電話が買えない！？世の中

一般的には平日な日が休日だったので代わりに日曜日は仕事。なので衆議院議員選挙の期日前投票に行ってきました。予想より人が多くて驚き。案内には｢鉛筆かシャープペンシルを持ってきてください｣とありましたので、わたしはそれに従って持って行ったのですが、過去の投票では鉛筆は会場、特に筆記場においてあるものを勝手に使うのが当たり前だったので持ってきていない人も当然多いので貸出もあったのですが、それは立会人が一本ずつ渡し、投票終了後に回収するという変則的なものでした。これもコロナウィルスの影響でしょうかね。当日投票する人も、可能なら鉛筆を持っていた方がいいかも知れません。投票を済ませて会場を出ると、日本放送協会の出口調査に引っ掛かりました。今まで一度もやったことなかったので新鮮。口頭で調査するイメージがあったのですが、少なくともわたしがやったものはタブレットPCで回答するというだけのものでした。回答項目は｢小選挙区は誰に入れたか｣｢比例区はどの党に入れたか｣｢普段どの政党を支持しているか｣｢岸田内閣を支持しているか｣それと地元の重要な問題を合わせて五項目でした。回答に困ったのは四項目目。だって何もしないうちに衆議院を解散して選挙に突入させたのですから支持もヘッタクレもないわけです。そういう行為や総裁選時と総理就任後の言動の違いを合わせて支持するかどうかで答えるべきなんでしょうが、行動していなければ何も言えないと考えて"どちらでもない"な選択をしておきました。他は内緒。どこの党に入れてくれとかそういうことは一切言いませんが、選挙権のある人は投票に行きましょうね。
その足で量販店へ。家と店で使っている電話機、特に子機が弱ってきたので新しいものを買いに行ったんです。据え置き電話の需要は年々衰え、最近は一人暮らしどころか家族のある家庭でも電話を置かない家も増えてきているそうですが、商売をやる以上据え置き電話は欠かせません。店で使うので通販より領収書がちゃんと出てくる店頭で買った方がいいでしょう。で、電話機売り場で店員を捕まえてｋ｢すいません、電話機を買いたいんですが｣店｢すいません、今は子機のスペアくらいしかなくて据え置きの在庫は一台もないんです｣なにゆえ？　その店員は理由は知らなかったようですが、とにかく電話機が入ってこない、デモ機はおいてあるけど実質売るものがない、オプションもカタログにあるだけで子機以外は生産すらしてないんじゃないか、とこういう話でした。現物がないんじゃ仕方ありません。別の店へ行くと、なんとか在庫があって買えました。ほとんど最後の在庫に近い状態だったようですが･･･。さらに別の電気屋さんの話によると｢電話機が入ってこない一番大きな理由は、新型コロナウィルスによって工場の生産体制を縮小せざるを得ないというのがあるようです。もちろん据え置き電話の需要が縮小しているため、減らされた工員が他の製品の作業に回されて電話機の製造は行われていないのでしょう｣なるほど。でも、いくら需要が減っているとはいえ、ないのは困るものでもあります。が、製造販売してもおそらく儲からないのか、両方の店舗も特殊用途を除けばパナソニックとシャープの製品くらいしか展示品が置いてありません。ほとんどのメーカーが撤退してしまったようです。直接関係はありませんが、ふと、昔ウィルコムが出して当時はなぜか揶揄の対象だった｢イエデンワ｣を思い出しました。携帯電話会社も、そろそろ据え置き電話の電話番号をMNPできる仕組みと｢イエデンワ｣型電話機の検討をしてほしいものです。