しばらく前からヘルニアからの坐骨神経痛で痛い足、現状は「三歩進んで二歩下がる」を繰り返しています。一番痛くなるのは横になっているときのため、悩みだった寝ていると足がどんどん痛くなって目が覚める、ことが三日連続で発生しなくなり、一番痛い瞬間である起き掛けの一歩目も大したことなく、こりゃ治癒一直線か? と思いきや翌晩は痛くて眠れず、薬を飲んで痛みを抑えてもなんとなく足がだるくて気になって結局ほとんど寝れなかった、なんて日が戻ってくる、それの繰り返しです。それでも、一時の痛くて歩けず這って移動・どうしても出かけなきゃならないときは杖をついて通常の半分の速度でやっと、なんてことはなくなりましたし、痛みの総量は確実に減っていますので改善には向かっているのかと思います。
そんな体調でもなんとかなるほど、残念ながら仕事は暇になっています。なぜか全国一斉になってしまった非常事態宣言、当地域も当然それにもれず、知事から各種業務への自粛要請が出ています。麻雀仲間の調理師さんなど勤務先が居酒屋で時間制限の自粛対象にかかってしまい、それでは商売にならないので店は5月6日まで休業だそうで毎日暇を持て余して「麻雀やろう~」としょっちゅう連絡をよこしますが、さすがにダメでしょ、今は。一方わたしの仕事である中古品取り扱い業務も自粛対象になるのかと少々ビクビクしていたのですが、中身は東京の措置の右へ倣い、でほとんど同じ、当業種も自粛の対象外になりました。と、言っても当店だけのために外出する人などあまりいませんからお客さんの数は減っちゃいましたけどね。それで収入は減ったんですが、支出は先月ほどではないですが昨年同月比では増えてます。やはり金に困っている人が多く、「取引先がどこも自粛休業で仕事がなくなり、だけど先のことを考えると従業員の解雇もできないから給料も支払わなくちゃならない。結局自分の給料なしにするしかなかった」って会社経営の人にグチられると、こちらも少々の赤字覚悟で評価額を高くしてしまうのですが、あちらから見ればそれでも安いらしく大抵ガッカリされます。ただ、例えば高級な腕時計でもサイズ調整のためにベルトのコマが抜いてあって腕の太い人では使えない長さになっているものだと、どうしてもその分は安くなってしまうのですよ。コマだけ中古で買う、ってのは難しいですからメーカー取り寄せ準拠の価格になってしまいますし。コマを後で持ってくればその分足す、とは約束するんですが、たいてい「後で必ずコマを持ってくるから全額にしてくれ」って言われるんですよ。ただ、過去の経験から、追加を得るためにコマを持ってくる人はいても、全額にして後でコマだけ持ってくる、って人は絶対いないです、まぁ当然ですが。
減ったとは言え、それでもお客さんはある程度は来ます。このご時世、少しでもお客さんが来てくれるだけでもありがたい話ではありますし、店としては多少余裕もありますが、それでもやはりこの先は不安です。当店が少々無理をしてでも高く持ち込み品をとれるのは、売り先があるからです。一応数年先は見越して経営はしているんですが、経済が壊れてその売り先がなくなってしまうことまではさすがに想定していません。特に金(GOLD)です。2月ごろ、ウィルスが騒ぎになった当初は株価も下落・金も下落という前代未聞の現象が起こり、世界がパニックに陥っていることを感じさせましたが、現在は株価の下落に伴って金は上がるという通常の金融危機的な状況に落ち着きました。その分金は上昇し、アメリカのウィルス対策が矢継ぎ早に投入されるのしたがって今度は株が上がって金は下がったのですが、それでも過去最高金額クラスを維持し続けています。ゆえに当店の取り値もそれに準じて高くしており、それがこの2か月ほど支出が多くなっている一因でもあります。ただ、売り先の動きもさすがに止まってしまっているんですよねぇ。物品のセリ市なんて成立できないほど物が動かなくなり、そっちでも少し困っているというのに、金まで動かなくなったら最悪千万円単位の在庫を抱えて倒産です。実際、一時小さいところがいくつも訪ねてきた時に売り先を増やしたんですが、今年に入ってそれらは一軒も連絡がつかなくなってしまっています。以前から来ていた大きいところはまだ大丈夫なんですが、消費税問題が尾を引いて大きなインゴッドあたりは売れない状況ですし、決して終末の兆しがないわけではないんです。
と、一応商売としてはともかく経営としては先行きに不安を感じている中、減ったお客さんを補うかの如くここ数日増えているのが広告の営業! 電話ばかりではありますが無茶苦茶しつこくて話も長い。多分多くの企業が休みやテレワークで連絡がつかない状況の中、かたっぱしから電話をして経営者(わたしだ)を捕まえたら食いついて離すな、を上司から申し付けられているんでしょう。きっぱり言いますが、こちらが収入が即増える話ならともかく当面全く効果が期待できない広告に費やす資金を増やす気は全くありません。まして今の状況で「絶対損はさせませんからそちらに伺って話を!」を強く言ってくるような広告代理店なんてカケラも信用できません。万が一を恐れるなら「来るな」と言いたいわけです。ですが、遠回しどころか「来なくていいよ」とまで言ってもあきらめないので最後はこちらも怒って「もう来るな!」と怒鳴って電話を切る、が最近のパターンです。受話器を長時間持ち続け過ぎて肘の内側が両腕とも痛くなってしまいます。
わたしは自分のことや家族、店のことまでしか頭が回らないのでその範囲だけの経営しかできません。日本全体を含めた経済や国民の生存のことはお上にやってもらうしかないのですが、あまりにも後手かつ行き当たりばったりで不安になるような政策ばかり。「この店が潰れる時は日本が潰れる時だ」昔から来ている常連さんにかつて言われた一言ですが、どうにも冗談でなくなってきたように思うのです。
そんな体調でもなんとかなるほど、残念ながら仕事は暇になっています。なぜか全国一斉になってしまった非常事態宣言、当地域も当然それにもれず、知事から各種業務への自粛要請が出ています。麻雀仲間の調理師さんなど勤務先が居酒屋で時間制限の自粛対象にかかってしまい、それでは商売にならないので店は5月6日まで休業だそうで毎日暇を持て余して「麻雀やろう~」としょっちゅう連絡をよこしますが、さすがにダメでしょ、今は。一方わたしの仕事である中古品取り扱い業務も自粛対象になるのかと少々ビクビクしていたのですが、中身は東京の措置の右へ倣い、でほとんど同じ、当業種も自粛の対象外になりました。と、言っても当店だけのために外出する人などあまりいませんからお客さんの数は減っちゃいましたけどね。それで収入は減ったんですが、支出は先月ほどではないですが昨年同月比では増えてます。やはり金に困っている人が多く、「取引先がどこも自粛休業で仕事がなくなり、だけど先のことを考えると従業員の解雇もできないから給料も支払わなくちゃならない。結局自分の給料なしにするしかなかった」って会社経営の人にグチられると、こちらも少々の赤字覚悟で評価額を高くしてしまうのですが、あちらから見ればそれでも安いらしく大抵ガッカリされます。ただ、例えば高級な腕時計でもサイズ調整のためにベルトのコマが抜いてあって腕の太い人では使えない長さになっているものだと、どうしてもその分は安くなってしまうのですよ。コマだけ中古で買う、ってのは難しいですからメーカー取り寄せ準拠の価格になってしまいますし。コマを後で持ってくればその分足す、とは約束するんですが、たいてい「後で必ずコマを持ってくるから全額にしてくれ」って言われるんですよ。ただ、過去の経験から、追加を得るためにコマを持ってくる人はいても、全額にして後でコマだけ持ってくる、って人は絶対いないです、まぁ当然ですが。
減ったとは言え、それでもお客さんはある程度は来ます。このご時世、少しでもお客さんが来てくれるだけでもありがたい話ではありますし、店としては多少余裕もありますが、それでもやはりこの先は不安です。当店が少々無理をしてでも高く持ち込み品をとれるのは、売り先があるからです。一応数年先は見越して経営はしているんですが、経済が壊れてその売り先がなくなってしまうことまではさすがに想定していません。特に金(GOLD)です。2月ごろ、ウィルスが騒ぎになった当初は株価も下落・金も下落という前代未聞の現象が起こり、世界がパニックに陥っていることを感じさせましたが、現在は株価の下落に伴って金は上がるという通常の金融危機的な状況に落ち着きました。その分金は上昇し、アメリカのウィルス対策が矢継ぎ早に投入されるのしたがって今度は株が上がって金は下がったのですが、それでも過去最高金額クラスを維持し続けています。ゆえに当店の取り値もそれに準じて高くしており、それがこの2か月ほど支出が多くなっている一因でもあります。ただ、売り先の動きもさすがに止まってしまっているんですよねぇ。物品のセリ市なんて成立できないほど物が動かなくなり、そっちでも少し困っているというのに、金まで動かなくなったら最悪千万円単位の在庫を抱えて倒産です。実際、一時小さいところがいくつも訪ねてきた時に売り先を増やしたんですが、今年に入ってそれらは一軒も連絡がつかなくなってしまっています。以前から来ていた大きいところはまだ大丈夫なんですが、消費税問題が尾を引いて大きなインゴッドあたりは売れない状況ですし、決して終末の兆しがないわけではないんです。
と、一応商売としてはともかく経営としては先行きに不安を感じている中、減ったお客さんを補うかの如くここ数日増えているのが広告の営業! 電話ばかりではありますが無茶苦茶しつこくて話も長い。多分多くの企業が休みやテレワークで連絡がつかない状況の中、かたっぱしから電話をして経営者(わたしだ)を捕まえたら食いついて離すな、を上司から申し付けられているんでしょう。きっぱり言いますが、こちらが収入が即増える話ならともかく当面全く効果が期待できない広告に費やす資金を増やす気は全くありません。まして今の状況で「絶対損はさせませんからそちらに伺って話を!」を強く言ってくるような広告代理店なんてカケラも信用できません。万が一を恐れるなら「来るな」と言いたいわけです。ですが、遠回しどころか「来なくていいよ」とまで言ってもあきらめないので最後はこちらも怒って「もう来るな!」と怒鳴って電話を切る、が最近のパターンです。受話器を長時間持ち続け過ぎて肘の内側が両腕とも痛くなってしまいます。
わたしは自分のことや家族、店のことまでしか頭が回らないのでその範囲だけの経営しかできません。日本全体を含めた経済や国民の生存のことはお上にやってもらうしかないのですが、あまりにも後手かつ行き当たりばったりで不安になるような政策ばかり。「この店が潰れる時は日本が潰れる時だ」昔から来ている常連さんにかつて言われた一言ですが、どうにも冗談でなくなってきたように思うのです。