昨日、正式発表が始まったばかりのIntel第14世代Coreが、本日22時に秋葉原限定ですが早くも発売されるそうですね。
第14世代Coreプロセッサーが17日22時に販売解禁、最上位Core i9-14900Kは109,800円
新世代とは言え、中身はほぼ第13世代と同じで、細かい部分を見直したり最上位にはAIを導入してクロック上昇を務めたところが最大の違いと言うリフレッシュ版。発売が決定しているのはK付きのみで、もともとK付きを買う気がないわたしは当然今回はパスですが、今後ノンKが出たとしても多分傾向は前と一緒でクロックが上がるだけだろうから多分パスです。わたしが欲しいのは低消費電力低発熱で、それでいて能力を上げる方向に舵を取ったCPUなんです。今のEコアの性能ではその方向に向くのはちょっと無理でしょうから次に期待しましょう。それでも、最近のIntelはまだいい方向を向いている気がします。外部向けGPUであるArcと連動ではありますが内蔵GPUをAI処理に利用する道を模索しているからです。従来の汎用コンピューティングからAIを使ったアクセラレートコンピューティングへ、は業界の流れではありますが、あくまで大規模なコンピュータを想定した動きでしかありません。IntelはPCにその流れを持ってこようとしています。あちこちでベンチマークでたたかれているGPUのArcシリーズもそれを前提として開発販売されたもので、本来ゲームのベンチマークで評価するのは間違っていると考えます。こうした流れはわたしとしては歓迎であり、それによって巨大化したCPUクーラーの不要な高機能PCを実現してほしいものです。一方AMDは・・・CPUのアーキテクチャはIntelと違い、着々と進化を続けています。次のZen5はまたかなりの高速化を実現するとか、年内にも発表・発売があるとか言われており、そっちは期待が持てます。一方、Zen4が出てからだいぶ立つにも関わらず、未だデスクトップ向けAPUは姿を見せていません。一部でマザーボードの対応一覧にAPUらしき名前が載っていた、程度の情報はたまに出ますが、正式な発表は全く無しです。モバイル向けは出ているのですが、そこにはなんとAI専用プロセッサが搭載されているとか。こういう処理は本来GPUの得意分野であるはずなんですが、まぁモバイル向けだから内蔵GPUじゃそういうのは無理、とも取れますが、どちらかと言うと現行のRADEONはそういう汎用性のある処理は無理だから別回路を使っているというふうにしか見えません。最近のRADEONにもAIアクセラレータなる機能が追加されていますし。前世代ではそういう扱いにすべく開発した結果単純ゲーム性能でGeForceに水をあけられたため、現行世代はゲーム特化にした、というのは分かりますが、当時目指していた方向からするとAPUとして使えないないし使いにくいGPUを作ったのがそもそも間違いかと。それと最近わたしの神経を逆なでしたのが、ゲーム向けとして採用された「AMD Fluid Motion Frames 」というゲームのフレームの中間補填をしてフレームレートを上げる技術。明らかに前世代で使われていた動画向けの機能だったFluid Motion Videoと同じ発想から来ていますよね。だったらFluid Motion Videoと同等のものを復活させることもできるだろうと思うわけですが音沙汰無し。完全にわたしの望む方向とは異なってきています。まぁ単純CPU性能やゲーム性能が良くてベンチマークの数字が高い方が世間的なウケがいいのは確かですし、その方が売れますのでAMDが不遇の時代を支持してきたもはやカビが生えたようなユーザーの意見など聞く耳持たなくても十分なんでしょう。でも、わたしがかつて希望していたものとは全然違うよなぁ、まだ高発熱はひどくてもIntelの方が先を期待できる・・・。いや、こんなことをいうことになるとは10年前には夢にも思いませんでした。少なくとも、そろそろ外部GPUはRADEONはやめてArcにしようかな、くらいには思ってます。A380のセミファンレスが入手しやすくなったら買うつもりです。それにしても買いたいCPU・APUが出なくなってほんと久しい状態が続いています。少数派なんでしょうがこっちを向いた製品にも力を入れてほしいものです。
第14世代Coreプロセッサーが17日22時に販売解禁、最上位Core i9-14900Kは109,800円
新世代とは言え、中身はほぼ第13世代と同じで、細かい部分を見直したり最上位にはAIを導入してクロック上昇を務めたところが最大の違いと言うリフレッシュ版。発売が決定しているのはK付きのみで、もともとK付きを買う気がないわたしは当然今回はパスですが、今後ノンKが出たとしても多分傾向は前と一緒でクロックが上がるだけだろうから多分パスです。わたしが欲しいのは低消費電力低発熱で、それでいて能力を上げる方向に舵を取ったCPUなんです。今のEコアの性能ではその方向に向くのはちょっと無理でしょうから次に期待しましょう。それでも、最近のIntelはまだいい方向を向いている気がします。外部向けGPUであるArcと連動ではありますが内蔵GPUをAI処理に利用する道を模索しているからです。従来の汎用コンピューティングからAIを使ったアクセラレートコンピューティングへ、は業界の流れではありますが、あくまで大規模なコンピュータを想定した動きでしかありません。IntelはPCにその流れを持ってこようとしています。あちこちでベンチマークでたたかれているGPUのArcシリーズもそれを前提として開発販売されたもので、本来ゲームのベンチマークで評価するのは間違っていると考えます。こうした流れはわたしとしては歓迎であり、それによって巨大化したCPUクーラーの不要な高機能PCを実現してほしいものです。一方AMDは・・・CPUのアーキテクチャはIntelと違い、着々と進化を続けています。次のZen5はまたかなりの高速化を実現するとか、年内にも発表・発売があるとか言われており、そっちは期待が持てます。一方、Zen4が出てからだいぶ立つにも関わらず、未だデスクトップ向けAPUは姿を見せていません。一部でマザーボードの対応一覧にAPUらしき名前が載っていた、程度の情報はたまに出ますが、正式な発表は全く無しです。モバイル向けは出ているのですが、そこにはなんとAI専用プロセッサが搭載されているとか。こういう処理は本来GPUの得意分野であるはずなんですが、まぁモバイル向けだから内蔵GPUじゃそういうのは無理、とも取れますが、どちらかと言うと現行のRADEONはそういう汎用性のある処理は無理だから別回路を使っているというふうにしか見えません。最近のRADEONにもAIアクセラレータなる機能が追加されていますし。前世代ではそういう扱いにすべく開発した結果単純ゲーム性能でGeForceに水をあけられたため、現行世代はゲーム特化にした、というのは分かりますが、当時目指していた方向からするとAPUとして使えないないし使いにくいGPUを作ったのがそもそも間違いかと。それと最近わたしの神経を逆なでしたのが、ゲーム向けとして採用された「AMD Fluid Motion Frames 」というゲームのフレームの中間補填をしてフレームレートを上げる技術。明らかに前世代で使われていた動画向けの機能だったFluid Motion Videoと同じ発想から来ていますよね。だったらFluid Motion Videoと同等のものを復活させることもできるだろうと思うわけですが音沙汰無し。完全にわたしの望む方向とは異なってきています。まぁ単純CPU性能やゲーム性能が良くてベンチマークの数字が高い方が世間的なウケがいいのは確かですし、その方が売れますのでAMDが不遇の時代を支持してきたもはやカビが生えたようなユーザーの意見など聞く耳持たなくても十分なんでしょう。でも、わたしがかつて希望していたものとは全然違うよなぁ、まだ高発熱はひどくてもIntelの方が先を期待できる・・・。いや、こんなことをいうことになるとは10年前には夢にも思いませんでした。少なくとも、そろそろ外部GPUはRADEONはやめてArcにしようかな、くらいには思ってます。A380のセミファンレスが入手しやすくなったら買うつもりです。それにしても買いたいCPU・APUが出なくなってほんと久しい状態が続いています。少数派なんでしょうがこっちを向いた製品にも力を入れてほしいものです。