休日に時間があれば、とりあえず電気量販店に行くのが習慣になってます。この間、またしてもその習性のままに量販店のテレビ売り場をブラリと尋ねたところ、すでに発売中のLG電子・東芝・ソニーに新発売のパナソニックを加えた4社の55型有機ELテレビが並んでいました。しかも、ありがちなデモ動画を流しているのではなく、その時放送中だったBSプレミアムの映像がそのまま流されているではありませんか。しかも映像を見るとかなりブロックノイズなどデジタルノイズの出やすい映像。これは実際の利用に準じた画質の比較がこの目でできる絶好の機会とばかりに4機種を見比べてみました。
どうしようもないのがソニー、ブロックノイズが一番浮きまくっていて画面がブレブレです。LGもかなりひどい。デジタルノイズはそこそこに収まっていましたが、映像がベターっと塗ったようにハデになっており、作りすぎの印象です。残りの2社はまぁまぁで、地上波など従来映像の画質を売りにしている東芝はデジタルノイズが比較的少なく、落ち着いている代わりに主張が少なめです。パナソニックは東芝よりブロックノイズは多めですがあまり作った映像という印象は薄く、全部ほどほどに抑えている印象です。もちろんテレビのモードで大きく異なるでしょうが、デモムービーだと立体的に見えるほど強いソニーの画作りは、従来放送映像には全く向いてないという印象です。総じて言えるのは、有機ELは色のメリハリなどは優れていて液晶画質を好まない人には希望の星といっていいパネルですが、画質の悪い部分を適度にぼかしてうまく見せるブラウン管やプラズマと違ってむしろ強調して見える傾向が強く、どちらかと言えば液晶に近い画質になっています。これはもう液晶が画質の基準だ、というメーカーの主張もあるでしょうし、すでに液晶前提の画作りのノウハウしかないという理由もあるのでしょう。UltraHDBDをバシバシ買う映像マニア以外の、放送映像がライブラリの中心だという人にはまだ早いテレビなんでしょうね。
そのUltraHDBDの再生に使えるかどうかはわかりませんが、個人的に期待しているのが前から言っているAMDの新APU。残念ながら従来型の最終型コアを採用したBristol Ridgeは、どうやらこのまま単品販売はされない模様です。まぁ今更出たところで困るほど時間はたっていますし、もうしょうがないでしょう。ここまで来たのならCPU部分はRyzen、GPUにVegaという、どちらも新世代に切り替わるRaven Ridgeが早く出てくれることを期待するしかないですが、どうやら年内には出そうな雰囲気です。
Ryzen 3は7月、Threadripperは8月出荷 AMD CPUロードマップ
リンクには第三ページを貼ってありますが、そこには「第4四半期頃に予定されている」とあります。第4四半期というと年末に近い時期ですが、月に直せば10~12月。早いと三か月少々で姿を見せるということです。しかも、当初はモバイルが優先でデスクトップ向けは後回しと聞いていましたが、ほぼ同時になりそうともあります。モバイル版は出たところで我々が買えるとは限らない~なぜかPCメーカーは日本ではAMD採用ノートPCラインナップに加えないところが多い~ので、デスクトップ向けが出てくれないと使えませんし、うれしいところ。グラボをさす必要がなくなりますので消費電力も少なくなりますし、小型ケースでも必要な機能を全部備えたPCができるのは魅力ですね。具体的な機能は不明ですが
・Ryzen3GとRyzen5Gが登場しそう
・コアは4コアのみ
になりそうです。3と5の違いは、SMTの有無がメインとなりそう。ひょっとしたら3次キャッシュの容量にも差がつくかも知れませんが、それほど大きな違いはないでしょう。動画のエンコードをある程度考えるのなら4コア8スレッドになると思われるRyzen5G、必要と思わないなら4コア4スレッドのRyzen3Gがマッチするでしょうか。と、言っても3Gでも現行のKaveri/Godavariより動画エンコードは高速でしょうから実用になると思いますが。ただ、この時期の登場だとちょっと期待しているintelのHBM2技術を使ったAPUはないでしょうね。そこは残念ですが、とりあえずAPUを愛用している人は、いよいよ交換の秒読みに入ったといえるのではないでしょうか。
どうしようもないのがソニー、ブロックノイズが一番浮きまくっていて画面がブレブレです。LGもかなりひどい。デジタルノイズはそこそこに収まっていましたが、映像がベターっと塗ったようにハデになっており、作りすぎの印象です。残りの2社はまぁまぁで、地上波など従来映像の画質を売りにしている東芝はデジタルノイズが比較的少なく、落ち着いている代わりに主張が少なめです。パナソニックは東芝よりブロックノイズは多めですがあまり作った映像という印象は薄く、全部ほどほどに抑えている印象です。もちろんテレビのモードで大きく異なるでしょうが、デモムービーだと立体的に見えるほど強いソニーの画作りは、従来放送映像には全く向いてないという印象です。総じて言えるのは、有機ELは色のメリハリなどは優れていて液晶画質を好まない人には希望の星といっていいパネルですが、画質の悪い部分を適度にぼかしてうまく見せるブラウン管やプラズマと違ってむしろ強調して見える傾向が強く、どちらかと言えば液晶に近い画質になっています。これはもう液晶が画質の基準だ、というメーカーの主張もあるでしょうし、すでに液晶前提の画作りのノウハウしかないという理由もあるのでしょう。UltraHDBDをバシバシ買う映像マニア以外の、放送映像がライブラリの中心だという人にはまだ早いテレビなんでしょうね。
そのUltraHDBDの再生に使えるかどうかはわかりませんが、個人的に期待しているのが前から言っているAMDの新APU。残念ながら従来型の最終型コアを採用したBristol Ridgeは、どうやらこのまま単品販売はされない模様です。まぁ今更出たところで困るほど時間はたっていますし、もうしょうがないでしょう。ここまで来たのならCPU部分はRyzen、GPUにVegaという、どちらも新世代に切り替わるRaven Ridgeが早く出てくれることを期待するしかないですが、どうやら年内には出そうな雰囲気です。
Ryzen 3は7月、Threadripperは8月出荷 AMD CPUロードマップ
リンクには第三ページを貼ってありますが、そこには「第4四半期頃に予定されている」とあります。第4四半期というと年末に近い時期ですが、月に直せば10~12月。早いと三か月少々で姿を見せるということです。しかも、当初はモバイルが優先でデスクトップ向けは後回しと聞いていましたが、ほぼ同時になりそうともあります。モバイル版は出たところで我々が買えるとは限らない~なぜかPCメーカーは日本ではAMD採用ノートPCラインナップに加えないところが多い~ので、デスクトップ向けが出てくれないと使えませんし、うれしいところ。グラボをさす必要がなくなりますので消費電力も少なくなりますし、小型ケースでも必要な機能を全部備えたPCができるのは魅力ですね。具体的な機能は不明ですが
・Ryzen3GとRyzen5Gが登場しそう
・コアは4コアのみ
になりそうです。3と5の違いは、SMTの有無がメインとなりそう。ひょっとしたら3次キャッシュの容量にも差がつくかも知れませんが、それほど大きな違いはないでしょう。動画のエンコードをある程度考えるのなら4コア8スレッドになると思われるRyzen5G、必要と思わないなら4コア4スレッドのRyzen3Gがマッチするでしょうか。と、言っても3Gでも現行のKaveri/Godavariより動画エンコードは高速でしょうから実用になると思いますが。ただ、この時期の登場だとちょっと期待しているintelのHBM2技術を使ったAPUはないでしょうね。そこは残念ですが、とりあえずAPUを愛用している人は、いよいよ交換の秒読みに入ったといえるのではないでしょうか。