なぜか大きなニュースってのはいっぺんに聞こえてくることが多い気がします。オウム事件の容疑者逮捕しかり、2ちゃんねるが一部大手のコピペブログを名指しで利用禁止にすることしかりで。大手全部じゃないところが妙ですけど。一度だけ真似してコピペもどきをやったことがあるけど、うまくまとめるのは本当に大変。何度見返しても抜けや間違いはあるし、文字数の制限には引っかかるし(これはgooブログだから、というのもありますが)。やっていて特に目が疲れました。それゆえに、毎日いくつもコピペできる人を、わたしは尊敬しています。よくあんな大変なことを続けられるものだと。
となれば、こんな話も実は大きな事件なのかも知れません(強引)。富士通が発表した新技術がなかなか面白そうなのです。
富士通、テレビ映像にスマホを向けて情報取得する技術
−関連情報やクーポンなどを利用できる「映像媒介通信」
QRコードのようにスマートフォンのカメラ機能でテレビを映せば、各種や関連サイトのURLを取得することが可能。だからと言って「電子透かし」のように画質の劣化を伴わず、人の目にはほとんど分からないなどが特筆すべき点です。
「テレビで映っているものの情報取得」って言えば、本来その役割を果たすべきだったのがデータ放送。しかし、その期待を果たしているとはとてもいえません。特に地上波のテレビはダラダラ見るものですから、リモコン操作を駆使して積極的にテレビの伝える情報を得ようと考える人はあまり多くはないでしょう。
その一方で、放送側は何度も繰り返し「放送と通信の融合」を訴えています。その中身は、如何に放送が通信・ネットの上に立ち、実質的に牛耳る存在であろうとすべきか、に頭を裂いているわけですが。われわれから見れば地上波の放送というのはテレビの一尾であり、さまざまな手段で入手した映像ソフトを視聴するディスプレイの役割を果たすのがテレビだ、と考えているわけです。その一方で地上波の放送局にとってはテレビの主役はあくまで地上波であり、地上波とは報道・情報提供機関であって、民意や世論の誘導も可能な、知の頂点に立つ存在であり続けたいわけです。今回の技術を流用し、テレビから得た情報の個人発信を、文字の打ちやすいパソコンではなくそのまんま流すだけのスマートフォンへと誘導してしまえば、テレビ側が特に知らしめたい情報ばかりがネットに流れるように操作することは十分可能と思われます。
また、人の目につきにくい隠された情報を埋め込む、という技術だけに注目すれば、あんなことも出来てしまうわけですよ。そう、あのCinaviaの映像版の作成も可能になるのです。音声に情報を埋め込むという技術を使ったCinaviaは、ビデオカメラで撮影されても消えないという再生プロテクト技術ですが、映画の紹介番組などがテレビに流れている横で関係ない記録映像を撮っていた場合、再生機によってはそれを中止してしまう危険性をはらんでいました。が、映像に埋め込むのならなんの心配も要りません。「映像配信側が不正とみなした」映像ソフトだけを特定の機種では再生できないようにしてしまうことも可能なわけです。
あえて偏った考え方だけで書いてみました(笑)。個人的にはそれほど技術そのものに注目する気はありませんし、そもそもスマートフォンとかタブレットを持ちながテレビ見るなよ、と思います。わたしが子供のころの我が家なら「お行儀が悪い」って怒られますよ、「ながら見」は。
もし仮に、地上波が積極的にこの技術を採用・活用しようと考えるのなら、碌なことにはならないな、と思いますが、未来は如何に? あまり使われずに消えそうな気もしますが。
となれば、こんな話も実は大きな事件なのかも知れません(強引)。富士通が発表した新技術がなかなか面白そうなのです。
富士通、テレビ映像にスマホを向けて情報取得する技術
−関連情報やクーポンなどを利用できる「映像媒介通信」
QRコードのようにスマートフォンのカメラ機能でテレビを映せば、各種や関連サイトのURLを取得することが可能。だからと言って「電子透かし」のように画質の劣化を伴わず、人の目にはほとんど分からないなどが特筆すべき点です。
「テレビで映っているものの情報取得」って言えば、本来その役割を果たすべきだったのがデータ放送。しかし、その期待を果たしているとはとてもいえません。特に地上波のテレビはダラダラ見るものですから、リモコン操作を駆使して積極的にテレビの伝える情報を得ようと考える人はあまり多くはないでしょう。
その一方で、放送側は何度も繰り返し「放送と通信の融合」を訴えています。その中身は、如何に放送が通信・ネットの上に立ち、実質的に牛耳る存在であろうとすべきか、に頭を裂いているわけですが。われわれから見れば地上波の放送というのはテレビの一尾であり、さまざまな手段で入手した映像ソフトを視聴するディスプレイの役割を果たすのがテレビだ、と考えているわけです。その一方で地上波の放送局にとってはテレビの主役はあくまで地上波であり、地上波とは報道・情報提供機関であって、民意や世論の誘導も可能な、知の頂点に立つ存在であり続けたいわけです。今回の技術を流用し、テレビから得た情報の個人発信を、文字の打ちやすいパソコンではなくそのまんま流すだけのスマートフォンへと誘導してしまえば、テレビ側が特に知らしめたい情報ばかりがネットに流れるように操作することは十分可能と思われます。
また、人の目につきにくい隠された情報を埋め込む、という技術だけに注目すれば、あんなことも出来てしまうわけですよ。そう、あのCinaviaの映像版の作成も可能になるのです。音声に情報を埋め込むという技術を使ったCinaviaは、ビデオカメラで撮影されても消えないという再生プロテクト技術ですが、映画の紹介番組などがテレビに流れている横で関係ない記録映像を撮っていた場合、再生機によってはそれを中止してしまう危険性をはらんでいました。が、映像に埋め込むのならなんの心配も要りません。「映像配信側が不正とみなした」映像ソフトだけを特定の機種では再生できないようにしてしまうことも可能なわけです。
あえて偏った考え方だけで書いてみました(笑)。個人的にはそれほど技術そのものに注目する気はありませんし、そもそもスマートフォンとかタブレットを持ちながテレビ見るなよ、と思います。わたしが子供のころの我が家なら「お行儀が悪い」って怒られますよ、「ながら見」は。
もし仮に、地上波が積極的にこの技術を採用・活用しようと考えるのなら、碌なことにはならないな、と思いますが、未来は如何に? あまり使われずに消えそうな気もしますが。