Quantcast
Channel: 録画人間の末路 -
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1596

三才ブックス事件の怖さ

$
0
0
・三才ブックス常務の逮捕はネット上での衝撃は相当なものでしたが、一般社会はどんなもんかと思って書店をうろついたんですが、割と普通に売ってますねぇ、DVDコピーを取り上げたムック本。たいてい表紙が可愛い「初心者向け」を謳うやつですが、平気で「対応ソフト収録」と書いてある、そんなムックが少なくとも2種類、それぞれ別の出版社から売ってました。少なくとも近所の書店では影響は全く見られませんでしたね。
それにしてもこの件、一日考えていろいろ気になってきました。昨日の記事のリンク先には

「同社は昨年12月以降、日本映像ソフト協会など3団体から2回にわたって文書で販売の自粛を求められていたが、応じていなかった」

とあるんですが、協会からの警告イコール犯罪行為ではないですよね。なにせ自粛の要求ですから。にも関わらず、今回は警察が動いたわけですよ。これによって著作権業界は、従来ならせいぜい民事訴訟で争うしかなかった案件を、刑事事件とすることで警察に全てをやらせ、自分らは必勝の立場で高みの見物をしていればいい権利を得ていると証明出来たことになってしまうのではないでしょうか。恐れていた第5権力の誕生・・・あな恐ろしや。


今回はここまで、あとはただの記録。

SCE、「nasne」の発売を延期。輸送時のHDD破損が原因
−全台数再検査後に改めて発売日を案内


知名度を上げる努力を怠らず、所謂合法チューナーの割には注目度は高かっただけに、SCE自ら足を引っ張ることになったこの事故は痛かったかと。ただ、わたしらの中でこれを主力録画機にしようと言う人は、まぁいないですよね。


DLNA/タブレット連携など、CATV STBの通信活用が進む
−「CATV技術ショー」。超小型のAndroid 4.0 STBも


なかなか面白そうです。最近はレコーダー必需品でなくなって、連動という枷から解放されたためか、録画機能もだいぶ強化されつつあるんですね。
一方、スマートテレビと銘打ちながら、STBにAndroidOSが搭載されてアプリが使い出来るようになっているだけ・・・。うーん、これでいいんでしょうか。テレビにも「スマートテレビ」機能を持たせようとしているのですから、紛らわしくなりそうですが。
ただ、CATVは使っていると案外不便で値段ばかり高いことが分かってくるサービス。こういう風にSTBを強化してサービスを拡大していかないと、生き残るのは難しいのでしょうね。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1596

Trending Articles