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Zen2搭載、第3世代Ryzenいよいよ発売

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本日7月7日、七夕の夜7時にいよいよ我々一般ユーザーが新Ryzenと出会うことができるようになりました。もちろん今晩一回限りってことはないですけどね。まぁラッキーセブンに引っ掛けたところでしょう、フィーバー。東京近郊の方などとりあえず買いに行く人、イベントだけ眺めに行こうかと考えている人も多いのではないでしょうか、うらやましい話です。わたしはせいぜい明日、各サイトを眺めるくらいでしょう。

さて、Ryzen3の価格ですが、思ったほど高くはなっていない・・・というところでしょうか。

AMD、第3世代Ryzenの国内価格を発表

12コアのRyzen9 3900xが59800円(税別)です。ちなみにアメリカでの販売は499ドル。単純計算で54000くらいなのでそれよりは高いですが、まぁ輸入代理店の利益もあるのである程度は仕方のないところ。むしろ今までAMDといえば差額が大きく、以前スレッドリッの時はAMD側は「同性能のIntel製品と比べて価格は安い」としていたのに、ふたを開けてみれば日本限定で同性能のIntelと同価格帯だった、なんてこともありました。あの時はAMDがいろいろ対処して値段は下げられ、先行で購入した人は差額分のクオカードが贈られるなどドタバタもありました。まぁその時と比べれば頑張っている方でしょう。ちなみにIntelのCPUで近い価格帯といいますと、Core i9 9900Kがちょっとだけ安い程度の価格で売られています。9900Kが3.6~5GHzの8コア16スレッド、3900xが3.5~4.7GHzの12コア24スレッドです。Zen2の強化ポイントである分岐予測機能とAVXの強化が予想通りIntelと同程度まで引き上げられれば、コアとスレッド数で性能は圧倒的に上、となりそうですがこればかりは比べてみないとなんとも。まぁ3900xはともかく9900Kを買うつもりはないんですが。

今回の注目は12コアの3900x以外には8コア16スレッドでTDP65WのRyzen7 3700xと、コストパフォーマンスのよさそうなRyzen5 3600(予価23980円)ってことになりそうですね。というか、それらとクロックしか変わらないのにTDPと値段がグンと高いRyzen7 3800xとRyzen5 3600xは当て馬以外に見えません。TDPはまだしも値段はねぇ。ただ注目の3つは売れ筋になって入手困難になってもおかしくないですから、早く確実に手に入れるならこの2機種を選ぶ、ということになるかもしれません。
一応APUのRyzen5 3400GとRyzen 3 3200Gも出ますが、これは名前が紛らわしいのですが中身が第2世代のZen+で新世代ではなく、今までの2000番台と比べてもそれほど大きな性能差はないと思われます。いち早く飛びつく製品ではないので注意。ただ、特に3200Gはかなり安いので旧APUからの乗り換えや新規に組むには最適。

さて、わたしとしては今までのRyzenとの比較もしたいのであれはそのまま使い、新Ryzenに関してはBTOか何かで一台完成PCで購入、の予定なのですが・・・。実はちょっと精神的に参っていて物欲が減衰してます。その原因は例の相続税の追加分。予想をはるかに超えて高かったのです。これは新たに追加された相続税対象分が課税されるのではなく、もともとの相続税対象財産全体にプラスする形で税率が決まり、その差額で払う必要があるからです。相続税は累進課税のため、元の金額が大きくなれば大きくなるほど税率は高くなります。結果、追加分だけを見ていたわたしとしては身震いするほど高い追加税を払うことに。ひょっとしたら追加分で税率が繰り上がったのではないかと思うほどに。これなら生前贈与の対象扱いにして全部贈与税にしてしまった方が安かったかも・・・。と思っても後の祭り。正直ゲッソリしてます。この課税からくらべればPC一台なんて安いものではありますが、気分的にお金を出したくない金鬱状態なんですよ。実用で言えば他にいい加減熱くなりすぎて限界が来たノートパソコンなんかも買いたいんですが、これ以上まとまったお金出したくない、の気持ちの方が強くて・・・。はう、キツイです。

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