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Channel: 録画人間の末路 -
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久々にRADEON搭載グラボを買ってみた

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PCは新しいパーツを買うのもそれを使うのも楽しいんですが、それを組み込むのに最近面倒を感じてしまっております。何が面倒かってケースぎりぎりのサイズのマザーの出し入れですよ。あれってなんであんなに難しいんでしょ。PC組み立てで最難関はちゃんと指定の場所に全部組み込んだはずなのに電源を入れてもディスプレイに画面が出てこない条件を特定することですが、その次くらいに難易度が高いのがマザーをケースに収めることだと思ってます。以前はそれに匹敵するくらいフロントUSBコネクタとか電源ランプコネクタを差し込むのも難しかったんですが、電源ユニット装着場所がケース下部が当たり前になったおかげでだいぶ楽になりました。電源ユニットを外しておけばコネクタ装着の周りの空間を広く取れて手が入りやすいですから。まぁ追及すればわたしが不器用なせいなんですが。そのせいで最近はATXケース+M-ATXマザーの組み合わせばかり使ってきたので久々にATXマザーの出し入れ、大変でした。
愛用のFX8350システムのメモリ回りがおかしくなっちゃったんですよ。しょうがないのでCPUを8370に買いなおし、メモリを1866から1600のものと交換してなんとか安定起動させることに成功しました。CPUのクロックは上がりましたがメモリがちょっと遅くなったので総パフォーマンス相殺? くらいかも。さらにOSをWindows8.1にしたんですがこれまた一苦労。まさか引き続き利用のマザー、ASROCKの990FX EXTREME4のBIOSを最新の2.70にするとWindows8.1が起動しなくなるとはさすがに思わず、何度頭をかかえたことか・・・。新しいCPUだから新しいBIOSじゃないとCPU情報を理解できないだろ、と考えたのが間違いだったんです。8370登場以前の2.50に戻してことなきを得たのですが・・・。このマザー、FX8120の時から使ってますので細かいところが古いんですよね。そろそろ買い換えようかと思いつつもまぁ今回も動いたからいいかと。

で、そこまでしてWindows8.1にした理由が、なんと言ってもFluid MotionをこのPCにも入れたかったからです。最近はRADEONはAPUがあるので単体グラボが必要なFXではバランスをとってGeForceを使っていたのですが、Fluid Motionくらいの動画再生支援機能があるのなら話は別、こっちもRADEONに買い換えてしまいましょうと思い立ったのが割と最近。なにせちょっと前まではFluid Motionが使える単体RADEONは比較的高性能なモデルに限られていましたから手を出す気がなかったんですよ。わたしみたいに不器用でマザーの出し入れに四苦八苦するような人間は、高性能で大型なグラボだと必然的に大きいし、ケーブル回しも大変だし、なによりケース内がせまくなって結果HDDがたくさん積めなくなってしまいます。だからこそAPUのようなCPU内蔵GPUはわたしにとって便利なわけですよ。グラボを挿す場合と比べるとケーブルの取り扱いが楽になってこんないいものはないです。バリバリ3Dゲームをやる趣味はないですから高性能は必要ないですしね。だからここ最近Intel機ももちろんグラボは一切使わず、内蔵GPUのみで利用しています。本音ではもうちょっと動画再生支援機能欲しいな、と思いますけど、それでもグラボは追加しません。一方、AMDのFXだと一応GPU内蔵マザーは存在しますがあまりに機能が古く、さすがに買う気が起こりません。CPUにはGPUが搭載されていないため、グラボを挿すしか利用する方法がないわけです。正直そろそろFXもやめようかとさえ思っているのですが、テスト環境としてまだまだ必要ですし・・・。せめてグラボは電源ケーブル不要の小さいのがいい、そのためなら性能も少しは妥協しようと思ってきたのですが・・・。ご存じの通りDxvaCheckerを使えば公式には非対応のGPUを搭載したグラボでも多くの機種でFluid Motionが使えるようになったおかげで矛盾がある程度解決されるようになりました。比較的小さくて取扱い安く、かつFluid Motionが多分使える、としてわたしがターゲットとしたのが、RD-R7 250XEです! と、ビックリマークを付けるほどのものでもないんですが・・・。「日本限定」のうえ、1スロで小さいのが魅力です。

さて、装着してドライバはCatalyst OMEGAにし、PowerDVD14の体験版を入れています・・・。案の定Fluid Motionの項目は出ますがチェックを入れることはできません。Kaveriノートと一緒です。この辺は正規対応でない限界でしょう。今度はいつも通りDXVA Checkerで"CmMode_FrameRateConv"にチェックを入れ、値を"1"にすると・・・。ほら、予想通り、PowerDVD14でチェックが入れられるようになりました。もちろん動作も有効です。
ここまでは予想通りでつまらないのでBluesky Frame Rate ConverterでMPC-HC上でFluid Motionを試します。どこまで有効になるか・・・。
いろいろいじってみたところ、なんとモード2を使うことに成功しました。ただ、一度DXVA CheckerかBlueskyFRCUtilでモード1にして最小限度のFluid Motionを有効にしたあと、CCCを呼び出して「流体モーション」をHighにあげ、あらためてBlueskyFRCUtilでモード2に設定しなおす必要があります。少し面倒ですがFM2+のKaveriではどうやってもできなかったモード2が安いグラボで使えるようになったのは大変うれしいです。動画再生機能を最優先であとは不要なグラボが欲しいという場合は250XE搭載ボードはお勧めです。

玄人志向 ビデオカード Radeon R7 250X搭載 RD-R7-250XE-LE1GB/D5/1ST玄人志向玄人志向


別の話。先月モバイルルーターをY!MOBILEに変えて初めてまる一か月を過ごしました。ルーター305ZTには1日~31日の間のデータ量を表示する機能があるのですが、最終的に表示されたデータ容量は6.46GB。キッチリ一か月の制限である7GBに収まりました。ただ、これをもって「多くの人は一か月7GBもあれば十分」などという気はありません。ちなみにスマホの代わりに使っている6インチタブのデータ使用量は直近約一か月で3GB弱。ただし最低1GBは有線回線のWiFiから受信しているので多めにみて利用は2GB。残り約4.5GBは家のWiFi回線が使えない場所で利用したノートPCでの利用でした。実質的利用日数は10日足らず。それも普通にブラウザ利用とOSやセキュリティソフトのアップデートくらいしかしないでこの容量なんです。動画の配信を受けたりゲームのような大き目ソフトをダウンロード購入するなど普段の使い方を一か月間まるまるしていたら、この数倍には軽くなったでしょう。PCを使わないのならルーターではなくスマホで十分ですし・・・。やはり一か月7GB制限はルーターやPCを役立たずにしてしまう制限としか思えないです。こう書くとすぐ「P2Pで使われて云々」言われるんですが、いまどきP2Pを面の割れやすいモバイルルーターでやる人もいないですし、スマホ兼用でない回線なら容量を圧迫することもないはずなんですが。


また別の話

横行するテレビ番組の違法動画 無料の正規配信を拡大…いたちごっこ打破へ
テレビ番組を動画配信サイトにアップするのが絶えないのは需要があるから。だからキー局が管理できる正規配信を行って海賊版を減らす・・・って意気込みは分かるんですが、需要の高い分野に関していえば二つの意味で無駄な行為です。

テレビ番組配信需要その一、トラブル動画
問題になるほど悪質な放送事故、あるいは明らかなヤラセの検証・・・。そういったものが話題になれば当然見たくなる、みたくなるから誰かがアップする。こういうものを見た経験はPCで動画を見る人ならだれでもあるでしょう。当然キー局の正規動画はこういう動画は絶対にアップしません。上がるのは局が厳選した清く正しい番組の一部だけです。こういう需要には答えられません。

需要その二、委員会方式の番組
特定はしませんが、放送局が出資して作った番組ではなく、製作会社がいくつか合同で作って放送している番組。一部分ではなく番組全体を見たいという需要の多くはこの方式で作られた番組ではないでしょうか。これらにとってキー局など放送枠を買って利用しているだけの電波でしかないため、キー局だからと言って配信できません。上記のリンクのツイートに「大都市圏ばかり放送されて地方で放送されないから配信サイトでみたがる」という苦情がいくつも書かれていますが、委員会方式番組の場合大都市圏でしか放送せず、地方の人間には金を払わないと見せないと決めたのは放送局ではなく製作委員会の方ですから、文句を言う先が違うんですよ。もっともだからこそキー局の都合を無視してBSの枠を買ってそこで放送することもできるわけですが。

おそらくキー局の人は「海賊版が横行するほど自分らの番組は需要がある」ことを前提にして話を進めているのだと思うのですが、上記の二つの需要にこたえられないとなると果たして利用者がいるかどうか・・・。「もっとTV」が全く客を集められずに終了した件も考慮にいれ、もう一度テレビの需要というものを考え直すべきかと思うのです。

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