また特撮・・・というより怪獣ものの話ではありますが、あちらも意図的に仕掛けてきてるんだから連続で出てくるのは仕方ないところであります。どちらかと言えば最近の怪獣ファンとしての関心はどうしても小出しとはいえ情報が出てくる「GodzillaVS.KONG」の続きの方に行っていてともすれば忘れがちになっていた山崎貴監督による新作超大作怪獣映画のゴジラの情報、予定している公開日2023年11月3日まであと4か月を切っていたこの段階でようやく出てまいりました。
新たなゴジラがついにお披露目! 70周年記念作品「ゴジラ-1.0」タイトル&ビジュアル&特報公開
このタイトルで「ゴジラマイナス1」と読ませるそうです。0はどこで行くんでしょうか。少なくとも現段階までわずかながら出ていた情報および特報では、舞台は明確に”戦後"となるようです。
つまり「ゴジラ」第一作を全く踏襲しない、存在しなかったストーリーになるということですね。まぁ「シン・ゴジラ」もそうだったわけですが、それでも存在否定は明確ではありませんでした。今回は「ないこと」になることが確実になったわけです。とらわれない分良い、ということになるのか、それともまた作家の自分ゴジラに「どこか違う」感が漂う作品になるのか・・・。期待半分不安半分というのが素直な今の感想。ただ、ちょっと期待感が上です。まずデザインがちゃんと「ゴジラ」していること。「ゴジラ2000ミレニアム」以降の炎が上がるような"生えてきた"背びれを思い出す感じで、とにかく「背びれで魅せる」感が伝わってきます。大きすぎて若干アンバランスに見えますがそれは全体を見ることでさらに印象が変わるかも知れません。また、特報を見た限りでは、よく動いています。昔、「ゴジラ」第一作のころの日本怪獣は"よく動く、スムーズに動く"ことを海外で称賛される存在でした。海外の怪獣の代表が「キング・コング」で、ストップモーションアニメを使った動きは当時としてもぎこちなく、カクカクとして見えたのに対し、怪獣スーツらを駆使してカメラの前で直接動かす日本の特撮は違和感なくスムーズな動きに見えたということでした。時代が進んで特撮が使われなくなり、CGばかりになってしまった昨今、米国ゴジラがVSもので非常によく動く(あるいは動きすぎる)映像を作ってきたのに対し、国産は「シン・ゴジラ」もCGアニメのGODZILLA三部作にしても従来型からみて違和感のあるデザインで、かつあまり動かないゴジラばかり続いていきました。動かない時点ではリアルでもいざ動き出すと途端にCG臭くなるデザインを採用し、そういう表現しかできなかったから仕方ないのですが、今回こそちゃんと動く国産ゴジラが出来るか? という点が一番の注目です。個人的にはVSものの方がいいのですが、多分それはやらないだろうし。
と、やっと気分が盛り上がってきた新作ゴジラ。可能ならば公開日に見たいと思います。もちろんレイトショーのような深夜上映が潜り込む限界ですが、それでも少しでも早くみたいな。
新たなゴジラがついにお披露目! 70周年記念作品「ゴジラ-1.0」タイトル&ビジュアル&特報公開
このタイトルで「ゴジラマイナス1」と読ませるそうです。0はどこで行くんでしょうか。少なくとも現段階までわずかながら出ていた情報および特報では、舞台は明確に”戦後"となるようです。
つまり「ゴジラ」第一作を全く踏襲しない、存在しなかったストーリーになるということですね。まぁ「シン・ゴジラ」もそうだったわけですが、それでも存在否定は明確ではありませんでした。今回は「ないこと」になることが確実になったわけです。とらわれない分良い、ということになるのか、それともまた作家の自分ゴジラに「どこか違う」感が漂う作品になるのか・・・。期待半分不安半分というのが素直な今の感想。ただ、ちょっと期待感が上です。まずデザインがちゃんと「ゴジラ」していること。「ゴジラ2000ミレニアム」以降の炎が上がるような"生えてきた"背びれを思い出す感じで、とにかく「背びれで魅せる」感が伝わってきます。大きすぎて若干アンバランスに見えますがそれは全体を見ることでさらに印象が変わるかも知れません。また、特報を見た限りでは、よく動いています。昔、「ゴジラ」第一作のころの日本怪獣は"よく動く、スムーズに動く"ことを海外で称賛される存在でした。海外の怪獣の代表が「キング・コング」で、ストップモーションアニメを使った動きは当時としてもぎこちなく、カクカクとして見えたのに対し、怪獣スーツらを駆使してカメラの前で直接動かす日本の特撮は違和感なくスムーズな動きに見えたということでした。時代が進んで特撮が使われなくなり、CGばかりになってしまった昨今、米国ゴジラがVSもので非常によく動く(あるいは動きすぎる)映像を作ってきたのに対し、国産は「シン・ゴジラ」もCGアニメのGODZILLA三部作にしても従来型からみて違和感のあるデザインで、かつあまり動かないゴジラばかり続いていきました。動かない時点ではリアルでもいざ動き出すと途端にCG臭くなるデザインを採用し、そういう表現しかできなかったから仕方ないのですが、今回こそちゃんと動く国産ゴジラが出来るか? という点が一番の注目です。個人的にはVSものの方がいいのですが、多分それはやらないだろうし。
と、やっと気分が盛り上がってきた新作ゴジラ。可能ならば公開日に見たいと思います。もちろんレイトショーのような深夜上映が潜り込む限界ですが、それでも少しでも早くみたいな。