この分野だけは再び出会いたくなかった・・・。
弟BちゃんからPHSに電話がありまして。
B「DVDが読めなくなったんだが」
k「買いなおせ」
B「それじゃ困る。中のデータを読みださないと」
k「なんだ、ビデオソフトじゃなくて焼いたやつか。メディアが経年劣化して読めなくなっただけだろう」
B「エラーが出るわけでもなく、DVDに書かれているはずのデータが見られなくなったのだが、それも経年劣化なのか?」
k「エラーをはかないのか。それはお前のパソコンのDVDドライブの読出し能力が低いだけだろう。買いなおせ」
B「俺のじゃない。お客さんのだ」
k「じゃぁわたしはヘタに口出せないじゃないか。仕事だろう」
B「データは仕事のじゃなくて、お客さんの私物のデータだ」
k「私物のデータなんで別にお前がどうにかする必要ないだろう」
B「お客さんが困っているときにパパッと解決すれば、あとの商談の時に心象がいいじゃないか」
k「じゃぁ頑張れ」
B「やったが読めない。なんとかしてくれ」
k「え〜〜〜〜〜〜〜。面倒くさい」
B「得意だろう」
k「得意じゃねぇよ。他人のディスクメディアとはできれば関わりたくないのよ」
B「まぁまぁそこをなんとか。つーかこういうこと以外にお前の利用価値なんてないじゃないか」
すっごく失礼な言葉とともに手元にもたらされましたメディア、DVD-R。「中身は写真の画像データばかりだからUSBメモリにでもコピーしてくれ」だそうで。
弟の頼みだし、しょうがないので手持ちのWindows8.1機のドライブにDVD-Rを挿入。しばらくするとものすごい回転音と、壊れそうなほど同じ回路に負担がかかってそうなガチャガチャ音が部屋に響き渡る。イヤだ、こんな音させるメディア読ませたくねぇ〜。と引き受けさせられたことを後悔しつつもしばし待つ・・・。うん、メディア自体は2GBほど何か書かれている表示があるのに中身は何もなし。読めません。OSを8.1だけでなくVistaや7のもので試しても結果は同じ。どうやら本当にただ読めなくなっているようです。こういう場合、ISOBusterを使えば、データが完全に読めなくなっているかの確認だけでもできるらしいとのことです、ISOBuserはシェアウェアなので読出しをするにはお金を払わなければできませんが、データが残っていることの確認だけなら無料でできます。ってなわけでインストールして実行してみると、写真が入っているだろうフォルダが存在することが確認できました。おお、データそのものは残っている。しかし、気になるのはそのDVD-Rの構造。なぜかTrackが9つもあるのです。
パケットライトで書きやがったな orz
多分Windows標準の、エクスプローラーにドラッグ&ドロップする形式でどんどん追加書き込みしたのでしょう。その結果、Windows+DVD-Rの限界回数を超えて読み込めなくなったものと思われます。こういうのをDVD-Rみたいな追記を前提としていないメディアでやらないでほしいわ。USBメモリが保存に向かないというのなら、せめてDVD-RAMか追記に強いDVD+RWを使ってくれればいいものを。と、今言っても仕方ありません。それにしても、パケットなんて最近では携帯電話のときすら使わなくなった用語を再認識することになるとは思いませんでした。だから古い規格を使うのはやめてほしいんだってば。
ならば話は簡単、9層トラックからより出してやればいいのです。このままISOBusterで読めば・・・と言いたいところですがお金がかかります。自分のデータならともかく他人のデータ救出のためにお金を出したくありません。だいたい弟Bだってサルベージの義理はあっても義務ではないんですから、そこまでやらなければならないのならやる必要はないでしょう。
と、いうわけで第二の方法、9層構造でも読み込みに問題のないメディアにセクタ単位でコピーしてやればいいのです。DVD-RW、できればDVD+RWがいいのでしょうが、用意するのも面倒なのでISOに書き出してDAEMON Tools Liteで読みだしてやりましょう。ISOへの書き出しはなんでもよかったのですが、検索で上の方に出たISO WORK HSOPを使いました。ただし、読み込みがおかしくなっているDVD-Rが対象ですのでメディアがドライブに入った状態でソフトを起動させると最初のような爆音回転が始まるうえ、いつまでたっても読み込みが始まりません。ソフトの起動を先にしてからメディアをドライブに入れてやればOKです。あとは出来上がったISOをDAEMON Tools Liteでマウントしてやれば・・・ほーら、予想通り全部のデータを読み出すことができました。後はUSBメディアに丸ごとコピーしてやるだけ。一丁上がりです・・・と簡単に書きましたけど、ここに到達するまで1時間ほど悩んだんですが。
やはり今回もつくづく思いました。無知は罪、デジタルではなるべく新しい規格を使いましょうと・・・って、それをWindowsMobile機をまだ使い続ける気のわたしがいっちゃダメですかね。
弟BちゃんからPHSに電話がありまして。
B「DVDが読めなくなったんだが」
k「買いなおせ」
B「それじゃ困る。中のデータを読みださないと」
k「なんだ、ビデオソフトじゃなくて焼いたやつか。メディアが経年劣化して読めなくなっただけだろう」
B「エラーが出るわけでもなく、DVDに書かれているはずのデータが見られなくなったのだが、それも経年劣化なのか?」
k「エラーをはかないのか。それはお前のパソコンのDVDドライブの読出し能力が低いだけだろう。買いなおせ」
B「俺のじゃない。お客さんのだ」
k「じゃぁわたしはヘタに口出せないじゃないか。仕事だろう」
B「データは仕事のじゃなくて、お客さんの私物のデータだ」
k「私物のデータなんで別にお前がどうにかする必要ないだろう」
B「お客さんが困っているときにパパッと解決すれば、あとの商談の時に心象がいいじゃないか」
k「じゃぁ頑張れ」
B「やったが読めない。なんとかしてくれ」
k「え〜〜〜〜〜〜〜。面倒くさい」
B「得意だろう」
k「得意じゃねぇよ。他人のディスクメディアとはできれば関わりたくないのよ」
B「まぁまぁそこをなんとか。つーかこういうこと以外にお前の利用価値なんてないじゃないか」
すっごく失礼な言葉とともに手元にもたらされましたメディア、DVD-R。「中身は写真の画像データばかりだからUSBメモリにでもコピーしてくれ」だそうで。
弟の頼みだし、しょうがないので手持ちのWindows8.1機のドライブにDVD-Rを挿入。しばらくするとものすごい回転音と、壊れそうなほど同じ回路に負担がかかってそうなガチャガチャ音が部屋に響き渡る。イヤだ、こんな音させるメディア読ませたくねぇ〜。と引き受けさせられたことを後悔しつつもしばし待つ・・・。うん、メディア自体は2GBほど何か書かれている表示があるのに中身は何もなし。読めません。OSを8.1だけでなくVistaや7のもので試しても結果は同じ。どうやら本当にただ読めなくなっているようです。こういう場合、ISOBusterを使えば、データが完全に読めなくなっているかの確認だけでもできるらしいとのことです、ISOBuserはシェアウェアなので読出しをするにはお金を払わなければできませんが、データが残っていることの確認だけなら無料でできます。ってなわけでインストールして実行してみると、写真が入っているだろうフォルダが存在することが確認できました。おお、データそのものは残っている。しかし、気になるのはそのDVD-Rの構造。なぜかTrackが9つもあるのです。
パケットライトで書きやがったな orz
多分Windows標準の、エクスプローラーにドラッグ&ドロップする形式でどんどん追加書き込みしたのでしょう。その結果、Windows+DVD-Rの限界回数を超えて読み込めなくなったものと思われます。こういうのをDVD-Rみたいな追記を前提としていないメディアでやらないでほしいわ。USBメモリが保存に向かないというのなら、せめてDVD-RAMか追記に強いDVD+RWを使ってくれればいいものを。と、今言っても仕方ありません。それにしても、パケットなんて最近では携帯電話のときすら使わなくなった用語を再認識することになるとは思いませんでした。だから古い規格を使うのはやめてほしいんだってば。
ならば話は簡単、9層トラックからより出してやればいいのです。このままISOBusterで読めば・・・と言いたいところですがお金がかかります。自分のデータならともかく他人のデータ救出のためにお金を出したくありません。だいたい弟Bだってサルベージの義理はあっても義務ではないんですから、そこまでやらなければならないのならやる必要はないでしょう。
と、いうわけで第二の方法、9層構造でも読み込みに問題のないメディアにセクタ単位でコピーしてやればいいのです。DVD-RW、できればDVD+RWがいいのでしょうが、用意するのも面倒なのでISOに書き出してDAEMON Tools Liteで読みだしてやりましょう。ISOへの書き出しはなんでもよかったのですが、検索で上の方に出たISO WORK HSOPを使いました。ただし、読み込みがおかしくなっているDVD-Rが対象ですのでメディアがドライブに入った状態でソフトを起動させると最初のような爆音回転が始まるうえ、いつまでたっても読み込みが始まりません。ソフトの起動を先にしてからメディアをドライブに入れてやればOKです。あとは出来上がったISOをDAEMON Tools Liteでマウントしてやれば・・・ほーら、予想通り全部のデータを読み出すことができました。後はUSBメディアに丸ごとコピーしてやるだけ。一丁上がりです・・・と簡単に書きましたけど、ここに到達するまで1時間ほど悩んだんですが。
やはり今回もつくづく思いました。無知は罪、デジタルではなるべく新しい規格を使いましょうと・・・って、それをWindowsMobile機をまだ使い続ける気のわたしがいっちゃダメですかね。