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Channel: 録画人間の末路 -
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UltraBookはそろそろ買い時か?

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昨日、CSチャンネルのフジテレビNEXXTのチャンネル番号が変更・スロット数も変わったのか、ビットレートが若干低くなっていた、という報告がありました。こちらも調べてみたいのですが、生憎とわたし、やはり昨日よりまたしても東京に来ておりまして、調べることが出来ません。週明けには帰郷しますので、そのときにでもNEXTだけ調査することにしましょう。あまりにしょっちゅう東京来てますので、この間も友人Yに電話で開口一番「今こっちにいる? 東京じゃないよね?」と言われました(^^)

さてさて、あまり書くことがありませんので、今回はよろず型の軽いエントリーにしておきましょうか。
本日にも強行採決されるか? という噂もありました違法ダウンロード罰則案。与党と野党の取引で、一切審議も検討もなく著作権法改定案にねじ込まれて採決されるんじゃないかという見方がありましたが、少なくとも今日の時点では成立した様子はありません。一方、衆議院の議案のうち180回の64、著作権法の一部を改正する法律案の経過を見ますと、

衆議院付託年月日/衆議院付託委員会 平成24年 6月 1日 / 文部科学

となっているんです。衆議院ヘルプによりますと、"「付託」とは、議長が委員会に審査を委嘱する行為"となっており、議長によって付託を受けた機関を委員会と呼ぶようです。つまり、いちいち全部の法案の中身の検討を議会でやっていると時間がいくらあっても足りませんし、何より専門知識もありませんから、そこらへんを外部機関に任せてしまうために行うのでしょう。この委託機関が今回文部科学とありますから、文科省のことでしょう。付託日は6月1日とのことですから、修正案をねじ込んだとあれば、それ以前ということになります。違法ダウンロードに罰則を設けることは文科省が取りやめたことですから、それに対する十分な議論もなしにただ目的を優先して作られた修正案を簡単に受け入れるほど文科省にプライドがないとは思えません。むしろあっさり却下されるのがオチではないでしょうか。もちろんもう少し様子を見る必要はありますが、付託された以上、強行採決は無理でしょう。


現在COMPUTEX 2012開催中ですが、どうにもわたしらが望むような情報があがってきませんねぇ。IntelもAMDもモバイル用の超低電圧CPUの発表が優先ですし。まぁIntelはすでにデスクトップ版Ivyを発売済みですから仕方ありませんが、AMDは「もうデスクトップは二の次」と言わんばかり。特に日本ではデスクトップPCといっても中身はほとんどノートPC、というパソコンが大半を占めますので、わたしらみたいな純粋のデスクトップ向けパーツを使い、巨大なケースに大容量のHDDを何台も接続するような使い方は古いのかも知れません。
ですが、タワーケース機は必要な部品だけ追加したり交換したり、ちょっと懐が暖かくなって気が向けばホイホイ買い換えられるものではあるわけです。一方、ノートPCは基本的に追加できるのはメモリ・交換できるのはHDD(SSD)くらい。後は外付けでの追加だけですから、根本的な部分を少しでも変えたければ買い替えしかないわけです。が、ノーパソユーザーはあまり重い作業をしないだけに、なかなか買い換えない傾向にあるような気がします。わたしの姉のノーパソも購入以来だいぶたつVista時代のCore2のノーパソですが、全く買い換える気がしないようです。昨年など、「Vistaはもうじきサポートが終わるから買い換えたほうがいいぞ」と脅しておいたのですが、ご存知のようにVistaのサポートは最低限ながら延期することとなり、その必要もなくなってしまっています。
わたしも今使っているLenovoのx121e、買ってからすでに一年が経過していますが、動画の編集など重い処理はほとんどやらせず、ネットの接続や動画の再生くらいなため、全く不満がありません。強いて言うなら画面とキーボードが小さいためにテキスト打ちのときに多少狭さを感じるくらいですが、それでも11.6型という普通にパソコンとしての存在感を保てるギリギリのサイズと重さのため、専用のバッグに入れれば持ち歩きもそれほど苦にならないことを考えれば十分納得のいくものになっています。狭いといっても、わたしは手が小さくて指が短いこともあって、テキスト打ちにストレスを感じるほどではありませんしね。十分な速度で打てていると思います。
ここ数年間、PCで出来ることはあまり変わっていません。ノーパソが主流になったのはノーパソの形態でも十分PCの必要とする作業が行えるようになった(代わりにタワーケースPCで出来ることがよりマニアックな道に走っていますが)からでしょうが、そのノーパソも、あまり進歩のないソフトの必要スペックをとっくに置いてけぼりにしているように思えるのです。ノーパソを主流にしたためにスペックが注目されにくくなったことも、パソコンがかつてほど売れなくなっている原因のひとつなのかも知れません。

その対策としてIntelは今、ノートパソコンの主流をUltraBookに移行させようとしています。厳密に言えばUltraBookの定義は違うのでしょうが、わたしらの見方としては

・割と最近の省電力CPUと、CPU統合型GPUを使う
・薄い。にもかかわらず、割と強度がある。その結果、キーボードを叩いた際にあまり軋んだりしない
・マグネシウム系の質感。ちょっと高級感のある見た目
・DVDなどのドライブを内蔵しない、というより出来ない
・軽く、バッテリーはそこそこ持つ
・ディスプレイサイズは大きめ寄り。13,3インチあたりが標準

このように見えます。見た目のよさで、なかなか買い換えないノーパソユーザーを一斉に買い替えさせようと言う魂胆でしょう。もちろんタブレット対抗もあると思いますが、世界的にはともかく日本では言うほどタブレットがノーパソの対抗馬になっているとは思えません。手に持って使わなければならないタブレットはノーパソ以上に重さを実感してしまうため、利用者が長時間の使用に耐えられるとは考えにくいからです。
また、本体スペースを最小限度に押さえているUltraBookだと、機能を足すことが出来にくくなります。たとえばデジタル放送のチューナーなどは、収めるのが難しいでしょう。日本のメーカーはパソコンを付加機能満載の商品として売ってきました。だから、安い外国の製品がこれだけ出回っているにもかかわらず、それなりの存在感を保ち続けているわけです、普通のノーパソしか見ないような購入者がディスプレイの見易さやキーボードの打ち易さまでみてくれませんから。UltraBookだとそれがやりにくいため、価格競争についていけず、脱落するメーカーがまたいくつか出てきそうな気がします。特に日本メーカーはUltraBookを主流と見なされるとダメでしょう。

うーん、どうせ数年は使うもの、時代の進歩はタワーケースPCでやればいいさ、と腹をくくって、ボチボチUltraBookの良いものを二台目PCとして買うことを検討してもいいかも知れませんね。

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