前回、Intel新CPUのテストを「ほとんど終わっている」と書きましたが、実は全然終わってません・・・、思っていた以上に性能のブレ幅が大きく、ちょっとした外気温度やCPU負担後のアイドリング状態だけで結果が大きく異なるケースがいくつか見られたため、データ撮り直し状態です。なんとか今日中にデータだけでも完成させたい・・・と頑張ってます。
と、わき目も降らずにバタバタやっていた間に、AMDがコアをZen3に変更した新APUを正式に情報公開していました。情報としてはもう古いですが、記録として。
AMD、Zen3ベースのAPU「Ryzen 5000G」シリーズの情報を公開
注目点は、まず3次キャッシュが前世代が単体CPU比で1/4の8MBだったのが、1/2の16MBまで引き上げられたこと。Zen3は8コア1ユニット単位で構成され、3次キャッシュを全コアで共用できることでマルチ性能を引き上げたのがウリの一つですので、増量は当然かつありがたいです。できれば同容量の32MBならもっとよかったのですが、それは差別化のために仕方のないところでしょうか。二つ目は、最上位のRyzen 7 5700GでもTDPが65Wなところ。単体CPUのRyzenではTDP65Wは6コアのRyzen5 5600xしかなく、9はもちろん7でも冷却にはちょっと気を配る必要がありましたが、65Wならそこまで高性能な冷却でなくても十分なので、扱いやすいです。それでいてクロックはRyzen7 5800x比でブースト時の最大が100MHz低いだけ。挙動はいろいろ違うかも知れませんが、低発熱でも十分な性能が期待できます。3つ目は、今回もOEM向けである点・・・。つまり販売があってもバルク扱いになるということ。これは相変わらず残念な点で、おそらく地方の店には回ってこないでしょう。ただ、販路が絞られている分単体CPUより買いやすいかも知れません。
APU5000番台にはZen2モデルが混じるという話もありましたが、今回のデスクトップ向けを見る限り、どうやらモバイルだけにとどまりそうです。おそらく全モデルでZen3+Vegaという構成になるでしょう。CPU性能はもちろんFluid motion Videoに心配することなく買うことができそうです。わたしとしてはZen3の大本命で、どうしてもいち早く欲しいAPUです。正直Ryzenの品不足から単体CPUの代用品として買われてしまい、通販には回ってこないのでは・・・という心配もしていたのですが、なんとかRyzen7だけは品不足から脱却しつつあるので、そこまで壮絶なことにはならずに済みそう。ただ、半導体自体が今年後半には品不足になる、という予想もありますのでそれに巻き込まれなければいいのですが。発売日は不明。日本での需要は高いと思いますので、ぜひ一般向けに十分な供給を期待したいです。
と、わき目も降らずにバタバタやっていた間に、AMDがコアをZen3に変更した新APUを正式に情報公開していました。情報としてはもう古いですが、記録として。
AMD、Zen3ベースのAPU「Ryzen 5000G」シリーズの情報を公開
注目点は、まず3次キャッシュが前世代が単体CPU比で1/4の8MBだったのが、1/2の16MBまで引き上げられたこと。Zen3は8コア1ユニット単位で構成され、3次キャッシュを全コアで共用できることでマルチ性能を引き上げたのがウリの一つですので、増量は当然かつありがたいです。できれば同容量の32MBならもっとよかったのですが、それは差別化のために仕方のないところでしょうか。二つ目は、最上位のRyzen 7 5700GでもTDPが65Wなところ。単体CPUのRyzenではTDP65Wは6コアのRyzen5 5600xしかなく、9はもちろん7でも冷却にはちょっと気を配る必要がありましたが、65Wならそこまで高性能な冷却でなくても十分なので、扱いやすいです。それでいてクロックはRyzen7 5800x比でブースト時の最大が100MHz低いだけ。挙動はいろいろ違うかも知れませんが、低発熱でも十分な性能が期待できます。3つ目は、今回もOEM向けである点・・・。つまり販売があってもバルク扱いになるということ。これは相変わらず残念な点で、おそらく地方の店には回ってこないでしょう。ただ、販路が絞られている分単体CPUより買いやすいかも知れません。
APU5000番台にはZen2モデルが混じるという話もありましたが、今回のデスクトップ向けを見る限り、どうやらモバイルだけにとどまりそうです。おそらく全モデルでZen3+Vegaという構成になるでしょう。CPU性能はもちろんFluid motion Videoに心配することなく買うことができそうです。わたしとしてはZen3の大本命で、どうしてもいち早く欲しいAPUです。正直Ryzenの品不足から単体CPUの代用品として買われてしまい、通販には回ってこないのでは・・・という心配もしていたのですが、なんとかRyzen7だけは品不足から脱却しつつあるので、そこまで壮絶なことにはならずに済みそう。ただ、半導体自体が今年後半には品不足になる、という予想もありますのでそれに巻き込まれなければいいのですが。発売日は不明。日本での需要は高いと思いますので、ぜひ一般向けに十分な供給を期待したいです。