分かりません。いろいろ遊んでみるのはこれからですが、どうにもつくりが甘い気がします。